【ベガルタ仙台】2019年の総評と注目選手・スタメンまとめ

仙台は七夕まつりで有名な街であり、ベガルタ仙台のチームの由来にもその七夕にまつわる伝説から名づけられている。

今回は仙台市に拠点を置く「ベガルタ仙台」について特集していく。

Jリーグサポーターは覚えているだろうか?…2012シーズンのベガルタ仙台の快進撃を。

中堅と常に言われ、優勝争いをするようなクラブではないと揶揄され続けたチームが優勝候補を次々と撃破していき、あと一歩で届かなかったが第2位の大番狂わせをしたシーズンであった。

しかしながら、月日が流れ、今のベガルタ仙台にはその当時の面影はなくなってしまった。

またしても「中堅クラブ」「優勝候補にあがらないクラブ」と言われるクラブへと逆戻りしてしまった。

とくに深刻なのは選手の高齢化である。

ポイント
多くの問題を抱えているベガルタ仙台であるが、過去の栄光を取り戻すことができるのか、そのために何が必要なのか、また少しずつ前進していくためにどうするべきか独自の視点から斬っていこうと思う。

2019年12月7日に15年ぶりに横浜Fマリノスが優勝を飾り、今季のJ1が幕を閉じた。

最終節まで優勝争い、残留争いともに手に汗握る接戦、熱戦が多く展開され、Jリーグファンのみならず日本中で注目を浴びた。

なかでも、最終節の優勝争い同士の対戦カードとなった1位・横浜Fマリノスvs2位・FC東京の大一番は6万3854人を動員し、6年ぶりの最多来場者数更新も話題となった。

Cal-Cha編集部では、J1全クラブ18チームの今季の講評をはじめ、来季の注目選手や応援歌を紹介していこうと思う。

第9弾は今季J1リーグ11位のベガルタ仙台を総括していく。

ベガルタ仙台基本データ

  • 創設年度:1988年
  • 前身団体:東北電力サッカー部
  • 本拠地:ユアテックスタジアム仙台
  • J1リーグ最高順位第2位(’12))
  • 天皇杯1回準優勝(’18)
  • ルヴァン杯最高順位ベスト4(’17)

チームの前身は東北電力サッカー部で、1988年に創部された。

1994年にはJリーグ入りを目指し、ブランメル仙台にチーム名を改称。

その後、現在のチーム名であるベガルタ仙台とチーム名を変え、1999年よりJリーグに加盟した。

MEMO
「ベガルタ」のチーム名は全国的にも有名な仙台七夕を由来とし、七夕の織り姫“べガ”と彦星“アルタイル”が出会うという伝説から生まれたもので、「県民市民と融合し、ともに夢を実現する」という願いが込められている。

チームのエンブレムに描かれた鷲は、彦星の属する「わし座」に由来し、「勝利をもたらす鷲」を象徴している。

また、東北地方にある唯一のJ1クラブでもある。

地方クラブのチーム事情ではあるがビックネームの獲得が資金面等において困難であり、育成型のチーム作りをメインにしているクラブチームのひとつである。

また、ビッククラブからの育成型レンタル移籍などで、若手が多く在籍しているのも特徴のひとつである。

MEMO
近年ではJ1で結果を残していた2011シーズンや2012シーズンの頃の選手の高齢化や移籍によってチームの中心人物が少なくなってしまっており、世代交代が迫られている。

今季、DF陣を牽引したDFシマオ・マテがJベストイレブンに選出されるなど明るい材料もあるが課題はたくさんである。

今季の総評

  • 第11位/18チーム中
  • 勝ち点41
  • 12勝5分17敗38得点45失点

失点数自体がとても多いわけでもなく、得点数も単純計算では1試合1得点以上はしていることを考えれば及第点であるとは思う。

しかしながら、クリーンシート数は7試合とやはり、上位クラブや中堅クラブと比べてもやや少ない傾向にあり、改善することでもう少しではあるが順位を上げれていたのではないかと思う。

攻撃陣は38得点と同じくらいの順位のクラブに比べても少なく、来季の攻撃陣の奮起は順位を上げるためには必須と言える。

ポイント
今季シーズンを通してキャプテンマークをまいたDFシマオ・マテがJベストイレブンに選出されたもののチームとしては改善の余地がたくさんあり、合宿のなかでどこまで来季に向けて完成度をあげていくのか期待である。

今年のベガルタは簡単に言えば、スタートダッシュでこけてしまった印象である。

というのもいかに第5節までの戦績を記すとわかるのだが

  • 開幕戦(H)VS浦和レッズ 0-0
  • 第2節(A)VS横浜FM 1-2
  • 第3節(H)VSヴィッセル神戸 1-3
  • 第4節(A)VS湘南ベルマーレ 1-2
  • 第5節(H)VSセレッソ大阪 0-2

と開幕戦から1分4敗してしまっている。

特に第3節は、クラブの規模を含めたチームクオリティが同等程度であることを考えると、敗戦したことは痛手であったと考えられる。

その後も連敗しながら、ときどき勝利を収める低飛行なリーグ前半戦を送ることとなってしまった。

中盤戦に差し掛かるころには、だんだんとエンジンがかかってきて連勝することもできるようになり、少しずつ勝ち点を積むことができるようになっていった。

結果としても7勝1分9敗とまずまずの数字で折り返すことができたが、それだけに最初の2か月の試合運びが悔やまれるものとなった。

しかし、また後半戦も終盤になると失速し始めてしまう。

結果として、中堅で順位を争っていたガンバ大阪、ヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島に直接対決で敗れ、後味の悪いシーズンとなってしまった。

イチオシ!!2020シーズンの注目選手

道渕 諒平

  • 生年月日:1994年6月16日
  • ポジション:MF
  • 所属:ヴァンフォーレ甲府→ベガルタ仙台

今シーズン、チームの中心として25試合に出場(うち5試合は途中出場)し、5得点をあげている。

チーム戦術によっては、攻撃的MFや守備的MFもこなすユーティリティを持っており、重宝される存在である。

これまでチームを牽引してきたMF梁勇基らの高齢化を考えると新しくチームを引っ張ることが求められる年齢になっていると思う。

また、25歳とこれから選手としても脂がのってくる年期を迎えることを考えてもさらなる活躍に注目である。

シマオ・マテ

  • 生年月日:1988年6月23日
  • ポジション:DF
  • 所属:アル・アハリ→ベガルタ仙台

今季、カタールの強豪・アルアハリから移籍したモザンビーク代表の選手であり、この獲得はベガルタ仙台にとって大当たりであったと言える。

初のモザンビーク出身のJリーガーとしても注目されたが、それ以上にプレー面でも活躍が注目された。

180cmと決して高いとは言えないが、アフリカ系人種ならではの高い身体能力やフィジカルを活かした守備でチームの堅守を支えた。

ポイント
Jベストイレブンに選出されるなど輝かしい1年を過ごしたが、チームとしては改善の余地があり、来季も今季と同様のプレーを見せてくれるのか注目である。

イサック・クエンカ

  • 生年月日:1991年4月27日
  • ポジション:MF
  • 所属:サガン鳥栖→ベガルタ仙台

スペイン代表としても過去に出場しているビックネームであり、今季はサガン鳥栖の主力としてチームの攻撃を組み立てていた。

スペイン代表選出時代と変わらぬ攻撃センスで攻撃陣を牽引した。

来季はベガルタ仙台にチームを移すが、変わらぬその才能を遺憾なく発揮し、チームの攻撃陣を牽引することが求められる。

ポイント
データから見てもシュート、ドリブル、パスすべての要素で高い成功率を収めており、Jリーグのなかでも屈指のテクニシャンの活躍に期待である。

今からでも間に合う!!現地観戦のすすめ

今年のJリーグは手に汗握る接戦、熱戦が多く展開され、Jリーグファンのみならず日本中で注目を浴びた。

読者のなかには友達に誘われてなんとなく会場に足を運んだ人やJリーグにハマって初めて試合観戦をしに行った人もいるだろう。

そんなみなさんのために、現地観戦の楽しみ方をひとつだけ紹介する。

それは…「応援歌チャント」である。

ポイント
テレビでは伝わらない臨場感や高揚感を、周りのサポーターと声が枯れるまで感じることができるのが、現地観戦の醍醐味であると思う。

そこで今日はベガルタ仙台の応援歌これだけは押さえといて欲しい動画を参考に紹介していく。

  • カントリーロード(2:22~)
  • レッツゴー(3:57~)
  • C’mon(10:51~)
  • 仙台に捧ぐ(11:49~)
  • 闘え仙台(0:00~)

基本的に応援歌チャントは簡単なリズムと言葉で作られているものが多いため、初めての人でも一緒に盛り上がれるように配慮されているので、安心できるのがいいところでもある。

ぜひ気になった人は、自分でも調べてみてお気に入りの応援歌チャントを見つけてほしい。

この記事で少しでもJリーグないしはサッカーに興味を持ってくれる人が増えたら幸いである。

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