ブレイクアーティスト大予想【2023年の展望】 飛躍が期待される10組を徹底解説

ブレイクアーティスト大予想【2023年の展望】 飛躍が期待される10組を徹底解説

2023年ブレイク必至・ロックバンド

この項では2023年にブレイクが期待されるロックバンド5選をご紹介します。

NEE

NEEは東京で結成された4人組エキゾチックロックバンド。
2021年9月に1stフルアルバム「NEE」でメジャーデビュー。同作を引っ提げた追加公演を含む全7公演のツアーを完遂するなど、今ノリに乗っているロックバンドです。

結成まもなく頭角を現し、2020年8月7日にYouTubeで公開した「不革命前夜」は1,349万回再生と破竹の勢いで再生数を伸ばしています。

このバンドを一言で表すと、「理解ができない」。悪い意味ではなく、どのようなバックボーンがあればこのような楽曲に行きつくのか理解ができないという意味です。似ているバンドが連想できず、新鮮さや斬新さに圧倒されている間に曲が終わってしまいます。

2021年に公開された「第一次世界」はMVの怪しい雰囲気も合わさり、一度見たら癖になります。いくつものジャンルが融合された中で、鋭利で不安感を煽るシンセサウンドがNEEの特徴を引き出しています。

普段から音楽を心の底から楽しみ、実験的に演奏していく事でしかたどり着けないサウンドに中毒者が続出すること間違いありません。

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PK shampoo

PK shampooは、2018年に同じ大学の音楽サークルで結成された4人組のロックバンドです。
ノイジーなサウンドに歌謡曲のような懐かしさがあるボーカルの歌声が特徴的です。2022年8月6日に大阪・味園ユニバースで開催された自主企画「BLUE SCREEN」では、お笑い芸人・金属バットをゲストで迎えるなど、注目を集めています。

“POPS最先端”というだけあり哲学科卒業のボーカル、ヤマトパンクスが作る歌詞はどこか抽象的であり具体的でもあります。そのような歌詞を、ノイジーなサウンドで耳に入りやすいメロディにのせて歌っています。

2018年に公開された「神崎川」は、幻想的なきらきら星のフレーズから始まり、幻想的とはかけ離れた「灰皿には安いタバコの吸殻が積もっていて」という歌詞から歌に入ります。がなるようなボーカルの歌声とノイジーなサウンドが、哀愁や懐かしさを感じさせ、情景が自然と流れ込んできます。

同曲の歌詞に「椎名林檎」という固有名詞が出てきますが、そこを自分の思い入れのあるものと関連付けることで、更に感情移入しやすくさせる手法も特徴的です。

ロックバンドは現場至上主義というイメージがありますが、文字通りライブハウスやフェスで注目を集めているPK shampoo。2023年はさらなる躍動が期待できます。

Cody・Lee(李)

Cody・Lee(李)は、2018年に大学の友人同士で結成された5人組ロックバンドです。
ロックファンからの口コミでじわじわと注目を集め、2020年の年末にリリースしたアルバム「生活のニュース」のリード曲である「我愛你」のMVが台湾やアメリカを中心に話題を呼び、748万回再生を超えました。

2022年の5月25日に「心拍数とラヴレター、それと優しさ」でメジャーデビューを果たしています。口コミから評判が広まって、今の地位を築き上げたCody・Lee(李)は、まさに現場たたき上げと言えるでしょう。

そのようなCody・Lee(李)の曲調は、ギターロックを始め、パンク、R&B、シティポップなど、様々なジャンルを横断します。彼らの技術や知識は計り知れません。

特に、人気の火付け役を担った「我愛你」は、Cody・Lee(李)の個性をさらけ出した作品と言えます。YouTubeのサムネだけでもインパクトが強く、どんな曲なのか判断ができずに思わず再生ボタンを押してしまった人も多いのではないでしょうか。

これまでのCody・Lee(李)が積み上げてきたアウトプットを遺憾なく発揮した「我愛你」。ぜひ一度聴いてみてください。

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ego apartment

ego apartmentは、2021年に入り本格的に始動した3人組ユニットです。
3人のうち2人が海外出身で、日本語と英語を混ぜた歌詞のツインボーカル。Spotifyが2022年に躍進を期待する『RADAR:Early Noise 2022』にも選出され今、注目を集めています。

ego apartmentの曲調は楽曲ごとに表情を変えます。Red Hot Chili Peppersやマーヴィン・ゲイ、Led Zeppelinとそれぞれ違うアーティストに影響を受けた3人が、それぞれ好きな音を出すまさに“自我のアパート”と言えます。

中でも、「NEXT 2 U」はアナログ感の残る音が逆に新鮮さを放っています。ボサノヴァのようでもあり、シティポップのようでもあるオルタナティブサウンドは、グローバルなバックボーンを持つ彼らならではでしょう。

新しい音楽を作り続けるego apartment。進化を止めない彼らから2023年も目が離せません。

鉄風東京

鉄風東京は4人組のロックバンドです。
ライブシーンだけではなく、SNSでも注目を浴びています。今回ご紹介するアーティストの中で最年少となる彼らは、無骨という言葉が似合います。ギター、ベース、ドラムのみのシンプルな構成で、余計なものを省き、整えることを嫌い、ありのままをぶつけるというスタイルです。

そんな彼らが音楽シーンに名をあげたのは2021年11月にリリースした「外灯とアパート」。メロディックなイントロから始まり、ボーカルの裏表のない歌声がストレートに入ってきます。若いからこその焦燥や不安などが見事に楽曲に昇華されていて、ラストのサビでのボーカルのかすれた声が、より感情に訴えてきます。

新しいバンドが次々に結成されていく中、鉄風東京の不器用さや無骨さは唯一無二の個性です。2023年は新進気鋭の鉄風東京が、ダークホースとして音楽シーンに殴り込みにくる気がしてなりません。

2023年ブレイクアーティスト・まとめ

2023年にブレイクが期待されるアーティスト10選をご紹介しました。

2023年は音楽フェスなどのルールがさらに緩和される可能性が高く、今よりも音楽シーンは盛り上がるのではないでしょうか。

紹介したアーティストはどれも2023年の注目株ばかりです。これからの活躍に注目ですね。

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