Rina Sawayama(リナ サワヤマ) 世界が注目する日本出身アーティストの経歴とは…?

今イギリスで次世代のポップ・アイコンと注目を集めているのが、新潟県出身の日本人女性アーティストRina Sawayamaさんです。

作詞・作曲、自身のMV監督などセルフプロデュースをしているアーティスト・クリエイターですが、アメリカのVOGUE Magazine、イギリスのVOGUE、i-Dなどのファッションと、DIESEL、adidas、MAC(コスメ)、Versus Versaceのショーやキャンペーンのモデルとしても活動しています。

クールなルックスと、アーティスト・クリエイターとして抜群の表現力を持ち合わせるうえに、世界トップの名門校ケンブリッジ大卒と頭脳も明晰。

シングル「STFU!」「LUCID」「Cherry」「XS」など主に配信でリリースし続けて、2019年4月に1stアルバム「SAWAYAMA」をリリースしています。

2019年には「情熱大陸」にも出演しました。

今回は、今世界が注目しているRina Sawayamaさんをご紹介します

日本生まれイギリス育ちの新世代ポップスターRina Sawayamaとは?

Rina Sawayamaさんがアーティスト活動を始めたのは、ケンブリッジ大学を卒業してからです。

アーティストとしてのスタートは遅めでしたが、刺激的でユーモアがありクオリティの高い作品とパフォーマンス、魅力的なキャラクターですぐに注目され、先鋭的なファッション誌やカルチャー誌から「ネクスト レディー・ガガ」と称されました。

2020年4月に世界同時リリースしたデビューアルバム「SAWAYAMA」などで日本でも徐々に知られるようになり、Spotifyが注目する日本国内向けのネクストブレイクアーティスト「Early Noise 2020」に、Novelbright、藤井 風などと共に選出されています。

「SAWAYAMA」は、エルトン・ジョンが『今年の僕のアルバム・オブ・ザ・イヤー』と絶賛、BillboardやNME、Rolling Stoneなどの音楽誌がレビューを掲載し、音楽評論家達からも高い評価を獲得。

様々な音楽をミックスさせた自身の音楽について、Rina Sawayamaさんは『可愛いR&Bで、マライア・キャリー、ザ・カーディガンズ、ジャスティン・ティンバーレイク、アリーヤ、エヌ・イー・アール・ディー(NERD)、椎名林檎をミックスしたもの』と説明しています。

また流行の最先端を行く魅力的な女性「It girl」の一人として、ファッションセンスやルックスはもちろん、国境や性別、価値観などのあらゆるボーダーを乗り越える新しい感覚の持ち主としても注目されています。

Rina Sawayamaさんの所属レーベルは、イギリスNo.1ロックバンドThe 1975をはじめ、Wolf Alice、THE JAPANESE HOUSEなどを擁するDirty Hit。

ビートルズを生んだイギリスが、世界的なトップアーティストになる逸材と期待しています

Rina Sawayamaのプロフィールと経歴

Profile
  • 本名:澤山理奈
  • 生年月日:1990年8月16日
  • 出身地:新潟県

新潟県で生まれて間もなく東京に引っ越したRina Sawayamaさんは、父親の仕事の関係から4歳で渡英

小学生の頃に短期間だけ日本人学校に通っていましたが、学生生活のほとんどはイギリスで暮らす人達と同じように過ごしました。

MEMO
4歳からイギリスに住んでいるRina Sawayamaさんですが、日本語は今でも話せます。

幼い頃から音楽が聴こえてくると両親の前で歌を披露していたそうで、13歳からオリジナル曲を作り始め、17歳で趣味としてR&Bのバンドで歌うようになりました

そして本気でシンガーを目指そうと日本のレーベルを訪れましたが、提供された曲が好きになれなかったことから、自作の曲を歌うシンガーソングライターに。

Rina Sawayamaさんはこれまで最も影響を受けたアルバムとして、宇多田ヒカル「First Love」椎名林檎「勝訴ストリップ」ビヨンセ「Dangerously in Love」エヌ・イー・アール・ディー(NERD)「Fly or Die」の4作を挙げています。

大学は、アメリカのハーバード大学に次いでノーベル賞受賞者を輩出している名門ケンブリッジ大学に入学

MEMO
13歳(2003年)の頃に両親が離婚した為に、Rina Sawayamaさんは2017年までインテリアデザイナーの母親と一緒に住んでいました。ケンブリッジ大学で心理学・政治学・社会学を専攻していた理由は、どうしても受け入れられなかった両親の離婚を理解しようと人間について知りたかったからです。

ですが裕福な白人が多かったケンブリッジ大学では、保守的な学生達から人種差別的な言動を受けるようになり、カウンセリングやセラピーに通うほど落ち込んでしまいます

そんなRina Sawayamaさんを救ってくれたのがLGBTQコミュニティでした

セクシュアルマイノリティであるLGBTQコミュニティの人達の優しさに触れ、個性や多様性を認めてお互いを尊重し合う雰囲気の中で過ごすうちに、次第に自信を取り戻しました。

大学時代は勉強漬けの日々を過ごしましたが、卒業して1年くらい経った頃にやっぱり音楽をやりたいと思うようになり、プロのシンガーソングライターを目指して活動をスタート。

その頃に友人がモデル事務所のAnti-Agencyを創立するタイミングと重なり、モデルとしての活動も始めました。

2013年4月リリースのシングル「Sleeping in Waking」でデビュー

その後もシングルをリリースする毎に評価と注目を集め続けて、2017年にリリースした1stミニアルバム「RINA」が、アメリカのThe FADER『2017年知っておくべきアーティスト』や、イギリスのDazed『DAZED 100(次世代のクリエイター達100人)』に選出されるなど、各方面から大絶賛されました。

Rina Sawayamaさんの存在は日本にも伝わり、2019年にはドキュメンタリー番組「情熱大陸」にも出演。

『ネクスト「レディー・ガガ」と大注目のシンガーは日本生まれ英国育ちの28歳。ケンブリッジ卒の才女の魅力とは』と、特集されました。

MEMO
「情熱大陸」では、2019年5月に開催されたロンドンの音楽フェス「All Points East Festival」に唯一の日本人として招待されたRina Sawayamaさんに密着しています。番組内で自身の活動について、『世の中の人々がつまらない差別から解放され、皆が平等に扱われる世の中を目指す』と、Rina Sawayamaさんは説明しています。

VOGUE JAPANが年間で最も輝いた女性を選ぶ「VOGUE JAPAN Women of the Year 2019」も受賞

2020年には、3月8日の国際女性デーを記念して、レディー・ガガさんが自由な女性をセレクトしたApple Musicプレイリスト「Women of Choice」にも選出されました。

2020年4月にリリースした待望の1stアルバム「SAWAYAMA」は、耳の肥えた音楽ファンや評論家達から大絶賛されています。

「SAWAYAMA」へのリアクションにRina Sawayamaさんがコメントしている動画

Rina Sawayama人気おすすめ曲

イギリス最重要レーベルDirty Hitに所属しているRina Sawayamaさんの曲は、どれもが世界基準です。

Rina Sawayamaさんの曲とパフォーマンスは、アートとエンターテインメントの本場イギリスとアメリカでも称賛されています。

STFU!

タイトルの「STFU!」は、ネットスラングで「黙れ!うるさい!」(Shut The Fuck Up!)の意味。

レディー・ガガさん、テイラー・スウィフトさん、ジャスティン・ビーバーさん、マドンナさんなどを手掛けているアメリカ人プロデューサーのブラッドポップ(マイケル・タッカー)とタッグを組んだこの曲は、『聴く人にとって、真新しい経験であって欲しいと思っているし、人をどこかに運んでいけるものになって欲しいと願っている。』とRina Sawayamaさんが語るほど、1stアルバム「SAWAYAMA」の中で最もエッヂが効いた激しいサウンドが特徴的。

日本人女性は怒らないというステレオタイプを覆したいと、2000年代初期のエヴァネッセンス、リンプ・ビズキット、エヌ・イー・アール・ディー(NERD)と、アメリカのR&B・ポップミュージックやJ-POPをルーツにしたサウンドに、マイクロアグレッション(マイノリティへの悪意ほどではない偏見や差別、蔑視)に対する怒りを表した歌詞を乗せています。

この曲が、『人々の目を覚ますような作品になる』と、Rina Sawayamaさんは語っています。

Cherry

Rina Sawayamaさんはこの曲で、パンセクシュアル(相手の性に関わらずに全ての人に恋愛感情がある)であることをカミングアウトしています。

『いつも女の子についての曲ばかり書いてきた。これまで自分の曲で男性について触れていなかった理由について話したかった。TVなど表舞台にパンセクシャルを公表している人があまりいなかったので、自分のセクシュアリティを受け入れることが難しかった。』と、「Cherry」によってina Sawayamaさんは長年悩み続けていたことから解放されました。

LUCID

ブラッドポップ(マイケル・タッカー)との共同プロデュースの「LUCID」は、2020年11月26日に配信リリースしています。

『ドリームガール(理想の女性)と一緒に過ごす人生か、自分がドリームガールになる人生か、想像を巡らせて違う人生を生きるという曲』と語り、自宅の小さなリビングルームでシンガーソングライターのローレン・アキリーナさんと一緒に制作しました。

現実世界とバーチャルな世界を融合させた映像が変わり続けるMVは、最先端の映像技術XRで制作しています。

XS

ヘビメタのような激しいギターと、細くてスイートな歌声のミスマッチが絶妙なバランスを実現。

タイトルをExcess(過剰、余分、余計)と掛けたこの曲では、人種や差別に対する偏見、賃金格差など社会的問題をテーマにすることが多いRina Sawayamaさんらしく、消費主義のバカバカしさについて注目しています。

前半には『富の全てが欲しい』と述べつつ、後半ではそれを手に入れる為の対価についても触れるなど、歌詞はヘビーです。

Chosen Family

Rina Sawayamaさんが『私にとって、とても特別な曲』『LGBTQの人達は、家族や友人、コミュニティから疎外されたり、家から追い出されることもあり、新しく選ばれた家族(Chosen Family)を見つけることで安らぎを得られる』と語る、LGBTQの家族や友人に捧げられたナンバー。

カナダのシンガーソングライターのカーリー・レイ・ジェプセンさんとのコラボでも知られる、ロンドンのレーベルPC MUSICのメンバーであるダニー・L・ハールさんがプロデュースを担当。

イギリスのシンガーソングライターのスタジオ・ワーク(ミキシング、レコーディング)を多く手掛けているジョニー・ラティマーさんと、Rina Sawayamaさんとの共作曲です。

Dynasty

ライブではオーディエンスから最も人気が高く、1stアルバム「SAWAYAMA」の始まりを告げるのが「Dynasty」です。

2018年から作り始めて2019年9月に一度完成していましたが、レーベルDirty Hitの『この曲はすごく良い。さらに良くしよう。』という提案から、再レコーディングしたものを収録。

両親の離婚によって裕福な生活が一変し、ワンルームを母親とシェアしていたことにインスピレーションを受けて、『裕福さとは無関係な強い痛み』をテーマにしたドラマチックな曲です。

MEMO
Dirty HitのレーベルメイトであるThe 1975のアダム・ハンさんがギターを担当しています。

Bad Friend

Rina Sawayamaさんが、1stアルバム「SAWAYAMA」のフェイバリットソングに挙げている「Bad Friend」。

20代前半に、自らの自信の無さが原因で大親友だった友人との関係から逃げてしまったことから、『誰もがバッドフレンドになりうるけど、なぜそうなるのだろう? 』と問いかける、特に思い入れの強い曲です。

邦ロックバンドSEKAI NO OWARIのグローバルプロジェクトであるEnd of the Worldのリミックスバージョンもリリースされ、VFX(Visual Effects)の映像作品を手掛けるクリエイティブ集団UNDEFINEDが制作したMVも注目を集めています。

最後に…

これまでの日本人アーティストには無かったスケールの大きさと、シーンのど真ん中を正攻法で突き進む力強さを持ち合わせているのが、Rina Sawayamaさんです。

世界のポップミュージックシーンが熱い視線を送っている、多様性を象徴する新世代アーティストRina Sawayamaさんに注目です!

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