Novelbright – 代表曲『Walking with you』歌詞に隠された秘密とは…?

Novelbright – 代表曲『Walking with you』歌詞に隠された秘密とは…?

『Walking with you』の歌詞の意味とは?

『Walking with you』を作詞したヴォーカルの竹中さんは、「恋をしていた19〜20歳の頃に作詞した」と話しています。

MVは男同士の友情として描かれていますが、歌詞は恋愛をテーマにしていると言えるでしょう。

それでは、歌詞に込められた意味について解説していきます。

2人の視点で歌われている

歌詞を見ると、「あなた」と「君」の2通りの呼び方がありますね。

1番は「あなた」のみですが、2番からは「君」という呼び方も登場しています。

わざわざ分けているので、ただの言い換えではなく、それぞれ別の人を指していると推測できます。

「君」をAさん、「あなた」をBさんとして、歌詞から分かる2人の人物像をまとめました。

Aさんの人物像

  • まるで暗闇の中にいるくらい絶望していたが、Bさんに出会って救われた
  • 昔の無邪気な頃とは変わってしまった
  • 時々、Bさんに対して理不尽な言葉を投げかけてしまう
  • Bさんにとって「輝く星」のような存在

Bさんの人物像

  • 昔から変わらず無邪気で、笑顔でいる
  • どんなときでもAさんの側にいた
  • Aさんの理不尽な言葉に腹が立つこともあるけど、それも含めてAさんのすべてを愛している

つまり、傷付くことがあって苦しんでいたAさん、いつでも明るく笑顔でいるBさんという正反対なカップルを歌っている曲と捉えられそう!

 

また、Count on me』でも「あなた」と「君」がそれぞれ登場しています。

『Count on me』

成功が掴めなくても 負け続けの毎日でも

あなたとならば 何回だって這い上がれるんだ

そう言ってくれた言葉が 僕の心を強くさせるから

ありがとう 今度は僕がを支えるから

『Count on me』の歌詞を見ると、「あなた」と「君」は別の人物を指していることが明確に分かるので、作詞した竹中さんは意図的に2人の人物を区別しているのかもしれません。

英語歌詞の意味

『Walking with you』の2番で、英語の歌詞が出てきます。

日本語の歌詞の流れに合わせて意訳してみると、

決心したんだ

これから先ずっと、自分で選んだ道を進み続けると

誰も私(僕)を止められない

たとえあなた(君)がなんと言おうと、どう思おうと

という意味であると解釈できます。

一人称が「I」なので、Aさん視点なのかBさん視点なのか定かではありません。

AさんとBさん、2人の視点という可能性もあります。

ここで、出だしのサビと1番のAメロの歌詞を見てみましょう!


数え切れないほどの想いを

今ならきっとあなたに届くように叫ぶよ


悲しみに怯え逃げ出しそうになった時

あなたがくれた言葉に救われたんだよ

Aさんは、過去に暗闇のような絶望の中にいました。

ですが、いつでも味方でいてくれるBさんと出会って、絶望の中から救われます。

「あなた」と呼びかけているので、Aさん視点であると分かりますね。

“想いを今ならきっと叫ぶ”とあるので、今までAさんはBさんへの想いをきちんと伝えたことがなかったと推測できます。

『Walking with you』は2人の視点で書かれているものの、AさんがBさんに初めて愛を伝える曲と考えられます。

よって、英語の歌詞には“自分で選んだ道を進むと決心した”とあるので、英語部分はAさん視点の歌詞であるとも捉えられそうです。

タイトルが英語でないといけない理由

AさんとBさん、2人の視点で歌詞が書かれている『Walking with you』。

ここで、改めてタイトルに注目してみます。

相手への愛を伝える曲ならば、「あなた(もしくは君)と歩んでいきたい」と日本語タイトルにすることもできたはず。

日本語ではなく英語を選んだのは、この歌は「あなた」と「君」、つまりAさんとBさんが同じ想いでいることを表しているからだと考えられます。

日本語は、「あなた」「君」など二人称が複数あるので、使い分けることで別の人を指すことが可能です。

ですが、タイトルに「あなた」や「君」を入れてしまうと、どちらか一方のみの視点で歌われた曲と限定されてしまいます。

そこで英語の「you」を使うと、「あなた」と「君」の2つの意味を1単語に含めることができます。

つまり、『Walking with you』というタイトルは「あなたと歩んでいきたい」と「君と歩んでいきたい」という、2人の想いが込められていることになりますね。

50年後の未来を想像できるほど、2人は固い絆で結ばれているので、一緒に過ごす時間の中で揺るがない強い愛を育んできたのでしょう。

最後の「We can do it.」も、「一緒に明るい未来を生きていける」と2人が同じように確信しているという信頼関係がうかがえます。

まとめ

Novelbrightの代表曲『Walking with you』の歌詞に込められた意味について考察してきました。

強い愛を結んでいる2人を描いていると推測すると、疾走感のあるメロディとまっすぐで力強い歌声がより心に沁みますね。

歌詞の解釈は十人十色。みなさんは、どのように『Walking with you』を聴いていますか?

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