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3rdアルバム「CEREMONY」
2020年1月にリリースされたKing Gnu3枚目のアルバム。
全12曲収録されている同アルバムは、彼らのこれまでの歩みをパッケージングしたかのような総括的作品。
バンドのこれまでを詰め込んだ作品だけあって独特な重厚感があり、聴き応え抜群なアルバムです。
「日本の音楽シーンを背負っている」という矜持が滲み出ている同アルバムは、これまでリリースしてきたアルバム、もっと踏み込んで言えば近年リリースされたどのアーティストのアルバムよりもスケール感の大きい作品です。
他の追随を許さないKing Gnuの現時点での「最高傑作」と言っても大袈裟ではなく、彼らの荘厳なスケール感・カリスマ性を味わうのに最適な1枚と言えます。
King Gnuの「現在地」を把握しておきたい人におすすめの1枚です。
リリース前から多くの音楽好きが注目していたKing Gnuの新作アルバムということもあり同アルバムは、初週売上23.8万枚を記録。
同アルバムで彼らは初めてオリコン週間アルバムランキング1位を獲得しました。
また、同アルバムは「第35回 日本ゴールドディスク大賞」で「ベスト5アルバム(邦楽)」に選出。2020年の音楽シーンを代表する作品となりました。
同アルバムでKing Gnuは、Apple Musicの「発売第1週目ストリーミング回数」日本人アーティスト最高記録を更新。「CEREMONY」は記憶だけでなく、記録に残る作品にもなったんだ!
同アルバムについてファンは「この世知辛い時代に生きる一人の人間のリアルが『セレモニー』には詰まっている。革新性とポップを同時に鳴らした彼らの音楽は、間違いなく2020年代の邦楽史に残る傑作になると思う」や「どれも、素晴らしい。斬新でどこか懐かしい、いい音楽ばかりです」といった賛辞を寄せています。
・イチオシ楽曲「Teenager Forever」
アルバムの3曲目に収録されている楽曲。
メンバーの勢喜遊が「我々史上最も青臭い曲」と語った作品です。
疾走感溢れる軽快なサウンドと、若年層が抱える不安定でエネルギッシュな感情が綴られた歌詞が印象的な同曲は、ソニーの完全ワイヤレス型ノイズキャンセリングイヤホン「WF-1000XM3」のCMソングに抜擢されたことでも話題となりました。
同作についてファンは「歌詞とか雰囲気が素敵すぎて何度もリピートしちゃう」や「心にあるものはいつだって変わらないんだって気付かせてくれた」と語っています。
現代に漂う閉塞感や虚脱感を打破したい人におすすめの1曲です!
「逆夢」MVが公開
「劇場版 呪術廻戦 0」のエンディング・テーマ「逆夢」のMVが1月5日21時にプレミア公開されます。
このMVは、King Gnuとしては初の全編フィルム撮影を行った作品ということが明かされていて、公開前から注目が集まっています。
King Gnu(キングヌー)・最後に
日本を代表するロックバンドKing Gnuのアルバムを解説しました。
他のアーティストとは一線を画す「独自性」と10年、20年経っても聴き続けられるであろう「普遍性」を感じてもらえたら嬉しいです。
今後、さらに我々を楽しませてくれるであろうKing Gnu。
次回作が発表される前に、今回紹介した3枚のアルバムをしっかり聴き込んでおきましょう!
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