【インタビュー】一寸先闇バンド｜メンバーの出会いから今後の展望まで・ロングインタビュー！

かくれみの：ピアノとコーラス担当のかくれみのです。ビールが好きです。

山口 竜生：シンセサイザー、コーラス山口 竜生です。猫が好きです。

大山拓哉：ドラム、コーラスの大山拓哉です。犬が大好きで、好き過ぎて逆に飼えないです。あとバンド最年長で40歳です。40でも希望はあるぜっ！を体現していきたいです。

おーたけ@じぇーむず：ギターボーカルのおーたけ@じぇーむずです。ギターが好きです。

大山拓哉：初めはソロのおーたけ@じぇーむず+ドラムというユニット形態でやってましたが、いずれどんな形にせよ自然な流れでバンドもやるだろうなと思ってましたね。動機らしい動機はありません。

山口 竜生：別現場でtetoteというユニットのしばちゃんにおーたけを紹介してもらい、バンドセットでライブしたいと話を頂いたので「楽しそう！やりたい！」となりました。

かくれみの：私は、声がかかったので喜んで駆けつけました。

おーたけ@じぇーむず：ありがとう(笑)

2019年のワンマンライブ「一寸先、闇」の時に特別編成として声をかけたのが 大山＋今の鍵盤2人で…。その時のお客様からも評判が良くて、わたしも「このメンバーでもっと一緒に音楽やりたい」って思ったので結成した次第です。
ちなみにシンガーソングライターとしてのソロ活動は、現在も積極的に行ってます！

おーたけ@じぇーむず：聴く音楽の幅がめっちゃ広くなったことですかね…。
今までは男性アイドルを聴いたり 名前をよく見るいわゆる「邦ロック」を聴いてたんですけど、最近は洋楽とかインストとか、劇伴を聴くようになりました。
メンバーから見ておーたけに変化ありました…？

大山拓哉：おーたけ@じぇーむずの魅力は良い意味で奔放なところで、曲作りやライブで存分に発揮されています。
それはソロでもバンドでも変わらないと思います。なのでそういった意味では違いは無いと言えるかもしれません。

山口 竜生：ソロはある種荒削りで生々しく言葉がしっかり届くように引き込むライブ。
バンド形態だとグルーヴ感や曲に色付けされた装飾音でソロとは異なるアプローチが魅力かなと思います。

かくれみの：おーたけ氏、芯は変わらずしっかり通ったまま、しなやかになった感じがしますよ。
ソロと2人編成とバンドとで、少しずつ違った側面が見られるようになったのも1ファンとしては嬉しいところですね。

おーたけ@じぇーむず：なんか照れますね(笑)

おーたけ@じぇーむず：ズバリ、計画性がない自分自身への戒めですね！

大山拓哉：おーたけのセンスに疑いは持ってないので、もう直感で「いいじゃん」となってましたね。
何も考えてないわけじゃないですよ(笑)

かくれみの：ナイスなネーミングだと思います。結果的に世の中を表すような言葉になったことには驚いています。

山口 竜生：バンドとしての初ライブ後、バンド名どうする？という話になって、全員一致で一寸先闇バンドで良いんじゃない？となった記憶が…。
後から知ったけど闇って漢字には光はなくとも音があるって意味があるのを知って、今でもめちゃくちゃ良いじゃんと思ってる。

おーたけ@じぇーむず：ちなみに一寸先闇ともう一つの候補は、「疑心暗鬼」でした(笑)

かくれみの：うわぁー疑心暗鬼バンドじゃなくてよかったです。

山口 竜生：暗にも音って入ってるね。

おーたけ@じぇーむず：おーたけあんまりルーツっていうルーツは無いんですよね…。強いて言うなら嵐ですかね。あとは最近メンバーのお気に入りの曲を共有してもらって、曲作りのヒントにしてます。

かくれみの：クラシックピアノを緩やかに続けてきました。TOMOVSKY、アナログフィッシュがずっと大好きです。クラシックだとビゼーが好きです。

大山拓哉：ドラムを叩きたいと思い始めたのはTHE YELLOW MONKEYに出会ってからなので、イエモンがルーツですかね。

山口 竜生：本当にルーツを辿るとElla Fitzgerald、Louis Armstrong、Eric Claptonとかですかね。1番多感な時期に衝撃を受けた音楽は沢山あるけどNirvana、Rage Against the Machine、Radiohead、Nas…。
日本国内だとTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT、THA BLUE HERBとか大好きです。

かくれみの：ミッシェルわたしも好きだわ～

山口 竜生：世代よね～(笑)

おーたけ@じぇーむず：歌い方に関しては年間200本近くライブしている中で出会う共演者さんの技術を直近に盗んで真似して自分に寄せての繰り返しですね。いろいろ試す中でだんだん「自分の声」がわかってきたので、歌うのが楽しいです。中村佳穂さんに似てるねってたまに言われますが(笑)

かくれみの：かくれみのソロは自分で作った曲を自分で歌っています。急にアレンジを変えてもオッケー、閃いたことは全部その場でやります。
バンドは、迷惑をかけすぎない程度に自由にやらせていただいております。

山口 竜生：演奏そのものもそうですが、音作りやアプローチの仕方は都度変えています。
自分で作曲しているバンドは勿論ですが、サポートで関わらせてもらっているバンドさんでもアレンジや音作りに拘って毎回試行錯誤してますね。

おーたけ@じぇーむず：大山も別現場でのサポートをやってますし、わたしも他のアーティストさんのイベントにギターでお邪魔したこともあるんですが、みんなそれぞれ他でインプットしたことを一寸先闇バンドで実践してくれたり、逆も然りですし、循環してる感じが良いですよね。

おーたけ@じぇーむず：テキーラはね、本当は「無理矢理飲ませるなよ」って訴えるために作ってた曲なんですけど、アレンジも相まって「楽しく酒を飲もう！」っていうメッセージに変わりましたね(笑)

原曲は全部おーたけ@じぇーむずの弾き語りで、詞もメロディもいっぺんに出しちゃうような作り方をしてます。曲によってかなり違うので、ここからは企業秘密ということで(笑)

かくれみの：かくれみのにとっては救いの曲でもあります。酒飲みも酒自体も悪ではなくて…。
いまこそ聞いてほしい1曲ですね。

おーたけ@じぇーむず：「日記」はブルース、「あそぼう」はラップの曲を聴きながら作ったので、わかりやすくノリがメンバーに伝わったんだと思います(笑)。
一応参考曲も伝えつつ、スタジオで実際に音を出しながら足し算引き算を繰り返して完成に近づけていくんですが、最近はセッション中に出てきた面白いフレーズを曲に昇華させたりもしてます。

大山拓哉：質問の答えになるかわかりませんが、直感です。

山口 竜生：頑張ってます。(笑)

大山拓哉：時代の流れに敏感なバンドでいたいですね。

かくれみの：メンバーのやりたいことを実現し続けたいですね。我慢なく、無理なく。

山口 竜生：元々おーたけ@じぇーむずの元に集まった人間の集まりですが、今はとにかく彼女の曲を1人でも多くの人に聴いて欲しいです。
やべー奴いるよって。

おーたけ@じぇーむず：あらーー！照れますね！！
我々はずっと楽しくやることが目標ですね。もともとみんな超超超超超真面目なので、たまに面白いこと言ったり、遊んだりしながら 良い曲作って楽しいライブができるバンドがいいです。

おーたけ@じぇーむず：今もろもろ準備中につき、各種リリースしている作品を聴きながら楽しみにしていてもらえたら嬉しいです！

かくれみの：一寸先闇バンドを知ってくださった皆さまに感謝申し上げるとともに、これからも見ててね！と伝えたいです。良き音楽を！

おーたけ@じぇーむず：うまくまとめてくれたね(笑)
これからもよろしくお願いいたします！