【VivaOla】世界基準の若き音楽家|その魅力を徹底解説!

【VivaOla】世界基準の若き音楽家|その魅力を徹底解説!

英詞と日本詞を織り交ぜつつ、唯一無二の繊細な歌声でR&Bを歌うAlternative R&BアーティストVivaOla

名門バークリー音楽院在学中に、日本でも本格的に活動を始動させ、次々に楽曲を世に送り出している、まさに新進気鋭の注目アーティストです。

シンガーソングライターとして、プロデューサーとして、日本のみならず韓国やアメリカなど世界で活動する彼の魅力に迫ります。

VivaOlaのプロフィール

中学生の時に、付き合っていた彼女の為にギターが弾きたくて音楽を始めたという彼。

歌を歌い始めたのもまた、中学生の頃で、ONE OK ROCK「完全感覚 Dreamer」を歌いたかったからだそうです。

現在の彼の楽曲における大きな特徴の一つである英語と日本語を混ぜた歌詞もワンオクの影響を受けているといいます。

作曲は高校生の時iPhoneのGarageBandを使って、遊びの延長線で始めたVivaOla。

当初は、特定のジャンルやスタイルにこだわらず作曲を行っていましたが、アメリカに留学した際に「R&Bを主軸とする音楽を歌いたい」と思うようになり、現在の活動の基盤を作りました。

また、渡米する前には韓国に滞在していたこともあります。

R&Bだけでなくヒップホップの要素も多分に取り入れた韓国のアーティスト、DEANの楽曲を聞いた際に受けた衝撃が、既存のジャンルの概念にとらわれない彼の音楽性に大きな影響を与えました。

現在は、東京を拠点とする音楽・アートコレクティブ「Solgasa」の一員でもあるVivaOlaですが、2021年3月に公開された「NEO EGO」ではJua, Wez Atlasと共にその歌声を披露するなど、他のアーティストとのコラボにも精力的に参加しています。

MEMO:Solgasaとは?

VivaOla, Wez Atlas, Tommi Crane, michel koという若手のアーティストたちで構成されている音楽・アートコレクティブ。
アジアと世界の音楽・アートを融合させることを目標に活動しているクリエイティブグループ。

VivaOlaの経歴

アーティストVivaOla

それまで本名で活動し、トラックメーカーとしての印象が強かった彼は、2018年にVivaOlaを名乗るようになります。

アメリカを始め、世界で受け入れられやすいようにとの思いからアーティスト名を一新したそうです。

翌年、2019年1月に「Callin’ 2 U(feat. Wez Atlas)」、5月にはセルフプロデュースによる初EP「Bloom」をリリース。

同年6月には「Bloom」のリード曲である「Indie (feat. Itsumi)」がSpotify Playlist「Soul Music Japan」に選ばれました。

活動開始翌年、初のEPから既に全国、世界規模で注目される異例の経歴です…!

更に同年10月にはJuaWez Atlasとの共作「Vise le haut」も、Spotify Playlist「New Era: Asian Hip-Hop」に選出されました。

疾走感のあるトラックや歌唱と、都会的なMVが新世代の彼らのセンスの良さを感じさせてくれます。

その後もThomas Ngをフィーチャリングに迎えた「On My Side (feat. Thomas Ng)」や、「Even After All」など新曲をリリースし、

2020年6月には、初セルフプロデュースミニアルバム「STRANDED」をCD、アナログ盤、配信にてリリース。

ジャズやネオ・ソウルなど幅広い音楽のバックグラウンドを感じさせながらも、聞く人の耳に心地よく響く彼の唯一無二の歌声が光るアルバムとなっています。

プロデューサーVivaOla

プロデューサーとしての活動もまた、VivaOlaの魅力を語る上で外せないポイントの一つです。

May’nに提供した「Living My Life」では、アーティストVivaOlaとして打ち出しているシンガーらしい曲作りの要素は影を潜め、曲を歌うMay’nの声を引き立て、それに寄りそうアレンジとなっています。

ここでも様々なジャンルに影響を受けてきたという彼のバックグラウンドの豊かさが窺えます。

VivaOla・オススメ曲

「If You Let Me」

最新EP「nocturnalis」に収録されている「If You Let Me」はVivaOlaファンだけでなく、音楽好きなら必聴です!

ピアノとドラム・シェイカーというシンプルなサウンドの上にファルセットの優しい歌が乗っかる形で始まるこちらの1曲。
英語の歌詞に心地よく体を揺らしていると、ベースが加わり、その気持ち良さをより一層助長させてくれます。
そして、2番では裏切りの日本語リリック。

トラックの抜き差しや、たまに覗かせる地声の悲しげな表情が、聞いてる者を心地良い空間に誘ってくれます。

One of these nights -feat. Jua

「Vise le haut」でも共演したJuaをフィーチャリングに迎えた「One of these nights」は1stミニアルバム「STRANDED」の最後の収録曲です。

ニュージャクスイングを匂わせるドラムのフレーズや、2000年代J-POPのリバイバル感さえも感じる全体のサウンドアレンジは、どことなく宇多田ヒカルを想起させます。
そこに加わるJuaのラップもまた、この曲を名曲たらしめる理由の1つでしょう。

まさに新世代。その言葉が最も似合う二人かもしれません。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます。

今後、日本のR&B、HIPHOPシーンを牽引していくであろうVivaOla。

スタイリッシュで都会的、しかし優しさを感じる彼の音楽は、今最も注目すべきのアーティストの1人です。

まだまだ始まったばかりの彼の音楽活動に、今後とも期待しましょう!

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