アニメ『ハイキュー!!』 OP・ED・劇場版テーマ全曲を一挙ご紹介

アニメ『ハイキュー!!』 OP・ED・劇場版テーマ全曲を一挙ご紹介

アニメ『ハイキュー!!』【EDテーマ編】

ED1:「天地ガエシ」NICO Touches the Walls


第1期『ハイキュー!!』の第1クールで使用されたテレビシリーズ初代EDテーマ。
『アルスラーン戦記』や『鋼の錬金術師 FULLMETAL ARCHEMIST』といった数々の人気アニメでタイアップを果たしてきたロックバンド「NICO Touches the Walls」が歌を務めました。

注意

※「NICO Touches the Walls」は、2019年に活動終了を発表。

第1期の内容に沿って「リベンジ」をテーマに制作した曲なのだそう。
中学時代に負けた相手・飛雄へのリベンジを誓って烏野高校のバレーボール部に入部した翔陽の気持ちに重なる部分が多いと話題になりました。

力強くも疾走感ある爽やかな曲調が聴いていて心地良いです。

ED2:「LEO」tacica


第1期『ハイキュー!!』の第2クールで使用された2代目EDテーマ。
北海道出身のロックバンド「tacica」が2014年のメンバー脱退後、久々に発売したシングルです。

MEMO

売り上げは2万枚を超え、彼ら史上最大のヒット曲になりました。

曲名「LEO」は楽器メーカーの「レオ・フェンダー」に由来しているそうで、楽器の歴史が彼によって誕生したことを表している歌詞がポイントとなっています。
当時、インターハイ予選が描かれていたストーリー内容に沿って飛雄が後に抱えることとなる苦悩を表現したED映像が注目を集めました。

ED3:「星をつかまえて」石崎ひゅーい


第1期『ハイキュー!!』のOVAで使用された3代目EDテーマ。
歌手は、シンガーソングライターの石崎ひゅーいさんです。

彼らしい軽やかな雰囲気で歌い上げる歌詞が魅力的。
大事なものを捨てなければ空は飛べないのだという覚悟を歌っている曲です。

翔陽や彼の仲間たちの気持ちを表現しているようにも読み取れます。

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ED4:「クライマー」Galileo Galilei


第2期『ハイキュー!!セカンドシーズン』の第1クールで使用された4代目EDテーマ。
歌手は、北海道出身の3人組ロックバンド「Galileo Galilei」です。

注意

※「Galileo Galilei」:2016年に初の武道館を開催し、活動を終了。

作詞・作曲を手がけたボーカル&ギター担当の尾崎雄貴さんは元々『ハイキュー!!』の原作ファンだったそうで、タイアップの依頼を受けた時から曲のイメージが沸き上がっていたと言います。

烏丸高校バレーボール部の仲間たちが、夢見る景色を目指して一生懸命に努力する姿を想像してしまうような歌詞が素敵です。
これまで数々のアニメタイアップを果たしてきた彼らだからこそ完成した一曲、と言って過言ではないでしょう。

ED5:「発熱」tacica


第2期『ハイキュー!!セカンドシーズン』の第2クールで使用された5代目EDテーマ。
本作の2代目EDテーマを務めた「tacica」が、再び起用されました。

前タイアップ曲「LEON」はあまりアニメ主題歌ということを意識せずに制作したのに対し、今回は『ハイキュー!!』のために書き下ろした曲だそう。
もちろん「tacica」の持つ世界観に共通する言葉で紡がれているのが最も重要なポイントで、特に“色のない舞台に立って”というフレーズはいつだってさらに輝ける場所がある自分たちの立場をそのまま表現している言葉だと言います。

烏野高校がどん底から這い上がる様子を表したED映像に相反し、CDのアニメ盤ジャケットには天才セッターの及川徹の姿が。
彼も同様に絶望から這い上がり、再スタートを切ったことを伝えているのではないでしょうか。

ED6:「マシ・マシ」NICO Touches the Walls


第3期『ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校』で使用された6代目EDテーマ。
本作の初代EDテーマを務めた「NICO Touches the Walls」が、再び起用されました。

ボーカル&ギター担当の光村龍哉さんによると、ロックバンドとスポーツに共通する「信頼関係」や「チームプレイ」を歌にすれば自然と作品にリンクするものが出来上がると確信を持って制作した曲だとのこと。
“あとは君次第”というフレーズもバンドの今までの経験があるからこそ書けたといい、この曲を通して伝えたい大きなメッセージとなっているそうです。

のんびりした雰囲気のED映像が、曲調に見事にマッチしているとアニメファンの間で話題でした。

ED7:「決戦スピリット」CHiCO with HoneyWorks


第4期『ハイキュー!!TO THE TOP』の第1クールで使用された7代目EDテーマ。
女性歌手「CHiCO」とクリエイターチーム「HoneyWorks」によるコラボユニット「CHiCO with HoneyWorks」が歌を務めました。

アニメのEDテーマらしからぬ疾走感ある雰囲気が、スポーツを題材にしたアニメの世界観にマッチ

MEMO

歌詞中にはアニメのキャラクターの台詞が満載です。

ボーカル担当の「CHiCO」によると、『ハイキュー!!』という作品をリスペクトした曲に仕上がっているそう。
彼女自身が細かなところまで調整した力強い歌声、歌い方も大きな魅力となっています。

ED8:「One Day」SPYAIR


第4期『ハイキュー!!TO THE TOP』の第2クールで使用された8代目EDテーマ。
初代OPテーマを手がけた「SPYAIR」が本作と3度目のタイアップを果たした曲です。

サビ部分の歌詞「どこまでだって行ける 僕らは One Day 夢も叶うさ」は聞いた人に元気を与えてくれます。

SPYAIRは「稲荷崎戦のシーンを彷彿させる歌詞や、どこまでも高く飛んでいけそうな爽快感のあるサウンドになりました」と述べており、第4期にふさわしいEDテーマとなっています。

劇場版『ハイキュー!! FINAL』


TVアニメ第4期の続編として制作された劇場版『ハイキュー!! FINAL』(2部作)。まず、2024年2月に第1部『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』が公開されました。


第4期の荷崎高校との対戦後にあたる、春高3回戦「烏野高校VS音駒高校の戦い」を描いています。烏野高校の「カラス」と音駒高校の「ネコ」という校名にちなみ“ゴミ捨て場の決戦”と呼ばれている人気のエピソードです。

第1部主題歌:「オレンジ」SPYAIR


劇場版第1部『劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦』の主題歌は、第1期OPテーマ、第2期OPテーマ、第4期EDテーマに続き、4人組のロックバンドSPYAIRが担当しました。2022年にIKE(Vo)が持病のため脱退し、メンバーが3人になるも、その後オーディションで選ばれたYOSUKEが加入しました。新体制となったSPYAIR初の『ハイキュー!!』主題歌です。

「バレーボールは“繋ぐ”球技であることが印象的だった」と語るMOMIKEN(Ba)が、過去の3曲を繋いで歌詞を書き制作したロックバラードです。終盤にはストリングを響かせて、青春の切なさやまだ見ぬ未来の希望を思わせます。


〈羽ばたいていく〉〈繋がっていくように〉と、攻撃型の烏野・“繋ぐ”守り型の音駒のプレースタイルを表現し、必死にボールを追う姿や、チームの絆を歌詞で描いています。YOSUKE(Vo)が力強く丁寧に歌い、〈あと1秒だけ もう1秒だけ〉のフレーズには、試合のハラハラ感や、この楽しい瞬間がずっと続いてほしいというドキドキ感が伝わってきます。

MV映像では、夕焼けのオレンジと黒が烏野のカラーを思わせてノスタルジックにも浸らせています。第1期からの展開を改めて思い起こさせる青春ど真ん中の楽曲です。

MEMO

劇場版第1部の公開を記念し、2024年1月からTVアニメ『ハイキュー!!音駒セレクション』も放送されています。日向や月島など登場人物たちが自分の殻を破り成長するシーンなど、過去のエピソードを厳選しています。


OPテーマ曲には第1期のSPYAIR「イマジネーション」が使用され、烏養コーチ役を担当した故・田中一成の声も聞けて、懐かしさで多くのファンの胸を熱くしました。

MEMO



劇場版第1部は公開後24日間で、観客動員数438万人、興収62億円を突破しました。作画だけでなく、ボールの弾む音やシューズの音など音のクオリティーをとことん追求しています。まるで試合会場に居るように手に汗握る臨場感が体験できると、“音の演出”も絶賛されています。

アニメ『ハイキュー!!』歴代主題歌・まとめ

以上、アニメ『ハイキュー!!』の歴代主題歌(OP・ED・劇場版主題歌)全16曲を一挙ご紹介しました。

いずれもアニメの世界観にマッチしているほか、スポーツという舞台に限定されることなく聴き手の背中を後押ししてくれるような魅力ある曲ばかりです。
アニメ視聴時には作品要素の一つとして楽しんで頂きたいですが、それ以外の場合にも落ち込んだ時等に自身の気持ちを重ねながら聴いてみてください。

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