仲村宗悟 – 作詞・作曲も担当！アーティストとして開花した超人気声優とは…？カルチャ[Cal-cha]

仲村宗悟（なかむらしゅうご）は、2015年に「アイドルマスター SideM」の天道輝役として声優デビューして以来、声優として、多くの作品に携わってきました。

また、「スッキリ」の7月のテーマソングを作詞作曲するなど、歌手としても活動しており、声の仕事を中心に幅広く活躍しています。

この記事では、

という方に向けて、「仲村宗悟の魅力」についてご紹介します。

仲村宗悟・経歴

仲村宗悟は、沖縄県出身の声優兼歌手で、2021年現在33歳を迎えています。

声優としてデビューしたのは、2015年に放送された「アイドルマスター SideM」の天道輝役。

それ以降、メインキャラクターを演じる回数は少ないですが、脇役として「東京リベンジャーズ」や「ゾンビランドサガ」など、多くの人気作品に参加しています。

仲村宗悟がメインキャラクターを演じたアニメ作品や、歌手としてのリリース情報をご紹介します。

2015年2月：「アイドルマスター SideM」の天道輝役で声優デビュー
2017年：テレビアニメ「TSUKIPRO THE ANIMATION」の久我壱星役を担当
2019年3月9日：第13回声優アワードにて、新人男優賞受賞
2019年：テレビアニメ「厨病激発ボーイ」の高嶋智樹役を担当
2019年10月30日：1stシングル「Here comes The SUN」をリリース。同時にアーティストデビューを果たす（テレビアニメ「厨病激発ボーイ」のエンディングテーマとして起用）
2020年3月11日：2ndシングル「カラフル」をリリース
2020年11月18日：デジタルシングル「Oh No!!」をリリース
2021年2月10日：3rdシングル「JUMP」をリリース
2021年7月28日：4thシングル「壊れた世界の秒針は」をリリース（テレビアニメ「RE-MAIN」エンディングテーマ収録）
2021年7月28日：1stアルバム「NATURAL」をリリース

2020年に公開された劇場版「鬼滅の刃 – 無限列車編」ですが、そのエンドロールに仲村宗悟の名前があり、一部ネットでは「どのキャラを演じていたのか」という話題が注目されていました。

しかし、エンドロールでは名前だけの登場で、公式からの発表もないので、仲村宗悟がどの役を演じていたのかは不明です。

1stアルバム「NATURAL」4thシングル「壊れた世界の秒針は」発売まであと1か月 pic.twitter.com/djQHZigEEH

— 仲村宗悟 (@ShugoAbc) June 28, 2021

仲村宗悟は、4人兄弟の末っ子で、スポーツやゲーム以外に、絵を描くことや作曲など、アーティスティックな趣味を持っているようです。

仲村宗悟は、今でこそスポーツが趣味ではありますが、小学生の頃は体が弱かったらしく、あまり
友達との交流の機会もなかったそうです。

ですが、「このままでは、この先絶対に楽しくない」と思い、それからは積極的に交流を深めるようになり、中学生になるとハンドボール部に所属し、性格もどんどん明るく変化していきました。

また、身長については仲村宗悟がコンプレックスを感じているようで、公式のプロフィールにも明記されていません。

身長の非公開や子どもの頃の経験から、仲村宗悟の繊細さを少し感じますね。

仲村宗悟は、最初から声優を目指していた訳ではありません。

仲村宗悟は、最初はミュージシャンとして成功する夢を持っており、幼い事から父親のギターの音に触れて育ち、中学3年生の頃に、父親からギターを譲り受けたことで、音楽の世界に興味を持ち始めました。

学生時代は、バンドでギターボーカルを担当し、学園祭やライブハウスなどでライブを行い、高校卒業後は、上京し音楽の専門学校に通っていました。

しかし、中々ミュージシャンとしては上手くいかず、この先について悩んでいた25歳の時に、音楽仲間の舞台を見に行ったことがキッカケで、芝居に興味が湧いたそうです。

その後、養成所「R&A VOICE ACTORS ACADEMY」に入所し、少しずつ声の仕事がもらえるようになったことで、声優業に転身することとなります。

仲村宗悟の歌や声は、感情表現の豊かさが人気なので、キャラクターに声を通して感情を伝える声優業は、ピッタリな気がしますね。

仲村宗悟は、これまで4枚のシングルとアルバムを1枚リリースしていますので、その中からおすすめの楽曲を2つご紹介します。

「壊れた世界の秒針は」は、仲村宗悟の4thシングル「壊れた世界の秒針は」に収録された楽曲で、テレビアニメ「RE-MAIN」のエンディングテーマとして起用されています。

作詞作曲は仲村宗悟自身が担当しており、全体的に落ち着いた曲調と歌詞で構成されています。

「壊れた世界の秒針は」の歌メロは伸びやかで、仲村宗悟のビブラートの効いた歌声と、非常にマッチしています。

また、サビではファルセットを多用したメロディからは透明感も感じられ、ドラムの裏打ちと相まって、疾走感のある楽曲に仕上がっています。

「ナチュラル」は、1stアルバム「NATURAL」に収録されている楽曲で、日本テレビ「スッキリ」の7月のテーマソングに起用されています。

作詞・作曲は仲村宗悟が担当しており、ブラスをたくさん使った楽曲なので、晴天の日のドライブにもピッタリな1曲に仕上がっています。

また、サビでは仲村宗悟が、終始ファルセットで歌い上げていて、その透き通る声が、とても耳触りが良いです。

「ナチュラル」は、気分が落ち込んだ時に聴くと、元気がもらえるような楽曲です。

仲村宗悟は、声優業と歌手としてのアーティスト業を両立していて、感情表現豊かな透き通るような歌声が非常に魅力的です。

また、アーティスト業では、自身で作詞作曲も行っているので、声優を始める前の、インディーズバンド時代の経験が、今まさに生かされているのでしょう。

今後も多くのアニメ作品や楽曲をリリースしていくと思われますので、この機会にぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。