崎山蒼志(さきやまそうし)の経歴・プロフィール・オススメベストソング3曲を徹底紹介!

崎山蒼志(さきやまそうし)の経歴・プロフィール・オススメベストソング3曲を徹底紹介!

バラエティ番組『日村がゆく!』に出演し、ギター演奏を絶賛されたことをきっかけとして、多くの音楽ファンに注目されているシンガーソングライター・崎山蒼志さん。

母の影響で、4歳の頃からギターを弾いてきたというアーティストで、覚えていない楽曲も併せて300曲以上もストックを持っている強者・・・

そんな崎山蒼志さんは、一体どんなアーティストなのでしょうか?

また、彼自身の音楽性や魅力も凄く気になりますので、本記事で、崎山蒼志さんの魅力を、彼の経歴(歴史)やプロフィール、オススメベストソング3を交えながら分析し、ご紹介していきますね。

唯一無二のシンガーソングライター・崎山蒼志とは?


ロック、アイドルソング、アニソン、J-POPなど、日本にはたくさんの種類の音楽が存在していますが、そのどれにも属さない音楽が、まだ、この日本に存在していたのか・・・

そんなことを、ふと思わせるとんでもないシンガーソングライターが現れ、今の音楽シーンを大きく賑わせています。

そのシンガーソングライターの名は崎山蒼志

彼は、ギター1本を携え、誰もが発想しないような独自性溢れる楽曲を次々手がけているアーティストです。

その創造性は、バラエティ番組『日村がゆく!』で、MC日村勇紀さんを始めとするキャスト全員を唸らせたほど・・・

では、崎山蒼志の音楽の何に彼らは衝撃を受けたと言うのでしょうか?

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崎山蒼志の魅力は、唯一無二のシュール&儚き音楽

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はっきり言って、筆者は、これほどまでにシュールな音楽を、筆者は聴いたことがありませんでした。

それもそのはずです。

世の中には、

一般的によく耳にする、主な音楽ジャンル

  • しっとりと涙を誘うバラード
  • AKB48や野木坂46が歌うようなアイドルソング
  • ロック
  • J-POP
  • フォークソング

など、たくさんのジャンルの音楽が存在し、筆者もあらゆる音楽を聴いてきましたが、先程触れたとおり、崎山蒼志さんの音楽は、そのどれにも属していないのです。

確かに、アコースティックギター1本で歌うタイプの音楽には『フォークソング』があります。

しかし、フォークソングで、これほどまでにシュールで今にも潰れてしまいそうな儚さを感じる音楽は見当たりません。

ギターをガチャガチャと弾き、どこかしら激しさを見せながらも、メロディーラインは、とてつもなく儚く繊細

まるで、捨て猫が、人間を警戒するかのごとく威嚇しているかのような印象を受けます。

しかも、歌詞は文豪が書いたのかと疑いたくなるほどかなり複雑で、何度も繰り返して味わっていかないと、その世界観が全く想像すら出来ません。

難しい言葉を幾重にも重ね、それでいて繊細でシュールという独特のスタイルは、まさに唯一無二の存在と言えるでしょう。

歌唱力が高くなく不器用な歌声も魅力的

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正直なところ、崎山蒼志さんの歌唱力はそれほど高くありませんが、もし、歌ウマ音楽を聴きたければ、MISIAさんや宇多田ヒカルさん等の楽曲を聴けば良い話・・・

崎山蒼志さんの魅力は、独特の歌唱力が、不器用ながらも儚く切なさを感じさせるところにあります。

そして、このシュールさが、ツボにはまってしまうからこそ、唯一無二の存在として、多くのファンから支持されているのです。

正直、好き嫌いがはっきり別れるタイプのアーティストであり、そこが、良くもあり悪くもありと言ったところでしょうね。

ただ、彼の音楽がはまる人には、とことんツボにはまりますし、1度聴いた程度では理解出来ない音楽なので、ぜひ、繰り返し何度もじっくり聴いてみてください。

崎山蒼志の経歴(歴史)

中学1年の頃に作った『五月雨』という楽曲が、多くのファンに衝撃を与え、一気に注目を浴びるようになった、シンガーソングライター・崎山蒼志さん。

では、ここで、彼の経歴(歴史)を、一度振り返ってみましょう。

母の影響で始めたギター

崎山蒼志さんのシンガーソングライター経歴は、母の影響でギター奏者となった4歳からスタートしています。

母がヴィジュアル系バンドのファンで、『the GazettE』の演奏を観て『格好良い!』と感じるようになり、「音楽をやりたい」と意思表示したんだとか・・・

そこで、ギタースクールに通うようになり、ギターに没頭していきます。

制作活動

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ギタースクールでギターを習う一方、独自の思考で楽曲制作を手がけ続けた崎山蒼志さん。

小学6年時に作詞作曲をスタートさせ、高校進学前には、すでに300曲以上の楽曲を作っていたというのだから驚きですよね。

ちなみに、後に世間を震撼させた『五月雨』は、彼が中学1年に手がけた楽曲。

あのセンスを中学1年で形成できたのは、まさに才能としか言いようがありません。

バンド結成、ストリートライブ活動

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2015年、崎山蒼志さんが中学1年の頃、『KIDS A』というバンドを組み、ギター・ヴォーカルを担当されていますが、一方では、ソロとしてもストリートライブを敢行。

メジャーデビューこそはしていないものの、完全にプロのアーティストとして活動していた訳です。

バラエティ番組『日村がゆく!』への出演


崎山蒼志さんがブレイクしたきっかけとなったバラエティ番組『日村がゆく!』への出演。

あくまで、彼がプロのミュージシャンとして、番組に呼ばれたわけではありません。

そもそも、この頃は、まだプロにもなっておらず、『高校生フォークソングGP』という企画の中で出演しただけに過ぎませんでした。

ただ、あまりにも強烈なインパクトを残し優勝し、その直後、SNSで崎山蒼志さんのパフォーマンスが拡散され、世間を震撼させていくわけです。

崎山蒼志の現在

崎山蒼志さんは、現在、ソニー・ミュージックアーティスツに所属し、2018年7月18日には、中学1年の時に手がけた『五月雨』に加え、『夏至』をデジタル配信し、同年12月5日に、1stアルバム『いつかみた国』をリリースしました。

また、2019年には、

崎山蒼志の主なタイアップソング

  • 『泡みたく輝いて』:フジ系ドラマ『平家物語』の主題歌
  • 『烈走』:明治『R-1』CMソング

などタイアップソングをリリース。

崎山蒼志さんならではのシュールな楽曲たちが、いろんな形で世に広がりを見せ、今後もますます崎山蒼志ワールド全開で、音楽シーンを激震させる活躍を見せてくれることでしょう。

崎山蒼志のプロフィール

他の誰にも賭けないような独特のワードセンスを持ち、シュールな音楽性が非常に癖になると評判の、シンガーソングライター・崎山蒼志さん。

では、ここからは、そんな崎山蒼志さんの経歴以外の部分のプロフィールを見ていきましょう。

ヴィジュアル系バンドに憧れた幼少期

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崎山蒼志さんは、2002年8月31日生まれ、静岡県浜松市出身の17歳。

一見、音楽一家に生まれ、音楽の英才教育を受けてきたかのようにも見える才能の持ち主ですが、特に音楽家だったということはなく、ごくごく普通の家庭に生まれた、17歳の青年です。

ただ、一つ違うことは、母親がヴィジュアル系バンドに熱狂していて、その影響を受けたのか、彼も、幼少時代にヴィジュアル系バンドにはまり、4歳の時に、「ギターをやりたい」と、自ら親に頼んでギターを習い始めたという点。

きっと、幼い崎山少年にとっては、母が熱狂したヴィジュアル系バンドが、凄く輝いて見えたのでしょうね。

今でこそ、独自の音楽性を追いかけていますが、その原点にはヴィジュアル系バンドの影響を色濃く受けていたというわけです。

崎山蒼志の性格・エピソードが面白い

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崎山蒼志さんの性格というか気質を物語るエピソードが、これまでいくつかのメディアで明かされていますが、そのエピソードが実に面白いです。

例えば、中学時代、自転車には乗れないが、高校進学と共に自転車通学したいと考えていたというエピソードは、やりたいことと出来ることが相反していて、凄くユニークですよね。

また、一方では、自転車のエピソードと同じように、海外に旅をしたいと思う反面、飛行機が苦手という話もされていたり、いろいろ憧れているものはありつつも、それを取り巻く環境に対して苦手意識を持っているという、崎山蒼志さんらしさも垣間見えます。

それ故に、彼の音楽を聴いていても、どこか儚く、今にも消えていきそうな悲しさを感じざるを得ないのです。

どこかネガティブだけど、どこか意義主張が見えていて少し尖っている部分も見受けられる・・・

その独特な気質が、いろんなアーティストの影響も共だって、独自性の高い崎山蒼志さんの音楽を形成しているのでしょうね。

崎山蒼志の音楽性を築き上げた自由な教育スタイル

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特にクラシック系音楽を学ばせる音楽スクールでは、教本通りの演奏を忠実に教え、自由さを縛るところが多い印象を受けます。

もちろん、それも、一つの指導法であり、間違ってはいませんが、アーティストを育てていく上では、創造性を阻害してしまう恐れも・・・

実際に、崎山蒼志さんにギターを教えていた音楽スクールでは、本当に基礎の基礎の部分だけを教えて、後は自主性に任せ、自由にやらせてくれていたそうです。

そのことが実に嬉しくて、日々のギターレッスンが楽しかったと、後のインタビューで、崎山蒼志さん自身が語っています。

この自由な教育スタイルが、今の創造性豊かな崎山蒼志さんの音楽を育んだのでしょう。

崎山蒼志のオススメソングベスト3

崎山蒼志さんの楽曲は、好き嫌いはっきり別れますが、一度ツボにはまったら病みつきになるほど魅力的な楽曲ばかりです。

では、中でもオススメと言える崎山蒼志さんの楽曲ベスト3をご紹介します。

五月雨


出典:YouTube(崎山蒼志MV)

五月雨は、崎山蒼志さんが中学1年の頃に手がけた楽曲で、彼自身がブレイクするきっかけを作った代表曲です。

ギターによる高速演奏と緩やかなテンポを絶妙のタイミングでシンクロさせながら演奏させていく音の重なりは、攻撃的な荒々しさと今にも消えてゆきそうな儚さを両立させるような印象を与えています。

これは、あくまで筆者個人の感想ですが、まるで、芥川龍之介の名作『蜘蛛の糸』のような、闇の中にある一筋の光を、独特の思考で視覚化したようにさえ感じます。

正直、五月雨を一度聴いた程度では、その世界観は理解出来ず、離れていく人も多いと思います。

ただ、一度聴いてはまれば、完全に虜になるほど中毒性の高い楽曲なので、まずは、一度聴いてみてください。

その上で、好きか嫌いかを判断しても遅くは無いと思いますよ。

夏至


出典:YouTube(崎山蒼志MV)

夏至は、崎山蒼志さんが五月雨と共に同時配信した楽曲であり、五月雨の世界観とは両極の位置にいるかのように感じさせる楽曲です。

歌い出しから終わりまで、メロディ1音ごとの余韻が実に大きく、凄く胸が締め付けられそうで、思わず泣けてきます。

まるで夏至を象徴させるかのような、暑い日差しにさらされ無駄に過ぎていく長い一日と、夢を追いかけ一瞬に過ぎ去ってしまう時間の短さが、感情の中でうごめいている・・・

一言では言い表すことの出来ない感情を、夏至になぞらえているように感じさせる、少しバラードチックな楽曲に仕上がっていますので、いろんなストレスを抱えて、時に泣きたいと思う人には、ぜひ、オススメしたい一曲ですね。

出典:YouTube(崎山蒼志MV)

は、崎山蒼志さんの1stアルバム『いつかみた国』に収録された楽曲の一つ。

アコースティックギター1つで弾き語りながら、曲が進行していくタイプの崎山蒼志ワールド全開な楽曲ですよね。

独特の間やテンポにどこか切なくなるメロディーが乗っかると、なんとも表現しがたい独特の世界観となって映しだされていきます。

正直なところ、一言では表現出来ないほど奥の深い楽曲なので、ぜひ、一度、聴いてみてください。

最新情報

「逆行」MV公開
3月に配信された新曲「逆行」のMVがYouTubeで公開されました。
クールかつ熱い映像となっています!

最後に・・・

凡人が発想出来ないような、複雑なワードや音楽性をひっさげ、小学校6年から300曲以上もの楽曲をギター1本で創り上げてきたシンガーソングライター・崎山蒼志さん。

時に儚く、今にも崩れてしまいそうな崎山蒼志さんの音楽は、とげとげしさも柔らかさも兼ね備え、まるで歌ではなく唄や詩のような世界観さえ印象づけますよね。

今回は、崎山蒼志さんの経歴(歴史)やプロフィール、オススメベストソング3を交えながら、彼の魅力をご紹介していきました。

かなり複雑ですが、一度はまったら病みつきになる中毒性の高い音楽に、ぜひ、一度触れてみてくださいね。

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