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髙地優吾さんの魅力
優しさでグループを支える初代・三代目リーダー
面白いことに、SixTONESは毎年リーダーが変わっており、これまでに髙地さんと松村北斗さんが務めてきました。
髙地さんはデビューした2020年に引き続き、2022年もリーダーを引き受けることになりました。その決め方は、なんとジャンケン。年初めにグループで一番ツイているメンバーにあやかろうという、なんともSixTONESらしい決め方です。
そもそもSixTONESがリーダーを決めるようになったのは、2020年01月11日に放送された「嵐にしやがれ」で大野智さんが放った「リーダー作っちゃいなよ」という一言がきっかけでした。
「リーダーって実務的に何をすればいいんですか?」というSixTONESの問いに、大野さんは「何もしない」というまさかの返答。最終的に、メンバー同士でリーダーに相応しい人を指さしたところ、満場一致で髙地さんが選ばれたのでした。
なんと、大野さんに言われたこの言葉が、偶然にもジャニーさんから言われた言葉と重なっていたのです。
ジャニーズに入所した当初、実はすぐに事務所をやめようと考えていた髙地さん。その想いをジャニーさんに打ち明けたところ「Youはいるだけでいいんだよ」と言われたのだそうです。
髙地さんには、自然な振舞いで場を和ませる魅力があります。彼の人間としての輝きをジャニーさんはすでに見抜いていたのでしょう。
髙地さんの気負いすぎない絶妙なバランス感覚が、グループに良い影響をもたらしていることは確かです。ジャニーさんに「(SixTONESにとって)髙地はキーマンになる」と言わしめた素晴らしい人材なのです。
多彩な資格を仕事に還元
プロフィールでもご紹介した通り、髙地さんは多彩な趣味や資格を持っています。
中でも、注目は2019年に取得した温泉ソムリエの資格です。
緊急事態宣言が発令された2020年には「Johnny’s Smile Up! Project」に参加。「自宅で温泉気分♨️」と題して入浴剤の作り方を公開しました。温泉ソムリエの知識を活かした解説では、おすすめの入浴方法だけでなく、様々な人に配慮した注意点なども丁寧に紹介されています。
こちらの動画の反響もあってか、温泉関連の仕事が増加。2021年1月には、日本テレビ系の情報番組「スッキリ」にて、髙地さんが「おうちで温泉気分を味わう入浴法」を生プレゼンしました。
また、同年5月には、関西テレビで「所JAPAN-命がけ温泉-第2弾」を2週にわたって放送。同じく温泉ソムリエの資格を持つA.B.C-Zの河合郁人さんと共に、離島に存在する秘湯を調査しました。
自作の温泉ノートを片手に登場した髙地さんは、番組内でも海中の温泉を見分けたり、温泉の泉質を言い当てる等、正確な知識を活かして大活躍。入浴シーンでは鍛え抜かれたボディを披露し、視聴者を釘付けにしました。
また、2021年10月に公開された動画「髙地優吾のトリセツ」では、新たに取得したい資格について「キャンプインストラクター」と明かしています。
キャンプインストラクターとは、キャンプマナーやキャンプ料理、アクティビティにまつわる知識を活かして、安全にキャンプを楽しむ方法を教える資格なのだそうです。
なんと12月4日に放送された「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」では、キャンプインストラクターの資格を取得したことを報告。
まさに有言実行という言葉がぴったりなエピソードです。
髙地さんは、雑誌やテレビを通してソロキャンプに関する仕事も積極的に行っています。2022年2月14日に、ぴあから発売された雑誌「首都圏から出発! いま行きたいキャンプ場」では、髙地さんが表紙に登場。キャンプにまつわるこだわりについて語ったインタビューが掲載されています。
好きなことを突き詰めて仕事に還元している髙地さん。まさに理想の仕事形態を実現させています。
原動力はSixTONES!堅実にパフォーマンスを磨く努力家
髙地さんは、常にグループのバランスを客観視しながら、独自の路線を構築しようと試行錯誤してきました。
Jr.時代には、KAT-TUNの中丸雄一さんやHey!Say!JUMPの八乙女光さんに教えてもらいながら、ボイスパーカッションやベースなどにも挑戦しています。
「SixTONESという名前をもらって、これで失敗したら事務所を辞める」という強い覚悟を持って活動を始めた髙地さん。
そんな彼の原動力は「SixTONESの存在」でした。
髙地さんはSixTONESのメンバーと出会い、自身もグループの一員となったことで大きな環境の変化を実感したそうです。
SixTONESがあるから頑張れると言い切っており、その言葉がライブパフォーマンスにも形となって表れています。
近年は、元々ダンスが苦手だったとは思えないほど堂々としたパフォーマンスを披露。また、癖のない素直な発声で様々なパートを器用に歌いこなし、任される歌唱パートも着実に増えています。
2022年1月12日に公開され、話題となったTHE FIRST TAKE『EverLasting』。特に「Oh baby, There’s no going back」というフレーズでは、低音から高音まで美しく歌い上げています。
SixTONESはメンバーの基礎的な歌唱力の高さが、グループの音楽性を底上げしています。誰か1人に頼りすぎるのではなく、お互いに補完しあえる実力と関係性がグループの魅力をさらに引き出しているのでしょう。
最後に
髙地さんの温かい人柄には、自然と周りの人を笑顔にさせる力がありました。
そして、何事にも真面目に取り組む髙地さんだからこそ、好きなことを仕事に昇華出来ることが分かりました。
人の話をきちんと聞けるがゆえに、適確な発言でトークを盛り上げられるのも髙地さんの魅力です。
これからもその癒しパワーで、SixTONESを引っ張っていってくれることでしょう。
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