尾崎リノ – 新世代の言葉の魔術師 | 小説のような世界を創造する女性シンガーとは?

尾崎リノ – 新世代の言葉の魔術師 | 小説のような世界を創造する女性シンガーとは?

繊細でフレッシュなワードを丁寧に紡ぎ、センチメンタルな日常見事に切り抜く尾崎リノ

彼女が描くその世界は、まるで小説を読んでいるかの様なリアルさがあり、深く感情移入をさせられます。

また、シンプルながらノスタルジックなサウンドと、優しい歌声の組み合わせで醸し出す独特の空気感。

クセになる事間違いなしです!

そんな彼女の魅力を徹底解説していきます。

尾崎リノとは

プロフィール

  • 尾崎リノ 
  • 1999年生まれ
  • 千葉県出身
  • 日本大学芸術学部 放送学科在学
  • シンガーソングライター

自身の体験をベースにストーリーを創造し、卓越したワードセンスでドライな虚無感を見事に描きだすシンガーソングライター尾崎リノ。

音楽以外にも自作の小説や詩集を手がけるなど、文学方面で才能を発揮されています。

また、ツインヴォーカルのバンド「Cody.Lee(李)」で活動したり、「尾崎リノと幽霊」というソロプロジェクトを進めたりと、精力的に活動中です。

経歴

高校生の頃は軽音楽部に入部し、コピーバンドを組んで活動をしていました。

作曲も少しずつ始めていたのですが、この頃はまだ遊びで作る程度だったそうです。

高校卒業後は日本大学芸術学部放送学科に入学。

尾崎リノがシンガーソングライターとして自分の歌を歌い始めるキッカケがここにありました。

学園祭でラジオを担当することになり「歌ってほしい!」と依頼を受け出演。

そのラジオで共演した方がシンガーソングライターとして活動をしており、ライブのいろはを教えてもらったそうです。

シンガーソングライターとしての活動を初めて知った尾崎リノは衝撃を受け、すぐにライブハウスへ連絡を入れました。

すると、すぐに下北沢のMOSAiCでの出演が決定。

ライブの出演時間は25分でしたが、オリジナル曲を2曲しか持っていなかった為「じゃぁ新たに作るしかないか。」と思い立ち楽曲制作に励みます。

【2017年11月】

シンガーソングライターとして、本格的に活動を開始。

下北沢や上野のライブハウスで手当たり次第に片っ端からライブに出演をします。

【2017年12月】

活動開始2か月で、デモ音源「東京」を発売。

【2018年10月】

歌詞の世界観と繊細でエアリーな歌声が話題になり、atori recordsから自身初の全国流通盤1stミニアルバム「NITE」をリリース。

【2019年5月】

ライブハウス限定シングル「文学のすゝめ」をリリース。

【2019年9月】

堅実な活動と高いソングライティングスキルで確実にファンを増やしていき、代表曲である「部屋と地球儀」がYouTubeにて12万再生を突破。

また、「見放題東京」「TOKYO CALLING」などのサーキットフェスにも積極的に出演します。

彼女の活動は音楽だけとどまらず、自主制作映画の上映イベントや、短編小説などを執筆したりと文学方面でその能力を発揮していきます。

尾崎リノが生み出す楽曲の魅力とは?

類まれなるソングライティングスキルと光るワードセンスが、尾崎リノの最大の魅力ではないでしょうか。

街を歩くときは周りの会話に耳を傾け、少しでも気になった言葉はすぐにiPhoneのメモに書き留めておくという彼女。

会話には、歌詞を書く時にどんなに考えても自分の中からは出てこない言葉や言い回しが使われており、インスピレーションが刺激されるそうです。

その言葉たちを1つ1つ集めて繋ぎ、1つの歌詞を作り上げていきいます。

日々飛び交う言葉達を必死に紡ぎ、コレクションをしていく作業こそ尾崎リノの作詞の方法であり、趣味でもあるそうです。

そんな独特の感性と視点で描かれた尾崎リノワールドを、ぜひ堪能してください。

尾崎リノのおすすめ楽曲5選

部屋と地球儀

まず最初にご紹介したいのがこちら!

1stミニアルバム【NITE】に収録された「部屋と地球儀」です。

この曲は彼女の代表曲であり、人気のきっかけになった曲でもあります。

ポエトリーディングという手法を本格的に取り込んで制作した楽曲であり、これがきっかけで尾崎リノの表現スタイルが確立されたと言っても過言ではありません。

その証拠に、期間限定で配信サイトに公開したところ大きな反響を呼び、MVを公開すると僅か3か月で10万再生を達成しました。

アコースティックギターとヴォーカルのみというシンプルな構成で、オーガニックなサウンドに乗るシルキーな歌声と、放たれたワードが見事に混ざり合いノスタルジックな空気感を生み出しています。

MVも見事に日常が切り取られ、深く感情移入させられる作品になっています。

まるで短編映画を見たような満足感がありますので、ぜひMVと合わせてご覧ください。

夜中のライブハウスに

続いてご紹介したいのが「夜中のライブハウスに」です。

この曲のMVは2019年8月2日25:00に行われた配信ライブ【夜中のライブハウス企画】から生まれました。

実際に夜中のライブハウスから配信を行い、その時に収録された音源や映像もMVで使用されています。

“夜中のライブハウス”を通して繰り広げられる、甘酸っぱい恋のストーリーが見事に表現されていますね。

夏の暑さやちょっぴり悪い事をするドキドキ、好きな人と一緒に見た景色など全てが輝いて見えるものです。

大人になると忘れてしまう青春時代の感情を思い出させてくれるような作品になっています。

文学のすゝめ

続いてご紹介するのがこちら。

会場限定シングルとしてリリースされた「文学のすゝめ」です。

普遍的な恋愛を尾崎リノ独自のフィルターを通して表現されている曲ですが、妙に説得力がありスッと心に染み込んできます。

アコースティックギターの柔らかいサウンドとループされるコード進行が心地よく、歌詞のノスタルジックさに拍車をかけていますね。

非常にミニマムな情景ですが、尾崎リノ節が詰め込まれ、心温まる作品に仕上がっています。

祈り

続いてご紹介する曲はこちら。

2020年11月にタワーレコード限定でリリースされた2ndミニアルバム【ぜいたくをしようよ】に収録されている楽曲「祈り」です。

普段恋や恋愛をテーマに描かれる事が多い尾崎リノの楽曲ですが、この曲には少し路線の違った雰囲気を感じました。

現代のSNS社会に存在する闇や、妬みや嫉妬、そういうものが拗れて本来悩む必要のない問題に頭を抱える若者を歌っているのではないでしょうか?

一見華やかなMVやスムースな歌声で柔らかい雰囲気のある曲ですが、かなり深く強いメッセージ性が込められていると感じます。

そして、尾崎リノ節は健在で歌詞の最後の一文、MVの最後のシーンでは小説で味わうどんでん返しの様な衝撃を受け、改めて彼女の世界観に引き込まれました。

ぜひ、皆さんなりの考察をしながら聴いてみてください。

ハイウェイ

続いてご紹介するのがこちら!

こちらの曲もタワーレコード限定でリリースされた2ndミニアルバム【ぜいたくをしようよ】に収録されている楽曲「ハイウェイ」です。

普段はアコースティックギター1本のシンプルなサウンドで、シルキーでオーガニックな曲の印象がある尾崎リノの楽曲。

それを、楽曲アレンジでav4ln(@kent_watari)、歌詞のアレンジにGOMESS(@gomessthealien)が参加し、MVをNOZOMI(@noznozmi)が制作しました。

オーガニックなサウンドが特徴の彼女の楽曲が、モダンでエモーショナルに仕上がっていますね。

MVの作画や色使いも秀逸ですので、ぜひ合わせてご覧ください。

【番外編】「湾岸線’21 feat.仲川慎之介」

最後に番外編ではありますがこちらをご紹介させてください。

シンガーソングライターとしてのソロ活動の他に、「Cody・Lee(李)」というバンドでもGt.Vo.として活動している尾崎リノ。

どことなく80年代を彷彿とさせるサウンドとアンサンブルに懐かしさを感じます。

しかし、決して古臭いわけではなく、上質なヴィンテージ感を感じる作品が特徴です。

ぜひ、チェックしてください。

まとめ

高いワードセンスとソングライティングのスキル、そしてエアリーな歌声が作り出す空気感。

その唯一無二な表現方法と世界観でリスナーを虜にする尾崎リノ。

現代のミュージックシーンに新たな風を吹かせてくれること間違いなしです。

その才能は音楽にとどまらず、様々な方面でその能力を発揮する彼女。

今後の活躍に期待したいですね。

 

尾崎リノの楽曲を聴いたことのない方は、ぜひMVと合わせてご覧になってください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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