【2021年最新】愛媛県出身の有名アーティストを一挙紹介!

【2021年最新】愛媛県出身の有名アーティストを一挙紹介!

愛媛県といえば『みかん』や『ポンジュース』『伊予柑』などを思い浮かべる人がいるのではないでしょうか。また、漫画家や作家など、文化系の著名人を輩出していることでも有名です。俳人の正岡子規や作家の石持浅海、黒川博行などが愛媛県の出身で、かの有名な文豪・夏目漱石も出身地ではありませんが、縁ある人物として知られています。

では、文化系以外ではどのような人物が輩出されているのでしょうか。文化系以外ではスポーツ選手なども該当しますが、この記事では歌手やアーティストに注目してみたいと思います。

下記より愛媛県から輩出された有名な歌手やバンドの一部を紹介するので、気になる方はぜひご覧ください。

愛媛県出身の有名アーティスト

秋川雅史「千の風になって」


愛媛県出身のアーティストとして最初に紹介するのは「千の風になって」を歌った秋川雅史さんです。「私のお墓の前で泣かないでください」というフレーズは、皆さんも聞き覚えがあるのではないでしょうか。

愛媛県西条市出身の秋川さんは、テノール歌手としてクラシックの声楽を学び、その経験を生かして現在に至ります。4歳の頃からヴァイオリンやピアノを習い始めており、父親でもあり声楽家でもある秋川暢宏さんの指導の元、声楽への分野を学ぶようになりました。

国立音楽大学を卒業後はイタリアのパルムにて修行を行い、帰国後その培った実力を振るうべく多数のコンサートに出演。2001年に日本コロムビアよりCDデビューを果たし、2006年には多くの人が記憶にある「千の風になって」をリリースしました。

本来、声楽を専攻する歌手がマキシシングルを発売することは珍しいのですが、この曲をリリースしたことにより、秋川さんの存在は声楽を全く知らない人にまで知られるようになります。

その人気からリリースした年には紅白歌合戦への出場が決まり、更にこの曲を元にしたドキュメンタリードラマ『千の風になって ドラマスペシャル』が放送されるまでになります。

まだじっくりと聴いたことがない人や、若い世代でそもそも聴いたことがない人は、ぜひこの曲を聴いてみてください。秋川さんの歌唱力はもちろんですが、この曲に込められた歌詞をじっくりと感じてみるのも非常におすすめです。

大橋ちっぽけ「僕はロボット」

愛媛県松山市出身のシンガーソングライター・大橋ちっぽけさんは、動画投稿サイト『ニコニコ動画』で歌ってみたとして活動していた人物です。

2016年に行われた10代限定のオーディション『SCHOOL OF LOCK!未確認フェスティバル』に出場し、セミファイナルまで勝ち進んだことにより注目を集めるようになりました。

それまでは地元の愛媛での活動を中心としたものでしたが、この機会に活動拠点を東京へと移し、2018年に放送されたバラエティ番組『水曜夜のエンターテイメントバトル エンタX』に出演し、その番組内でのオーディション企画で見事に優勝を果たしました。

同じ年にアルバム『僕と青』でインディーズデビューとなり、翌年の2019年には、日本コロムビア内のレーベル・TRIADからメジャーデビューが決定。同時に1stアルバム「ポピュラーの在り処」をリリースし、今後の活躍が非常に期待できる人物です。

元々、動画投稿サイトで活動していたこともあり、現在はYouTubeでも不定期に活動を行っているようです。有名アーティストのカバー曲を弾き語る動画も投稿されているので、気になる方はぜひご覧になってみてください。

井上昌己「メリー・ローランの島」


愛媛県八幡浜市出身の井上昌己さんは、1989年(平成元年)にシンガーソングライターとしてデビューを果たした女性歌手です。デビュー曲の「メリー・ローランの島」を初めとした代表曲「恋が素敵な理由」「YELL! -16番目の夏-」「愛の神様 恋の天使」などがあります。

まだ学生時代だった頃から歌手としての才能に秀でており、ソニーやテクニクスといった大手音響メーカーが主催する作曲コンテストで優勝を果たし、1989年の大学在学時にはメジャーデビューをしていました。

その声質がアイドル歌手の松田聖子さんに似ていることもあり、デビュー当時から大きな話題を集めていました。特に等身大の恋愛を綴ったラブソングは、同年代の女性からも高い支持を集めており、それによってライブや学園祭などに出演して欲しいというオファーが殺到したそうです。

2001年には所属事務所が吸収合併したこともあり、自由な音楽ができなくなるという理由で自主レーベル『shokoland』を設立し、紆余曲折をしながらも2019年にはデビュー30周年を迎えました。

現在でも積極的なライブ活動を行っており、2021年以降にもアルバムをリリース予定であることを発表しています。同世代、特に90年代を過ごしてきたファンからは熱い支持を集めており、井上さん自身の年代に合わせたラブソングは同年代の女性からも注目されています。

デビュー当時の若々しい歌声も素敵ですが、ベテランとなった現在の井上さんの落ち着きと暖かさ溢れる歌声も非常に魅力的です。若い世代では知らない人も多いかもしれませんが、大人のラブソングを味わいたい時にはぜひ一度、彼女の歌を聴いてみてください。

たけやま3.5「排他的感情論」


全員が愛媛県出身の四人組ガールズバンド・たけやま3.5は、ヴォーカルの武田雛歩を中心に2017年に結成されました。ベース・星川遥香、ドラム・脇田穂乃香、ギター・濵邊咲良によって構成されており、四人ともモデルからスカウトされて今に至ります。

グループ名の『3.5』には「レギュラー三人+その都度変わるシークレットメンバー」という意味があり、結成当時は固定のメンバーがいないバンドでした。今は上記のメンバーに固定されてはいますが、バンド名はそのままに活動を続けています。

現在は王道のポップ色の強いバンドとして、愛媛県松山市を中心に活動を続けており、様々な企業とのコラボレーションやライブ活動に精を出しています。また、お笑い芸人のカンニング竹山さんからのラブコールもあり、テレビ番組での共演を果たしました。

2018年に開催された『新日本アイドル音楽祭』に出演した際には優勝するなど、まだまだ地道な活動が続いていますが、少しずつ実力と知名度を伸ばしています。今後、彼女たちの活動がどのようなものになるのか、非常に気になるところです。

YU-KI「NEXT LEVEL」

男女混成ダンス&ボーカルグループのTRF。そのメインヴォーカルを務めるYU-KIさんは、愛媛県四国中央市出身のアーティストです。

TRFに加入前からヴォーカルとダンスを磨いてきた彼女は、小室哲哉さんとの出会いを経て1993年にTRFとしてデビューを果たします。その後、数々のヒット曲を飛ばし、1997年にはソロデビューシングル「dragons’ dance」をリリース。

その活動は歌手とダンサーだけに留まらず、ソロデビュー曲を主題歌としたアニメ映画『エルマーの冒険』では声優にも挑戦。この挑戦を機に作詞や作曲、ナレーションなどにも活動の幅を広げるようになります。

小室哲哉さんからの評価も高く、曰く「シンセサイザーの音色に馴染む声色と歌い方。リズム乗りも良い」とのことです。

2006年以降、ソロ曲のリリースなどはありませんが、TRFとして活動を継続中。2018年にはグループ結成から25周年という節目を迎え、未だにその圧倒的な歌声と魅力は健在です。彼女の年齢を調べると、既に50代であるというのですから驚きです。

衰え知らずとはまさにこのことです。最近ではYouTubeでゲストとして出演することもあるようで、今後もそのカリスマ性でファンを魅了してくれることでしょう。

草彅剛「雨あがりのステップ」

国民的アイドルグループとして活躍していたSMAPのメンバー草彅剛さんも愛媛県出身の人物です。1987年の中学一年生の頃にジャニーズ事務所に入所し、その翌年にはSMAPのメンバーとして活躍するようになります。

周知のことかと思いますが、歌やダンスだけに限らず、役者としての技量も非常に高い人物です。気さくな性格をそのままにした役や、普段は見ることがない過激な性格の役もこなすことができます。

2016年には惜しまれつつもSMAPが解散してしまい、解散後、草彅さん本人はグループのメンバーだった稲垣吾郎さん香取慎吾さんと共に芸能活動を新たにスタート。ファンクラブ名および活動名義『新しい地図』として、YouTubeなどを中心に現在も活動を展開しています。

公式YouTubeチャンネルではバラエティ色の強いものが多く、「〇〇をやってみた」という内容が主に投稿されています。気になる方はぜひ覗いてみてください。

また、歌手としての活動も続けており、現在のグループで不定期で新曲をリリースしています。初リリース曲「#SINGING」を始めとした「雨あがりのステップ」など、三人による新しい旅立ちの歌をぜひ一度聴いてみてください。

越智志帆「愛をこめて花束を」


ソロプロジェクト・Superflyのヴォーカルを務める越智志帆さんは愛媛県今治市出身のアーティストです。2007年にシングル曲「ハロー・ハロー」でメジャーデビューを果たし、その後リリースされた「愛をこめて花束を」は、彼女の代表曲となりました。

Superflyには彼女の他に多保孝一さんも在籍していましたが、デビューから半年という短い期間で脱退してしまいます。関係者からは『多保先生』と一目置かれており、脱退後はプロデュース業へ専念したいと、現在は裏舞台で活躍をしています。ちなみにそんな多保さんも愛媛県出身のアーティストで、越智さんとは大学の軽音サークル内で知り合ったそうです。

サポートメンバーを率いて現在も活躍する越智さんは、中学生時代に行った合唱コンクールをきっかけに、歌うことの楽しさと喜びを覚えたそうです。本格的な音楽活動は高校生の頃で、当時の主なジャンルはポップスが中心でしたが、大学生の頃には上述する多保さんとの出会いでロックへと傾倒するようになります。

ヴォーカルだけだと思われがちですが、実はそれだけではありません。ライブを観に行ったことがある人であれば知っていると思いますが、ギターやピアノ、タンバリン、カウベル、ティンパニなど、多種多様な楽器を演奏することができます。

小柄で華奢な体型からは想像もつかないパワフルな声量を発することができるのが特徴で、サビ部分ではその声量を生かした歌い方が印象的です。

2017年にはデビュー10周年を迎え、更に翌年の2018年にはロックバンド・フジファブリック金澤ダイスケさんと結婚したことでも話題となりました。公私ともに充実した毎日を送る彼女が、今後どのような歌を披露してくれるのか、非常に気になるところです。

ANCHANG「みかんのうた」

ハードロック・ヘヴィメタルバンドとして、1998年にシングル「HANABI-la大回転」でメジャーデビューを果たしたSEX MACHINEGUNS。そのバンドの中心人物でもあるANCHANGさんも愛媛県出身のアーティストです。

グループ名も含めて日本中に強烈なインパクトを与えてきたバンドとしても有名で、その演奏を目の当たりにすれば不思議と病みつきになる独特な世界観を持っています。

日本を代表する重鎮のバンドですが、その道のりは決して楽なものであはありません。相次ぐ脱退などを繰り返してメンバーが入れ替わり、活動休止や解散を何度も経験してきました。また、中心人物でもあるANCHANGさんも一時は音楽から離れて会社員になる道を選び、SEX MACHINEGUNSそのものが消滅することもありました。

2014年には第6期として活動を再開し、2018年にはベストアルバムを発売するなど、精力的な活動を行っています。度重なる活動休止や解散などを繰り返してきましたが、それでもなおファンに愛されるのはそれだけ魅力があるということでしょう。今後も日本のハードロック・ヘヴィメタルを盛り上げる立役者としてぜひ活躍してほしいですね。

大石昌良「君じゃなきゃダメみたい」


日本のスリーピースバンドのSound Schedule。そのヴォーカルとギターを務める大石昌良さんは愛媛県出身のアーティストです。アニソンなどを中心に歌う『オーイシマサヨシ』名義で知っている人もいるかと思います。

バンドとしては2006年に一旦の解散。2011年に再結成を果たしており、2016年にはシングル「TIME MACHINE」をリリースしています。それ以降の新曲リリースはありませんが、現在でもライブなどの活動を続けているようです。

解散の合間に大石さんはソロでの活動を始め、バンドが再結成となった今でもリリースを続けています。また、アニソンなどのオファーの際には上述したオーイシマサヨシ名義で活動しており、テレビアニメ『月刊少女野崎くん』の主題歌「君じゃなきゃダメみたい」を始めとした曲をリリース。どの曲も高い評価を得ており、アニメファンからも周知されるようになりました。

作品提供でも高い評価を得ており、2019年に行われた『平成アニソン大賞』においては『けものフレンズ』の主題歌「ようこそジャパリパークへ」が作詞賞を受賞。同時に「君じゃなきゃダメみたい」が作曲賞に選ばれています。

2020年には一般女性との結婚も発表し、更には自身のYouTubeチャンネルを開設。公私ともに多忙な日々を送る毎日ですが、これからもファンのために頑張ってもらいたいですね。

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水樹奈々「深愛」


愛媛県出身のアーティスト、最後の紹介となるのが水樹奈々さんです。代表曲に「深愛」「ETERNAL BLAZE」など、声優として、そしてアニソン歌手としても名高く、多くのファンから支持を集めています。

歌手としては声優として初となる紅白歌合戦にも出場し、後に多くのアニソン歌手が紅白に出場するきっかけともなりました。情に訴えかけるような滑らかな歌声と、伸びのある声量に魅了される人も多いでしょう。

そんな水樹さんの原点になったのは、父親の存在が大きかったのかもしれません。父親の演歌歌手になるという夢を託され、幼少時より毎日猛特訓を重ねていたそうです。また、音感を養うためにピアノやエレクトーンを習うなど、激しい指導は実生活にまで及び、芸能プロダクションから声がかかる中学生の頃まで続いていました。

他人から見ればそれは行き過ぎたものかもしれませんが、水樹さん本人は父親に感謝の念を抱いていることを明かしています。上述した曲「深愛」はテレビアニメ『WHITE ALBUM』の主題歌でもありますが、実はこの曲の歌詞を作る数日前に父親が亡くなっており、水樹さんはそんな父親に対する想いを歌詞に起こしたようです。事情を知っていなくても、この曲の深さは非常に印象に残るでしょう。

2020年にデビュー20周年を迎えた水樹さんは、同じ年に音楽関係者と結婚したことを発表しました。多くのファンを抱えていたこともあり、結婚に関しては喜びの声と同時に悲しみの声もあったそうです。家庭を持ったことでこれまで以上に多忙な日々を送るかと思いますが、水樹さんにはぜひファンのためにも頑張ってもらいたいですね。

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最後に

愛媛県出身の有名歌手・アーティストの紹介はこれで以上となります。

もしかすると意外な人物もいたかもしれません。自分の生まれ育った場所から有名人が活躍しているのを見ると、なんだか自分も嬉しくなりますよね。

今回ご紹介した以外にも、愛媛県からはまだまだ沢山の有名人が輩出されています。中には自分の好きなアーティストや芸能人も愛媛県出身かもしれません。そういった興味から自分の生まれ育った場所以外に興味を持つものいいでしょう。

それではここまでご覧いただきありがとうございます。

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