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グループの特質を活かしたトラジャの魅力
トラジャ最大の武器「シンクロダンス」
トラジャの代名詞とも言える最大の武器が「シンクロダンス」です。
2018年にジャニーズ事務所がYouTubeに参入したことで、「Dance Practice動画」等を通してトラジャの一糸乱れぬパフォーマンスが注目を集めるようになりました。
圧巻のシンクロ率は、グループの団結力に加え、ダンスに掛ける1人ひとりの熱い想いによって生みだされた賜物です。
トラジャが独自の表現方法を追求した結果、磨き上げられた「シンクロダンス」はグループのアイデンティティにまで昇華されました。
こうしてトラジャの「シンクロダンス」は、彼らのパフォーマンスを支える堅固な基盤となったのです。
異なるダンスジャンルの融合と華麗なフォーメーション
トラジャのオリジナル楽曲である「夢のHollywood」は、ジャズダンスやシアターダンス、そしてタップといった様々なダンスジャンルを組み込んだ構成になっています。
このように、トラジャは多彩なダンスを踊りこなすための高いポテンシャルも持ち合わせています。
加えて小物使いも上手く、ステッキを使ったダンスパフォーマンスは、トラジャのエンターテインメント性をさらに引き立てました。
トラジャは、ジャニーズ入りする前からHip-Hopやバレエ、ジャズダンスといった多様なダンスを経験したメンバーが多いグループです。
それぞれの得意なダンスを活かしつつ、グループ全体で高いクオリティを目指すことが出来るのがトラジャの強みなのです。
さらに、ダンス中に変化していく複雑なフォーメーションもトラジャならではの魅力です。
『Lock Lock』では、激しいダンスとフォーメーションの変化を見事に両立。
実際のライブではここに歌も加わるため、トラジャのずば抜けたアイドル力がうかがえます。
何よりも、1つのパフォーマンスを完成させるまで一切手を抜かない真摯な姿勢がダイレクトに伝わってきます。
グループの色に合った多彩なオリジナル曲
トラジャの魅力を引き出す要素として、多彩なオリジナル楽曲があります。
代表曲の『夢のHollywood』は言わずもがな、「ジャニーズJr.祭り 2018」で披露された『Dance With Me ~Lesson 1~』は、ブロードウェイ・ミュージカルを思わせる華やかな曲調が印象的です。
全面に打ち出された”ジャニーズらしさ”が、今の時代において斬新に映ったのではないでしょうか。
故・ジャニー喜多川氏が求め続けていた「エンターテインメントの真髄」が、トラジャのパフォーマンスに表れているのかもしれません。
一方で、切れ味抜群なロック調が魅力の『VOLCANO』は、トラジャのエモーショナルかつクールな一面を引き出しました。
YouTubeの「ジャニーズJr.チャンネル」では、トラジャのパフォーマンス映像が多数公開されています。
この機会に彼らの底知れないギャップに浸ってみてはいかがでしょうか。
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急成長した歌唱力と抜群のパフォーマンス力
トラジャは踊りを得意とするメンバーを集めたこともあり、ダンスに特化したグループとして知られています。
しかしながら、ここ数年確実に高まっているトラジャの歌唱力には驚かされるものがあります。
「Travis Japan【単独公演2020秋】コンサート完全密着!」の中で、吉澤さんは松田元太さんの歌の成長ぶりに驚いたと語っています。
確かに、松田さんの歌声は以前よりもさらに丸みを帯び、技術に伴って表現力も格段に増しています。
このように、他のメンバーの得意分野や成長した部分を認め合えるのがトラジャの良さです。
同じ動画の中で川島さんも語っていますが、1人の影響がグループ全体に良い波長を広げ、刺激し合いながらトラジャ全体のレベルを底上げしていることが分かります。
「 IMAGE NATION ~全国ツアーしちゃってもいいですかっ!?〜」で披露された『The Show』を見ると、全員の歌唱力が明らかに向上していることが分かります。
さらに、歌は歌、ダンスはダンスと別物に考えるのではなく、全てが一貫したエネルギーに乗せられているため、より生き生きとしたライブパフォーマンスに繋がっています。
何よりも、ライブそのものを楽しんでいるトラジャの姿がとても印象的でした。
会場を盛り上げようとするトラジャのバイタリティが、自然と観客を味方につけているのでしょう。