デモ劇団

1980年代から演劇に活動の場を広げ、芸術選奨文部大臣新人賞など受賞。鈴木忠志、故蜷川幸雄の演出作品など数多くの舞台出演の傍ら、1993年から自らによる演出作品、「印象派」シリーズを制作。ソロワーク8作では、国内だけでなく、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ワシントン、アヴィニョン演劇祭(フランス)、エディンバラ国際フェスティバル(スコットランド)他、海外公演も多数。その後、東京都現代美術館での「イン・トランジット」公演を経て、主宰カンパニーMari Natsuki Terroir(MNT)を設立。カンパニーワークの印象派NÉOシリーズvol.1「わたしたちの赤ずきん」(2009年)、vol.2「灰かぶりのシンデレラ」(2014年)、vol.3「不思議の国の白雪姫(2017年)」を発表。「不思議の国の白雪姫」はルーヴル美術館公演も成功におさめた。「印象派」をコンセプチュアルアートシアターと銘打ち、身体能力を極めた独自の舞台表現を確立、この活動の功績に対し、モンブラン国際文化賞を受賞しており、印象派を軸として活動している。