「さくらんぼ」で大ブレイク!大塚愛のプロフィール、意外な経歴とは…?

「さくらんぼ」で大ブレイク!大塚愛のプロフィール、意外な経歴とは…?

これまで聴く人みんなを明るく元気にしてくれる楽曲をたくさん発表してきた大塚愛さん

「さくらんぼ」をカラオケで歌い、盛り上がった人も数多くいることでしょう。

彼女はしっかりと売れるための戦略を練り、いかにして有名になるかを自分で考えることができる高いセルフプロデュース能力を持っています。

ここでは、パブリックイメージから一歩踏み込んだ彼女の魅力に触れることができますので、最後まで必読です!

大塚愛のプロフィール


・本名:大塚愛(おおつか あい)
・生年月日:1982年09月09日
・出身地:大阪府大阪市
・身長:158cm
・血液型:O型
・所属レーベル:avex trax


 
大塚愛さんは、大阪府大阪市出身のシンガーソングライターで、短期大学まで大阪で過ごしました。

音楽に目覚めたきっかけは、3歳くらいの時に出場した町内会の祭りでステージに立って歌ったのが始まりで、当時に流行っていた光GENJIの楽曲を一緒に歌っているうちに音楽の楽しさに気づいていきました。

4歳から高校3年生までピアノを習っていましたが、小学校時代はクラシックピアノが嫌いで我慢して練習していたそう。

中学校に入ってからは、クラシックからポップスに切り替えていくと音楽の楽しさが再び芽生え始め、15歳になるころには周りの勧めもあって作曲をするようになりました。

当時は、歌手になりたいという漠然とした思いはありましたが、同時にあまり向いてないと感じていました。

それでも他に目指すべきものも見つかっていなかったので、自然と得意の音楽で道を切り開いて行こうと考えるようになっていったのです。

中学校時代の1997年4月、大阪で開催された「第1回 ORC200ヴォーカルクイーンコンテスト」のティーンズ部門でグランプリを獲得しています。

MEMO

OCR200とは、大阪市港区にある「OSAKA BAY TOWER(オオサカベイタワー)」の旧名称で、2018年まで使用されていたものです。
このコンテストは2016年までに20回開催されており歴史のあるコンテストでしたが、以降の開催は不明となっています。

そこで開催されたコンテストの第一回開催でグランプリを獲得しており、早い時期からアーティストとしての才能を垣間見せました。

高校に入ると、芸能事務所である「サンミュージックブレーン」に所属し、友人と「HimawaRi」というインディーズグループとして活動を開始しました。

大塚愛さんは15歳から作詞作曲を開始していますが、メジャーでリリースされた楽曲の多くがデビュー前に制作されていたといい、その数も60曲以上に及びます。

大ヒット曲「さくらんぼ」に関しても、サンミュージックブレーンに所属していた時にはすでに完成していたというので驚きです。

また絵を描くことも得意で、小学校6年生の時の「実現させたい夢」という作文では、「友達と2人で漫画家になること」と書いたほどです。

後に自身のCDジャケットグッズなどのイラストを手掛け、2010年には『ネコが見つけた赤い風船』という絵本を出版するなど、漫画ではないものの自身のイラスト作品を発表するという夢を叶えています。
 

エイベックスに最後まで送らなかったデモテープ


学生時代から精力的に芸能活動や作詞作曲活動を行ってきた大塚愛さんのデビューのきっかけは、エイベックスに送ったデモテープにあります。

2002年に、「桃ノ花ビラ」「さくらんぼ」のデモテープを送り、審査員の目に留まったことがデビューにつながりました。

しかし、大塚愛さんはそれまでに数々のレコード会社にデモテープを送っていたのにも関わらず、最後までエイベックスには送らなかったそうです。

その理由は、「エイベックスはビジュアル重視で私とは関係がなく、楽曲を送るだけ無駄」と思っていたからで、最後まで敬遠していました。

それでも、最後の方には焦りもあって手あたり次第送るようになったときに、エイベックスにも送ったところ、後日連絡がきたのです。

エイベックスから連絡がきたときは、最初は怪しい請求会社からだと思い警戒していましたが、デモテープを聴いたという話から少しずつ実感がわいてきたようで、そこからエイベックスの松浦社長と会うまでは非常に速いスピードで事が運んでいきました。

ポイント

松浦社長と面談したとき、当時のエイベックスはダンスのイメージが強く、そのようなイメージから脱却するきっかけとしたいと言われ、自身の楽曲が評価されていることに納得してエイベックスからデビューすることを決意しました。

アーティストとしての姿勢


大塚愛さんは、エイベックスからするとこれまでのアーティストとは違い、自身でプロデュースをしていける新しい形のアーティストとして存在していました。

自分自身を客観視でき、「この楽曲ならこういった大塚愛で行きたい」といったビジョンを持ち合わせるなど、セルフプロデュース力が高いのが特徴的です。

明るい性格関西人気質なところもあって、場を盛り上げたりふざけたりすることが多くありますが、一方で音楽に対する姿勢は真摯でどこまでも追及していくストイックさを持ち合わせています。

発表する曲に関しては、世の中が求めているものにしっかりと寄り添う「狙った」楽曲を作り、アーティストとしての存在感や印象を固めていきました。

これはまさにプロデュースの1つで、「大塚愛」という世界に引き込むきっかけづくりとも言えます。

「さくらんぼ」などに代表される明るい印象の楽曲にアーティストイメージがどうしても引っ張られてしまいますが、大塚愛さんの楽曲に深く触れてみると、実際はセンシティブな曲刺激的な曲も多く存在します。

そしてそのような楽曲たちが、本当に表現したいものだったりします。

表向きにはキャッチーな楽曲で注目を浴びアルバムを聴いてもらうきっかけにして、そのアルバムを聴いたときに本当の「大塚愛」に触れることができます。

大塚愛さんは、パブリックイメージだけではわからない本当のアーティストの魅力に触れることの楽しさや驚きを教えてくれているように感じます。

RIP SLYMEのメンバーSU(スー)さんとの結婚・離婚

大塚愛さんは、RIP SLYMEのSUさんと2010年6月26日に半年の交際を経て結婚しており、2011年3月には、第一子となる長女を出産しています。

大塚愛さんは、短大時代に幼稚園教諭保育士社会福祉主事の資格を取得していることからも、子供が大好きなことがうかがえます。

しかし幸せな生活を送っていると思われていた中、2018年11月21日に離婚を発表しました。

そこには「幸せな毎日から、耐え難い毎日まで、とても一言では伝えられませんが、子どもとの生活を守るために決断したことです」とつづられており、壮絶な離婚劇だったことが想像できます。

離婚の原因としてSUさんの不倫が挙げられており、SUさんはかねてから女性関係の悪いうわさが絶えず、22歳年下の女性との不倫が決定打となったとされています。

一部報道では、不倫相手の女性が深夜に大塚愛さんの自宅へ来てインターホンを何度も鳴らし、恐怖を感じた大塚愛さんが警察に被害届を提出する事件にまで発展してしまったという情報があります。

それからだんだんと夫婦の溝が深くなっていき、子供のことを第一に考えた結果、離婚することになったのです。

嫌われないことがない人生


大塚愛さんは、フジテレビ系ドラマ『嫌われる勇気』にてタイアップ曲「私」を提供しており、この『嫌われる勇気』について自身の半生を振り返っています。

幼少期の頃から嫌われ続けてきた大塚愛さんは、そもそも「嫌われない」という概念がありませんでした

デビュー前までは顔も名前も知っている身近な人にだけ嫌われていたので、文句を言われれば面と向かって対峙し、退けてきました。

しかし、デビュー後は一気に世間に顔が知られたことから、見ず知らずの人から暴言などを吐かれ受け入れるのが難しかったそうです。

妊娠と出産を経験してからは特に周りに敏感になり、ネットニュースなどで自分の名前を見ると過敏に反応しすぐに目をそらしていたそうで、家族に影響が出るのが怖く、そっとしていてほしいという気持ちが強くなっていきました。

そのため、慣れるというより見ないようにスルーすることで平穏を保つようにしてきました。

このようなことから、大塚愛さんは他人に嫌われながらも自分のやりたいことをやり抜く強さを持っていることがわかります。

バンドRabbit(ラビット)としての活動

大塚愛さんは、Rabbitというバンドでも活動をしていました。

メンバーは6人で、振付師の南流石さんを中心に、森俊之さんWatsuiさん佐藤タイジさん沼澤尚さんで結成されます。

バンドコンセプトは、80年代に「We Are The World」を歌ったUSAフォーアフリカの進化系を目指し、様々な人をつないでいくことを目標としていました。

形式上はバンドですが、このバンドをきっかけに様々な活動の幅を広げていくプラットフォームのような役割を目指していたそうです。

おすすめの楽曲

大塚愛さんの数ある楽曲の中で特におすすめなものをいくつか紹介したいと思います。

Strawberry Jam

 

パンの匂い香る今朝には~」という歌詞で始まる非常にさわやかな歌詞と曲調で、朝に聞きたい一曲です。

同棲している男女の朝のやり取りが表現されており、顔がほころんでしまうほどラブラブな2人がそこにいます。

女性目線で語られていますが、男性からしても幸せいっぱいな気持ちになるので、たくさんの人に聞いてもらいたい楽曲です。

Cherish


壮大でミステリアスな世界観でファンを引き付ける楽曲「Cherish」。

これまでの大塚愛さんの楽曲の印象とは一線を画していますが、この楽曲は大人気漫画の『NANA』のトリビュートアルバムの一曲として制作され、漫画内に登場するバンドのメンバーの思いを表現したものとなっています。

漫画原作者の矢沢あいさんとしっかりと打ち合わせし、お互いの思いを確認したうえで楽曲が制作されているので、『NANA』ファンからも高い評価を得ており、漫画と合わせて聴くのが特におすすめです。

まとめ

「さくらんぼ」の楽曲のように、明るいイメージが強い大塚愛さん。

しかし、本当に表現したい楽曲売れるための楽曲をしっかりと分け、戦略をもってメジャーの世界で戦ってきたことがわかりました。

また、今は一児の母でありながら幅広い活動を展開しているので、世間の母親からの支持も集めています。

過去の楽曲も大切にしつつ、新しいことにもどんどんチャレンジしていく大塚愛さんのこれからに期待です。

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