さユり “酸欠少女”が描く唯一無二の世界観! 経歴やプロフィール、おすすめ曲は…?

“酸欠少女”という斬新なキャッチフレーズを持つ福岡県出身の女性アーティスト「さユり」

独特な楽曲制作や歌声アコースティックギターをエレキのように激しく弾くプレイスタイル有名アーティストにも認められるほどの圧倒的な歌唱力で注目される存在です。

テレビ等のメディア露出よりもライブ活動に力を入れている印象の彼女ですが、路上ゲリラライブを行えば観客が殺到するほどの人気の高さを誇ります。

さユりが、それほどまで聴き手を夢中にさせる理由とは一体何なのでしょうか。

本記事でご紹介する彼女のプロフィールや経歴、魅力、おすすめ楽曲等を通し、その謎を解き明かしていきましょう。

さユりとは?

プロフィール

活動名義:さユり
本名:非公開
生年月日:1996年6月7日(24歳)
出身地:福岡県福岡市
血液型:B型
身長:148cm
好きな食べ物:トマト、サバの味噌煮

さユりは、他人と感性・価値観に違いがあることにコンプレックスを抱く“酸欠世代”の象徴「酸欠少女」をキャッチコピーとして、アコースティックギターを弾きながら歌う2.5次元パラレルシンガーソングライター

彼女の精神はネット上の活動を主軸とした“2次元”、ライブを主軸とした“3次元”、さらにパラレル世界に3人のさユりとして分裂しており、実在するさユりは2次元と3次元の狭間を漂う存在なのだそう。

現在の居場所に息苦しさを感じる若者たちの気持ちに寄り添った歌詞彼等を優しく包み込む歌声が魅力の新世代アーティストです。

裸足で活動する理由とは?

裸足で弾き語りするスタイルが原点のさユり。

デビュー前に全国的な路上ライブを実施していた際、その地で歌ったことを素足で体感することにより、“その場所にいた感覚”を大切にしてきたことが背景にあるのだそうです。

弾き語りが自身の居場所だという彼女ですが、それをありありと感じるためには裸足の状態が欠かせない要素になっているのだと思います。

経歴

関ジャニ∞に影響を受けて音楽活動をスタート

さユりが音楽に興味を持ったのは、彼女が小学6年生の頃。

関ジャニ∞のライブDVDを観た際、アイドルなのに自ら楽曲制作や楽器演奏をもこなす彼等の姿に感動してギターを始めたといいます。

MEMO
それまで貯めていたお年玉を元手に、“初心者16点セット”という1万円のアコースティックギターをネットで購入したそうです。

ギターにのめり込んだ中学生時代

中学校に入学した後、急に物事を複雑に捉えてしまうようになったというさユり。
次第に周囲と距離を置き始め、学校に登校しない日が増加していきます。

そして外に吐き出せない感情をギターの練習にぶつけるようになり、これまで以上にギターにのめり込んでいきました。

そんな中、ネットで調べ物をしているうちにボーカロイドに関心を持ったことがきっかけで、ニコニコ動画にアップされる“歌ってみた”の動画を観ながらコピーにも挑戦し始めます。

さらに、中学2年生の時にはライブ活動を展開するために作詞・作曲活動もスタートします。

地元で路上ライブを敢行

自身で楽曲制作するスキルを身につけた後は、“あすか”名義で弾き語りユニット「LONGTAL(ロングタル)」にてギターを担当し始めます。

また、バンド「夢雨(むう)」でギター&ボーカル担当としても活動を開始。

地元・福岡をメインに大阪や広島、名古屋等で路上ライブを敢行したほか、ライブハウスでのライブ活動も精力的に行うようになります。

音楽コンテストでグランプリを受賞

「LONGTAL」のメンバーとして活動を継続していた最中の2012年1月7日には、ヤマハ主催の音楽コンテスト「The 5th Music Revolution」に“さゆり”名義で参加。

応募者4123組を勝ち抜き、当時15歳という若さでグランプリに輝きます。

MEMO
受賞曲「るーららるーらーるららるーらー」は、後に通算3枚目のシングルとして発売されました。

上京とメジャーデビュー

グランプリ受賞後の翌年、高校2年生の時に休学して上京することを決意したさユり。

東京でも“音楽好きだけが集う閉鎖的空間よりそれぞれ異なる人生を送る大勢の人々に自身の音楽を聴いてほしい”という以前から抱いていた気持ちを曲げることなく、原宿を中心に路上ライブを実施します。

それからおよそ2年間に渡る東京での地道な音楽活動を重ねた後、2015年8月26日に1stシングル「ミカヅキ」でメジャーデビューすることが決定。

MEMO
同曲はアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のエンディングテーマに起用され、彼女にとって初となるアニメタイアップを果たしました。

アニソン歌手の地位を確立

2016年2月24日には、2ndシングル「それは小さな光のような」をリリース。

MEMO
前作から引き続き、アニメ『ぼくだけがいない街』のエンディングテーマとしてアニメタイアップを果たした曲で、ここでの人気アニメとのタイアップがさユりをアニソン界で一躍有名にしたと言っても過言ではありません。

名が売れ始めた流れに乗り、同年4月に渋谷WWWにて開催したワンマンライブ「ミカヅキの航海」のチケットは、何と発売開始から数秒で完売

急遽追加公演が発表される対応が取られ、彼女の人気が不動のものとなりつつあることを予感させる公演となりました。

人気アーティストとのコラボレーション

2016年12月7日には、「RADWIMPS」の野田洋次郎さんからの楽曲提供・プロデュースを受けた通算4枚目のシングル「フラレガイガール」をリリース。

「RADWIMPS」は、大人気アニメ映画『君の名は。』や『天気の子』の主題歌や挿入歌を手掛けていることで有名なロックバンドです。

MEMO
野田さんによると、すでに曲と歌詞が完成していたのに肝心の歌い手が見つからなかった際、たまたま隣のレコーディングスタジオに居合わせたさユりの歌声が同曲のイメージにピッタリだったことから彼女に歌ってもらうことを決めたそうです。

2018年11月27日には、大人気ロックバンド「MY FIRST STORY」と衝撃のコラボレーションを果たしたシングル「レイメイ」をリリース。

同曲はアニメ『ゴールデンカムイ』第2期のオープニングテーマに起用されました。

人気アニメとのタイアップを重ねていく

2019年11月27日に発売した通算7枚目のシングル「航海の唄」では、大人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』とのタイアップを果たします。

翌年5月16日には、原作漫画から人気を博していたアニメ『イエスタデイをうたって』の第2弾主題歌に起用された「葵橋」をデジタルリリース。

MEMO
同曲のタイトル「葵橋」は、京王線が甲州街道上を走っていた時代に存在した『葵橋駅』に由来しているそうです。

自身初の“弾き語りツアー”を開催

2020年6月3日、前作『ミカヅキの航海』からおよそ3年ぶりに2ndアルバム『め』を発売したさユり。

MEMO
同作は彼女史上初の“弾き語りアルバム”であり、過去曲を新たに録り下ろしたベストアルバム風の仕上がりとなっています。

4日後に迎えた自身の誕生日である6月7日には、それを携えた全国ツアー「ねじこぼれた僕らの“め”」を10月から開催すると発表。
さユりにとって、初となる弾き語りツアーにファンからは期待が寄せられています。

ニューシングル「summer bug」をリリース

2020年8月1日には、最新デジタルシングル「summer bug」をリリースしたばかり。

同曲には「今、この夏を冒険するように、それぞれの地図を開いて、楽しんで過ごして行こう!」というメッセージが込められているそうです。

昨今の新型コロナウイルス感染拡大の収束が見込めない今だからこそ、それぞれの楽しみ方で夏の夜を冒険する内容を歌ったサビが聴き手の共感を誘う1曲となっています。

今日ならではの生活に寄り添った歌詞を生み出すなんて、まさに“酸欠少女”をキャチコピーとするさユりらしいです。

さユりの魅力

自らの世界観を描写した歌詞

さユりは自身の歌う曲を自ら手掛けるシンガーソングライター。

かつての自分のように現代社会を「生き辛い」と感じている人、劣等感を抱く相手に対する憧れやそれ以上に妬みの感情を持っている人たちに“酸欠少女”として、独特な世界観をダイレクトに歌詞に描写し、寄り添ってくれるのが大きな魅力です。

それは自分でリアルに感じたことがある気持ちを描写するから可能なのであり、聴き手にもっと彼女の曲を聴いてみたいと思わせるような引力があるように感じます。

MEMO
作詞・作曲にも挑戦するようになった理由としては、かつて彼女が音楽に興味を抱くきっかけとなった関ジャニ∞の影響が大きく関与しているのかもしれません。

あわせて読みたい!

圧倒的な歌唱力

少女のようなあどけなさに加え、力強さをも兼ね備えた歌声はさユりの生まれ持った強みです。

彼女の歌声の魅力を最大限に感じられるライブに足を運べば、誰もがその圧倒的な歌唱力に心打たれることでしょう。

デビュー後に新宿駅前で開催した弾き語りライブにはおよそ2000人もの観客が集結して話題になりましたが、それだけ音楽好き以外の人々の足をも止めてしまう力を持っているアーティストだということが分かります。

笑顔が可愛い

歌っている時の真剣でかっこいい表情とは裏腹に、時たま見せる笑顔が可愛すぎると話題のさユり。

自身のトレードマークである“ポンチョ”を羽織った姿がよく似合う愛らしい容姿も評判です。

MEMO
ポンチョを着る理由は、「雨が好きだから」だと明かしていました。

さユりのおすすめ楽曲3選

フラレガイガール

2016年12月7日にリリースされた、通算4枚目のシングル。
タイトルの「フラレガイガール」の如く、“大失恋した女性の気持ち”を歌った曲です。

先述したように「RADWIMPS」の野田洋次郎が楽曲提供・プロデュースを手掛けており、一人称を“私”でなく“あたし”と表現している点乙女心をよく理解しているから描写できるフレーズには彼らしさが満載。

さユり自身の書き下ろす曲とはだいぶイメージが異なるのですが、“過去の失恋経験を乗り越えて未来へと進んでいく主人公の女性の姿”は“2次元と3次元の狭間に漂うさユりの精神”と共通する部分があるようです。

これが、野田さんが彼女を歌い手として見出した理由の一つなのではないでしょうか。

また、さユりの繊細な歌声と独特な世界観を持つ歌詞が組み合わさることにより、本曲で伝えたいことが見事なまでに表現されているようにも感じます。

さユりの美しいルックスの魅力が最大限に活かされるよう撮影されたMV中には、彼女の原点である裸足姿の路上ライブの様子も。

MEMO
YouTubeに公開されている公式MV(フルver) は、すでに102万回超の再生回数を記録しており、その人気の高さが伺えます。

ファン必見と言うべき本曲の要素の一つなので、是非チェックしてみてください!

ミカヅキ

2015年8月26日にリリースされた、さユりの1stシングル。
デビュー作ながら、先述したようにアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』のエンディングテーマに起用され、アニメファンの間で話題を博した曲です。

  • 実際にライブ行う3次元の「さユり」
  • 黒髪で眼帯を付けている“さユりの後悔の念”が生み出した2次元の「さゆり」
  • “神的な存在”と紹介される白髪でパラレル世界に存在する「サユリ」

分裂して存在する3人の「さユり」が全員集結するMV中には、満月を映したシーンが多数。

満月は欠けるところのない“完璧な人”を象徴したもので、それを眺めながら憧れ・劣等感を抱くと共にそんな自分でも誰かに必要とされたい気持ちを叫ぶように歌う彼女自身を象徴しているのが、タイトルの「ミカヅキ」なのでしょう。

「なりたい自分には到底手が届かないけれど、それでも諦めることだけはせずにいつか夢を叶える日まで努力し続けたい」というかつてさユりが抱いたと考えられる強い意志が伝わってきます。

引きこもり時代を脱して鮮烈なデビューを飾った本曲を通し、今後“さユりが音楽界に向けた挑戦の意思”を歌っているとも受け取れるように感じました。

平行線

2017年3月1日にリリースされた、通算5枚目のシングル。
ドラマ『クズの本懐』のエンディングテーマに起用され、さユり史上初のドラマタイアップを果たした曲です。

MEMO
その知名度の高さから、オリコンシングルチャートでは最高10位にランクインするほどのヒットぶりを見せました。

おすすめ楽曲の1曲目でご紹介した「フラレガイガール」を歌った後、「声が特徴的」と褒められることが増えたのを理由に自身の歌声を見直し始めたというさユり。

その経緯から丁度、持ち前の声質に合う“言葉選び”“メロディー”を意識した楽曲制作を始めたタイミングであったほか、同曲の主人公と『クズの本懐』の主人公の姿が偶然にも自分の中で重なったことから「フラレガイガール」に多大な影響を受けて完成したのがこの「平行線」だったそうです。

元々「自分の痛いところを突かれる」ような原作漫画のファンだったといい、歌詞を書き始めた際にはそれに描かれる“人の弱さ”を肯定する気持ちになることから始めたのだとか。

さユりが無限の可能性を感じる対象だという“いつでも見上げられる空の先にある未知なる「宇宙」”をモチーフにした歌詞中には“傷つくのを恐れて踏み出せない主人公”の姿勢が「平行線」として描写されています。

最後に…

今回ご紹介してきた女性アーティストのさユりには、聴き手だけでなく同じアーティストをも魅了するほどの圧倒的歌声や歌唱力独特な楽曲制作センス等、シンガーソングライターとして多岐にわたる魅力があることを分かったもらえたのではないでしょうか。

彼女が大勢の聴き手の心を掴む理由には、このような多数の魅力が深く関連しているように思います。

デビュー曲をはじめ、これまで多くのアニメタイアップを果たしていることから“アニソン歌手”のイメージのみを持たれがちなさユりですが、今後も原点である“弾き語り”を含めたライブ活動を通して心揺さぶるパフォーマンスを見せ続けてくれることに期待したいです。

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事