妖怪へヴィメタル・陰陽座(おんみょうざ) 経歴やプロフィール、おすすめ曲は…?

「妖怪へヴィメタル」を掲げ、全国各地のライブハウスで活躍する陰陽座(おんみょうざ)。

アニメ「バジリスク ~甲賀忍法帖~」の主題歌「甲賀忍法帖」がヒットし、話題となりました。

曲を使った動画がSNSでバズっていたこともあるので、この曲を聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

今回は、陰陽座のメンバーやバンド結成のきっかけ、おすすめ曲を紹介していきます。

陰陽座・メンバー

陰陽座は現在4人のメンバーで活動しています。

陰陽座・メンバー
  • 黒猫(くろねこ) – ボーカル
  • 瞬火(またたび) – ベース・ボーカル・メインコンポーザー
  • 招鬼(まねき) – ギター・コーラス
  • 狩姦(かるかん) – ギター・コーラス

黒猫が陰陽座結成前からこの名前を使っていたこともあり、メンバー全員が猫に関係する名前になりました。

メンバーの性格や影響されたものについて掘り下げていきましょう。

黒猫(くろねこ)

陰陽座結成前は、「LORELEI」という女性ユニットで活動していた黒猫さん。

ユニットでの活動を終え、瞬火さんがギターを務めていてた「空想科学病人-紙とメモ紙-」に加入したのをきっかけに瞬火さんと意気投合し、陰陽座が結成されました。

彼女の魅力は低音から高音まで幅広い音域と、豊かなビブラート。

その表現力の高さは「ゆりかごから墓場まで」「魂を抱きしめるボーカル」とも言われるほどです。

バンドでは作詞・作曲を担当することもあります。基本的にはバラードが中心ですが、1st『鬼哭転生』収録の「陰陽師」、6th『臥龍點睛』収録の「蛟龍の巫女」など、時折激しい曲も作ります。

MEMO
宮沢賢治やベクシンスキから影響を受けており、特に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が自身の死生観のルーツとなっており、作詞にも活かされている。

瞬火(またたび)

バンド結成の中心人物で、ベース、ボーカルの他にリーダーも務めています。バンドのメインの作曲者でもあり、バンドの中核を担う存在です。

演奏中のダイナミックなパフォーマンスと、MCでのとてもおしゃべりな姿が魅力。自身の音楽観や人生観を語り尽くし、「最高!」と連発するのが印象的です。

妖怪や古語、歴史に詳しく、バンドの世界観はほとんど彼の趣味によるもの。

性格はとても几帳面で、バンドを始めてから、ライブでどの曲を何回演奏したかを常に数えているそうです。

広告代理店でグラフィックデザイナーとして勤務していたことがあり、陰陽座のCDやDVDのアートワークは全て瞬火さんが担当しています。

招鬼(まねき)

リーダー・瞬火さんの実弟で、陰陽座のツインギターの片翼を担っています。

中学生時代にX JAPANのhideさんの影響でギターを始め、1999年に瞬火さんの誘いで陰陽座に加入しました。

ギタープレイはゲイリー・ムーアに影響を受けており、叙情的な演奏を得意としています。

コーラスではデスボイスを担当するほか、ライブでは一部の曲でメインボーカルを担当することもあります。

バンド結成前は漫画家を目指しており、専門学校にも通っていました。その経験を活かし、陰陽座のグッズのイラストはほとんど彼がデザインしています。

狩姦(かるかん)

陰陽座のギタリストで、招鬼の高校のころからの友人です。招鬼の影響でギターを始め、瞬火の勧誘で陰陽座に加入しました。

速弾きを得意としており、叙情的なギターの招鬼とは対照的なテクニカルなプレイが特徴です。

特に「忍法帖」シリーズには「間奏で狩姦が忍法を繰り出す」というコンセプトがあり、超絶フレーズを披露しています。

招鬼からMR.BIGを勧められ、ギタリストのポール・ギルバートに大きく影響を受けました。その後はポール・ギルバート率いる他のバンドや、海外のインディーズバンドを買いあさり、多くの曲をコピーしていたそうです。

陰陽座の特徴・魅力

陰陽座のコンセプトは「妖怪へヴィメタル」。ステージやMVでの衣装は、袴や浴衣、平安装束などの和装で統一されています。

コンセプト通り、妖怪をバンドの世界観の中心に据えています。ここでいう「妖怪」とは、単に空想上の生きもののことではなく、「人間のあらゆる感情を投影する存在」とのこと。

他にも、源義経や森蘭丸、伊達政宗などの武将や、風神・雷神やスサノオといった神々を題材にした楽曲もあります。

歌詞はほとんどが日本語ですが、古語や漢語を多用しているため難解なものも少なくありません。古語以外にも、地元愛媛の方言を使った土着的なものもあります。

これらのバンドコンセプトに通じるものは、瞬火が個人的に好きなものばかりです。海外のメタルバンドは竜や騎士をテーマにしたものが多く、陰陽座はそれら海外のバンドを日本的に置き換えたものとなりました。

生粋のライブバンド

1999年からバンドを開始した陰陽座ですが、バンドとしてのキャリアを積んでも積極的に全国でライブをしています。

現在までに全都道府県を2周していることからもわかる通り、生粋のライブバンドとしてライブにこだわりをもって活動しているのです。

その活躍はライブハウスだけにとどまらず、ロックバンドとしては初の能楽堂での公演を果たしました。

ツアーライブではアンコールを4~5回繰り返すのが恒例となっており、千秋楽ではアンコール終盤に激しい曲を立て続けに演奏するほどタフなライブを披露します。

陰陽座・おすすめ曲

甲賀忍法帖

2005年4月にリリースされた、言わずと知れた陰陽座の名曲です。

アニメ「バジリスク ~甲賀忍法帖~」の主題歌となっており、同アニメのスロットでも聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

HR/HMサウンドとイントロの和な雰囲気の笛の音、黒猫さんの艶やかな歌声の相性は抜群。キャッチーなメロディと歌謡曲のような歌い方で、へヴィなサウンドの中にも親しみやすさがありますね。

この曲を作曲した瞬火さんは、テレビの主題歌の尺に編集されるのが嫌で、演奏開始から1番の終わりまでがちょうどテレビサイズになるように作曲したそうです。

蒼き独眼

2009年8月にリリースしたシングル曲。

シンフォニックなサウンドを排除し、アナログな歪みが魅力な王道メタルサウンド。瞬火さんのパンチの効いた歌唱がゴリゴリのメタルファンを魅了します。

伸びやかな黒猫さんの歌声、叙情的なユニゾンギターなど、陰陽座のエッセンスもしっかりと入っているのが魅力です。

愛する者よ、死に候え

2016年11月リリースのアルバム「迦陵頻伽」に収録されている曲です。

イントロからシンフォニックで壮大な雰囲気で、音数の多い重厚なサウンド。へヴィなギターの刻みと手数の多いバスドラムは、よりモダンなメタルサウンドに進化しているように感じます。

ギターソロでは招鬼さんと狩姦さんそれぞれの色が出ていて、とても聴きごたえがありますよ。

最後に

「妖怪へヴィメタル」をコンセプトに活動する、陰陽座について紹介しました。

妖怪だけでなく、武将や日本の神々などを古語を用いて表現しており、日本のバンドにしか出せない魅力がたくさん詰まっていましたね。

「甲賀忍法帖だけ知ってる!」という人も多いかと思いますが、これをきっかけに他の曲もたくさん聴いてみてはいかがでしょうか。

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