辻󠄀井伸行 リセールチケット一覧

辻井伸行は、1998年東京都生まれのピアニスト。出生時から眼球が成長しない難病を患っており全盲だが幼いころから耳が良く、2歳で母親の歌に合わせておもちゃのピアノを弾き始める。10歳で本名徹次指揮、大阪センチュリー交響楽団（現・日本センチュリー交響楽団）と共演、鮮烈なデビューを飾る。東京音楽大学付属高等学校を卒業後、上野学園大学演奏家コースに在学中の2009年、アメリカのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、日本人として初めて優勝。指導者が楽譜の情報をテープに吹き込んだ「耳で読む楽譜」を作成し、それを繰り返し聴いて暗譜するという方法で曲を覚え、練習は1日8時間にも及ぶという。登山やハイキングが趣味で、川のせせらぎや小鳥のさえずりなどを聴きながら浮かんだイメージをもとに作曲も行い、映画「神様のカルテ」などの劇伴音楽も手掛ける。音楽が好き！という気持ちがあふれ出てくるような、瑞々しい演奏が魅力。2024年は上半期で「大和証券グループ presents 辻󠄀井伸行 日本ツアー2023/24《楽興の時》」で全国15都道府県を巡回したが、下半期は「辻井伸行プレミアム・リサイタル2024」で全国を巡回するほか、気鋭のヴァイオリニスト三浦文彰と共に出演するSanttu-Matias Rouvali（サントゥ＝マティアス・ロウヴァリ）指揮フィルハーモニア管弦楽団の日本公演、また2025年初頭には「読売日本交響楽団 名曲シリーズ」にて尾高忠明との共演など、話題の公演が目白押しである。