luz【歌い手解説】セクシーな歌声と超天然キャラのギャップに悶絶! 超人気歌い手を徹底解説

luz【歌い手解説】セクシーな歌声と超天然キャラのギャップに悶絶! 超人気歌い手を徹底解説

セクシーな歌声と美しいビジュアルで圧倒的な人気を誇る男性歌い手・luz(るす)。

歌ってみたの投稿はもちろん、ユニット活動やライブツアーのオーガナイザーなどマルチに活躍しています。

この記事では、luzのプロフィールやおすすめの歌ってみた作品、ギャップに思わずキュンとする天然エピソードを紹介します。

luzのプロフィール・経歴


名前:luz(るす)
生年月日:1993年7月23日
出身地:福井県
血液型:B型
身長:182cm

息抜きとして始めた「歌ってみた」がライフワークへ

luzが歌い手の活動を始めたのは2010年。 当初は本格的に音楽活動をしようという考えはなく、彼の地元である福井県で働きながら、息抜きとして歌ってみた動画の投稿を行っていました。

本名に「光」の文字が入っていることから以前はlightという名前で活動を行っていましたが、被りやすい名前だったため変更を決意。リスナーのコメントを参考に、スペイン語で「光」の意味をもつluzの名を冠し、新たなスタートを切りました。

今でこそ絶大な人気を誇る歌い手・luzですが、動画投稿を始めたばかりの頃は、自分にたくさんファンがついたり、大きな会場でワンマンライブをやったりするようになるとは想像もつかなかったのだとか。「歌が楽しいから歌う」という気持ちを大切にし、マイペースにさまざまな活動を行っていくなかで、ターニングポイントとも呼ぶべき出来事が起こります。

その出来事とは、2016年に行われた東名阪ワンマンツアー「1st TOUR -GENESIS-」です。

ライブのステージに立ったluzは、1000人を超えるファンが自分のために時間をつくり、会場へ足を運んでくれた事実に強く感動。「自分の歌は趣味の範囲で終われるものではない」と自覚すると同時に、リスナーや、運営へ携わってくれる周りのスタッフやプロデューサーに対する感謝と責任を改めて感じました。

luzが歌い手として大切にしているのは「人とカブりたくない」ということ。自分が聴いてきた音楽、影響を受けてきた音楽の要素は大切にしながら、自分なりのアプローチで作品を生み出すことを大切にしています。

続いては、そんなluzがオーガナイザーを務めるアーティスト集団・XYZ(エックスワイジー)や、童話をもとにした世界観が人気のクリエイターユニット・Royal Scandalについて紹介します。

究極のカクテルをモチーフにしたアーティスト集団・XYZ

XYZは、2015年2月1日に始動したアーティスト集団。アルファベット最後の3文字「XYZ」を名前に付けることで「これ以上のものはない、究極の」という意味合いが込められたXYZカクテルがモチーフになっています。「至高の夜へ導く」をテーマに掲げ、オーガナイザーを務めるluzが厳選した歌い手達と共にライブツアーを行っています。

「XYZ TOUR -SUMMER-」にはじまり、DJを呼んで開催する「XYZ TOUR -DJ Style-」や女性リスナー限定の「XYZ TOUR -Valentine’s Night Ladies Only-」、男性リスナー限定の「XYZ TOUR -Whiteday Night Mens Only-」が加わっていくことで次第に規模が拡大。全国ツアーへは約2万人を動員するほどの人気ぶりを見せています。

また、2019年12月にはXYZのTwitterアカウントから「XYZ VS XYZ」と呼ばれる企画が発表されました。企画の内容は、luzがピックアップした複数のメンバーから、デュオとトリオで好きな組み合わせ(オリジナルカクテル)を投票し、結果に合わせてオリジナル楽曲をつくるというもの。XYZの参加メンバーである歌い手・nqrse(なるせ)の提案によってスタートしました。

それぞれの歌い手がもつ魅力が互いに作用し、カクテルそのもののように至高の1曲が生み出される過程はわくわくしてしまうこと間違いなし。

luzはインタビューの場で、XYZの活動を通じてさまざまなアーティストとの出会いがあったと語っています。普段あまり関わりのない歌い手同士がコラボをし、それをきっかけとしてXYZ以外の場でも共に活動するようになることはファンにとっても嬉しいですね。

ちょっぴり過激な童話の世界を描くユニット・Royal Scandal

Royal Scandalは、luz・奏音69(楽曲制作やデザインなどマルチにこなすクリエイター)・RAHWIA(イラスト、アニメーション、動画編集を手がけるクリエイター)の3人によるクリエイターユニット。「ロイスキャ」の略称で多くのファンに親しまれています。

2014年、奏音69の楽曲「チェリーハント」をluzとRAHWIAがカバーしたことをきっかけに結成。同年に「クイーンオブハート」で活動を開始しました。

Royal Scandalは童話をモチーフにした世界観を基盤とし、音楽と映像によるシリーズ作品を展開しています。単に有名な童話のパロディを行うのではなく、歌姫・チェルシーとバーテンダー・ルイスという主要キャラクター2人を中心に据え、恋慕・嫉妬・強欲といった人間の生々しい感情をお洒落に描き出しているのが大きな特徴。オリジナルの要素がふんだんに盛り込まれており、怪しげでちょっぴり過激な楽曲の世界を楽しむことができます。

奏音69が生み出す艶めいた歌詞とサウンド、RAHWIAの美麗なイラストに、luzの色気たっぷりな歌声が上手く絡み合っています。過激なワードを当て字で美しく表現する奏音69の作詞センスにも注目です。

各ナンバーのMVに登場するアイテムやキーパーソンと思しきキャラクターなど、考察したいという欲をかき立てる謎めいたストーリー展開も見応え充分。3人が生み出す魅惑の世界にぜひ足を踏み入れてみてください。

歌声とのギャップがたまらない!luzの天然エピソード集

色気たっぷりの歌声やクールなビジュアルで人気のluzですが、実は歌い手界随一の天然キャラとしても有名です。

luzと親交が深く、何度もコラボを行っている歌い手・まふまふ曰く「彼(luz)は天然のバロメーターが振り切れている」「ずっとパラレルワールドから話している感じ」とのこと。果たしてその実態はどうなのか、まふまふをはじめ複数の歌い手が語るluzの天然エピソードを覗いてみましょう。


・「冷やし中華が食べたい」というリクエストを受けてまふまふがluzをラーメン屋へ連れていったが、まふまふが注文したフカヒレラーメンを全てluzが食べてしまい、まふまふは仕方なく冷やし中華を食べた

・まふまふが参加したコミックマーケットを手伝いに行った時、止められたにも関わらずユッケをこっそり食べてお腹を壊してしまい、手伝いをせずに新幹線で帰った(帰りの新幹線代はまふまふ持ち)

・動画の企画で「自分でも酷いなと思う天然エピソード」というクイズを出した時、答えを訊かれて「わかんない」と答えた

・ある晩、まふまふのスマホにluzから「スマブラしよう!」とLINEが。同じタイミングで多くの歌い手が神戸のライブイベントに参加していたため、参加していなかったキヨ・佐香智久(少年T)をまふまふが誘ったところ、luzからなんと「俺もいま神戸やねん」という返信が……。天然という枠を超えた言動にまふまふは「え……?な、なにこいつ……」と困惑

以上4つの具体的なエピソードを見ても、luzという歌い手がいかに自由奔放で天然なキャラクターかお分かりいただけるのではないでしょうか。

luzによる(挙げればキリがないほどの)天然な言動に振り回されているまふまふですが、2人は非常に仲が良いことでも知られています。まふまふはYouTubeの生放送でluzの天然エピソードを語り尽くしたあと「あの子(luz)ほどの良い子は見たことない」とポツリ。お互いに信頼関係があるからこそ、時には思い切りイジれるのだと感じさせてくれます。

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気付けば沼にハマっている!luzのおすすめ歌ってみた作品

ヴァンパイア – ver.luz

「モザイクロール」「乙女解剖」など多くの人気曲を生み出しているボカロP・DECO*27(でこ・にーな)の楽曲。2021年3月に投稿された原曲verでは初音ミクがボーカルを務めています。

この「ヴァンパイア」では、アップテンポでダンサンブルなサウンドに乗せて、愛する相手へのストレートな欲望が歌われています。恋する女の子の姿がヴァンパイアにたとえられており、相手の全てを貪欲に食らいつくそうとするような歌詞と相まって思わずドキッとしてしまうような魅力に満ちた楽曲です。

luzによる歌ってみた動画は原曲の発表直後にYouTubeへ投稿され、2022年7月時点で再生回数が200万回を突破。「声が18禁」「セクシュアリティな魅力をもつ歌い手」と評されるluzの本領が発揮されています。

サビの途中で早口言葉のようになる部分があったり、ジャズのスウィングを感じさせるテンポの変化があったりと難易度の高い楽曲であるにも関わらず、それをリスナーに感じさせることなく見事に歌い上げています。luzらしい色気はもちろん、原曲の可愛らしさも絶妙にブレンドした表現力に脱帽です。

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神っぽいな – ver.luz

「すろぉもぉしょん」「ありふれたせかいせいふく」などの代表曲を筆頭に、100曲以上ものボカロ曲を生み出している大人気ボカロP・ピノキオピーの楽曲。

物事の本質を深く見ようとせず、何に対しても「神」「○○っぽい」と繰り返す人々への強烈な皮肉が歌われています。曲の中間部に登場する「みんな飽きっぽいんだ オーケー 踊れるやつちょうだい」という歌詞は、SNSで人気の「踊ってみた」楽曲に食いついたかと思えばすぐに飽きてしまうような、現代の流行に対する嘲笑すら感じさせます。

luzによる「神っぽいな」の歌ってみたでは、曲全体を貫いている無気力や皮肉めいた雰囲気を、彼の気怠い歌声が上手く表現しています。彼の代名詞であるセクシーさは根底にしっかりありながら、この楽曲ではよりクールな声色を目立たせているのが特徴です。

サビの直前に入る“Gott ist tot”(ドイツ語で「神は死んだ」)や、サビで合いの手のように差し込まれる“My God”では、luzのダウナーで色気たっぷりな囁きに悶絶してしまうこと間違いなし。

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ピニャコラーダ – ver.luz×センラ

luzと、4人組歌い手ユニット浦島坂田船のメンバー・センラによる歌ってみた作品。

原曲は、ボカロP・ねじ式が結月ゆかりとIAのために書き上げた大人なミディアムロックナンバー。愛しい相手へのちょっぴり危険な想いが、ストレートかつ切なげな言葉で歌われています。

タイトルにもなっている「ピニャコラーダ」は、ラム酒とパイナップルジュース、ココナッツミルクを混ぜてつくる夏にピッタリのカクテル。「淡い思い出」というカクテル言葉があることを踏まえ、歌詞に注目してみると「『愛してる』の言葉はいつだって僕からしか言わなくて」「あの夜に恋焦がれて」といったフレーズが、どこか諦めの混じった切ないメッセージに聞こえます。

「ピニャコラーダ」の歌ってみたでは、luzのセクシーな歌声と、センラの少し鼻にかかった優しい歌声が絡み合い、カクテルのように奥深いハーモニーが生み出されています。

2人の声質や歌い方の違いを楽しめるソロ部分も必聴。それぞれの個性がしっかり活かされていながら、お互いのテンションをしっかり感じ取ってそれに合わせているのが分かります。「極上のイケボに浸りたい!」という人におすすめの1曲です。

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バースデーライブ含む東名阪ツアー「luz 7th TOUR -CARNIVAL-」開催!

2022年7月23日、東京・Zepp Diver CityでFC会員限定ライブが開催されました。同公演は、luzが東京・名古屋・大阪の3か所を巡る「luz 7th TOUR -CARNIVAL-」のスタートを華々しく飾りました。

また、2022年8月4日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催されるファイナル公演は、luz初のホールワンマンライブということもありファンから期待の声が多く上がっています。

ツアーのテーマ曲となる「CARNIVAL」では、堀江晶太(kemu)・香椎モイミというボカロPコンビが楽曲制作を担当しました。

一度聴けばたちまち惹きこまれてしまうダークゴシックなサウンドと、luzの色気たっぷりな妖しい魅力を引きたてる歌詞が秀逸です。

MVでは、luzが初めて特殊メイクに挑戦しています。「グロテスクなモンスター達を従える悪魔」に扮したluzの、恐ろしくも美しい魅力たっぷりの姿にぜひ注目してみてください。

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最後に

既存曲の歌ってみたからオリジナル作品まで、幅広いジャンルの音楽に挑戦しファンを魅了し続けているluz。

底知れぬ色気でリスナーを悶絶させたかと思えば、同一人物か……?と疑いたくなるほどの天然ぶりを炸裂させる彼の魅力をぜひ味わってみてください。

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