スガシカオ – ソウルやファンクをJ-POPに昇華させたシンガーソングライター!意外な経歴や魅力を紹介!

スガシカオ – ソウルやファンクをJ-POPに昇華させたシンガーソングライター!意外な経歴や魅力を紹介!

2022年2月に、デビュー25周年を迎えるスガシカオ

ファンキーでソウルフルな面がありながら、キャッチーな彼の音楽は、多くの人の心を掴んでいます。
デビュー当時の曲を聞いても、今もなお色褪せることはありません。常に新しい音楽を発表し、第一線で活躍し続けています。

今回は、スガシカオの知られざる経歴や魅力をお伝えします。名曲ぞろいの楽曲の中から、特に聞いてほしい曲を5つ選びました。

また、スガシカオが提供した歌詞や楽曲、コラボ曲も紹介します。
「夜空ノムコウ」「progress」など有名曲は知っているという方も、知られざる魅力を知れば、さらにスガシカオの音楽に浸りたくなるはずです。

スガシカオ・プロフィールと経歴


実は、デビュー前に意外な経歴を持っているのをご存知でしょうか?
ここでは、スガシカオのプロフィールや経歴、音楽性について紹介していきます。

プロフィール


生年月日:1966年7月28日
血液型:O型
出身地:東京都

スガシカオという名前は、本名をカタカナ表記にしたものです。デビュー当時は、帽子を被っていましたが、現在はサングラスがトレードマークになっています。

羽海野チカのマンガ「ハチミツとクローバー」の登場人物である、真山巧のモデルにされたことでも有名です。
「ハチミツとクローバー」というタイトルは、スピッツのアルバム「ハチミツ」、スガシカオの1stアルバム「Clover」からつけられ、映画やアニメ化された際には、楽曲が作中で数多く使われています。

経歴

スガシカオは、シンガーソングライターの中では「遅咲きのアーティスト」かもしれません。
大学卒業後に、サラリーマンとして働いていたものの、シンガーソングライターになる夢を追いかけて、仕事を辞めています。

サラリーマンからシンガーソングライターに転身し、夢を叶えた経歴から、転職サイトのCMにも出演していました。

また、2011年に所属事務所から独立し、インディースに移行。
「より生に近い形で、自分の音楽を届けたい」という思いから、インディーズで活動しました。現在、在籍しているSPEEDSTAR RECORDSからオファーを受けて、2014年に再度メジャーデビューしました。

メジャーとインディーズを行き来し、再デビューを果たした、珍しいシンガーソングライターでもあります。

音楽性

スガシカオの音楽性は、ファンクやソウル、ロックなど、楽曲によって幅広いジャンルが感じられます。特に、サポートメンバーと「Sly & The Family Stone(スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーン)」をなぞらえた「Shikao & The Family Sugar」を組んでいることもあり、ファンクでソウルフル、サイケデリックな音楽性がベースとなっているかもしれません。

スガシカオを語る上で、欠かせないのが「歌詞」です。
ドキッとするような心理描写で、細かな感情の動きをとらえています。特に、初期の楽曲は、深層心理や心のうちに秘めた感情をあらわにした歌詞が多くなっています。

一方、他のアーティストに提供した歌詞は、KAT-TUNの「Real Face」のような挑戦的な歌詞や、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマソング「Progress」のように希望が感じられる歌詞など、提供したアーティストに合わせてテイストを変えています。

また、楽曲の持つ儚さや切なさを引き立てるスガシカオの歌声も魅力の1つです。
深層心理をとらえた重い歌詞も、スガシカオの独特な歌声により、重くなりすぎず、聞きやすくなっているのかもしれません。

スガシカオ・名曲5選

名曲揃いの楽曲の中から、特に聞いてほしい曲をファン目線で5つ選びました!

耳にしたことがある名曲から通好みな曲まで、幅広く選曲しています。音楽だけではなく、歌詞にも注目してみると、スガシカオの新たな魅力を発見できるかもしれません。

黄金の月

切なく、美しい名曲といえば「黄金の月」があげられます。
2枚目のシングル曲で、音楽性の高さからスマッシュヒットを記録しました。スガシカオの初期の楽曲の代表曲としてあげる方も多いかもしれません。

情景が浮かんでくるような繊細な歌詞に、ベースやギターが特徴的なサウンドがのることで切なく美しさが感じられる1曲となっています。

「黄金の月」が好きな方におすすめしたいのが、4枚目のシングル曲の「愛について」。

初期の楽曲の中では、珍しいストレートなラブソングです。冬に聞きたくなる、あたたかな1曲です。

あまい果実

8枚目のシングル曲の「あまい果実」は、心に秘めた薄暗い感情にフォーカスした名曲です。

深い愛情が、嫉妬や疑念で狂ってきてしまう心の動きが描かれています。表向きの感情だけでなく、隠しておきたい深層心理を楽曲にするのが、スガシカオの魅力ともいえます。

「あまい果実」が気になった方には、「19歳」もチェックしてみてください。こちらは、MVや歌詞に妖艶な魅力がある1曲です。

アシンメトリー

スタイリッシュな名曲といえば、13枚目のシングル曲「アシンメトリー」があげられます。
スガシカオの魅力の1つである歌詞が評価されている曲です。フジテレビ系ドラマ「整形美人。」の主題歌に起用されました。

「アシンメトリー」が気に入った方は、10枚目のシングル曲である「AFFAIR」もおすすめです。

「アシンメトリー」と同じくドラマの主題歌に起用されている、切ない恋愛模様を描いた楽曲となっています。

労働なんかしないで 光合成だけで生きたい

一度聞いたら耳に残る名曲といえば「労働なんかしないで 光合成だけで生きたい」
11枚目のアルバムのタイトルにもなっています。

音楽はファンキーでありながら、軽く気持ちよく聞ける1曲です。
しかし、自分にとっての「幸せとは何か」を考えさせられる歌詞になっており、現代社会へのシニカルさも感じます。これまでのスガシカオ節も感じつつ、新たな幕開けが感じられる1曲です。

スガシカオのような風貌の人が、たくさん出てくるMVも必見です!

Progress


NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマソングである「Progress」は、スガシカオの音楽の魅力を世に知らしめた名曲です。スガシカオが作詞、作曲していますが、自身が在籍するバンド・kokua名義でリリースされています。心が折れてしまったときに、背中をそっと押してくれる、希望が感じられる名曲です。

2021年12月にリリースされたアルバム「SugarlessⅢ」では、セルフカバーしたピアノアレンジバージョンを収録。リリースから年月が経ち、さらに深みが増している1曲です。

楽曲提供でも活躍!多彩なアーティストとコラボも

スガシカオの音楽を語る上で欠かせないのは、他のアーティストへの楽曲提供です。
提供した楽曲から、スガシカオを知った方も多いかもしれません。スガシカオ名義とは、違ったテイストが楽しめます!

それでは作詞・作曲や、コラボした作品を紹介していきましょう。

名曲が多い「作詞・楽曲提供」作品

スガシカオは、他のアーティストへの作詞や作曲による楽曲提供でも話題となっています。特に、SMAPへ作詞提供した「夜空ノムコウ」で、スガシカオを知った方も多いのではないでしょうか。

これまで、スガシカオが楽曲を提供した作品を一部まとめました。

作詞提供

SMAP「夜空ノムコウ」
KAT-TUN「Real Face」
JUJU「星月夜」

作詞・作曲

SMAP「ココニイルコト」
嵐「アオゾラペダル」
KAT-TUN「君のユメ ぼくのユメ」
Little Glee Monster「ヒカルカケラ」

活動期間から考えてみると、提供した楽曲数は多くはないものの、記憶に残る作品を作り続けています。作品提供したアーティストとは、交流を続けており、Twitterや InstagramなどのSNSで、その様子がうかがえます。

最近では、IDOLiSH7への楽曲提供が発表され、大きな反響を呼びました。

楽曲提供では、スガシカオ個人の作品とは違った一面が見られます。

ミュージシャンとのコラボは、化学反応が楽しめる!

他のミュージシャンとのコラボレーションでは、スガシカオのベースとなっているかもソウルやファンクなどとは違った、音楽の化学反応が楽しめます。

特に、RHYMESTERのMummy-Dをフィーチャリングした「はじまりの日 feat.Mummy-D」は、今までの楽曲になかったラップとの融合で新たな一面が感じられる1曲です。

また、2020年には、医療従事者に向けた楽曲「あなたへ」をYouTubeで発表。

友人であるMr.Childrenの桜井和寿とポルノグラフィティの岡野昭仁とコラボして、話題となっていました。

InstagramやTwitterでは、スガシカオのラジオにゲスト出演したアーティストや俳優との様子を見られます。


他のアーティストとのコラボレーションを通して、スガシカオの持つ幅広い音楽性が感じられます。これから、どのようなアーティストとコラボしていくのか楽しみです。

まとめ:第一線で活躍し続ける類まれなシンガーソングライター

1997年に「ヒットチャートをかけぬけろ」でデビューしたスガシカオ。

2022年には、デビューから25周年を迎え、現在も、第一線で音楽を届け続けています。

2022年のはじめには、Instagramのライブ配信で、弾き語りを披露するなど、SNSを通して歌声を聞ける機会もあるので、気になった方は是非SNSをチェックしてみてくださいね。

今もなお、歩みを止めずに挑戦しつづけるスガシカオ。デビュー25周年を迎える2022年は、さらなる活躍が期待されます。

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