――史上、最もスキャンダラスな源氏物語。
「そう、恋は地獄。あの男は地獄。愛されても地獄、愛されなければもっと地獄。」
約1千年前の小説「源氏物語」を令和の時代の視点で再解釈した「令和源氏オペレッタ」は歌あり、ダンスありのドラマチック・ライブ・シアター。
周囲の目、世間の目、自分の目に監視されながら堕ちていく色恋…
甘美な『沼』のような関係に愛はあるのか?
愛に翻弄されて価値観が浮き彫りになった時、あなたが選ぶ本当の自分はどれ?
ポップに、時にグロテスクに描く、大人の生き様の物語。
<INTRODUCTION>
嫉妬に苦しみ人を殺めてしまう大人の女性を歌い演じるのは女優、酒井法子。世間のしきたりを軽やかにスルーして欲しいものを手に入れる少女に元「神宿」、アーティストの一ノ瀬みか。演出・脚本・振付を手がけるのはダンサーとして国際的に活躍しながら様々な才能を巻き込みジャンルを越境した作品を生み出す異色のベリーダンサー、中村インディア。
世界が認める着物デザイナー・重宗玉緒による、平安と令和を軽やかに超越する豪華絢爛な衣装をまとい、歌い、舞い、見るものを異世界に誘います。
ドラァグクイーンのマダム・レジーヌ、ダンサーの瞳、Exo Follies Dancers他、多才な出演者が一堂に会し繰り広げられる唯一無二のショーをお楽しみください。
<CAST>
中村インディア / 酒井法子 / 一ノ瀬みか / マダム・レジーヌ / 瞳 / Exo Follies Dancers
<「令和源氏オペレッタ」とは>
約1000年前の恋愛小説「源氏物語」を下敷きに、令和の感覚で再翻訳した、音楽と身体で紡ぐ新感覚舞劇。
2019年渋谷伝承ホールでの「令和源氏オペレッタ」初演、2020年コロナ禍でのオンライン生配信公演「令和源氏オペレッタRe:」を経て、3年ぶりの公演。テレビ東京「バラ色ダンディ」他、多数メディアにも取り上げられ、現在業界内外から注目が集まっている。
「令和源氏オペレッタ」シリーズを含む、中村インディアの構成・演出よる表現のジャンルを超えたダンス舞台は、2014年の初回公演以降どんどん規模を拡大し現在までに述べ2,000人以上の観客を動員。様々なカルチャーバックグラウンドを持つキャストを招き、リキッドライト演出・衣装・映像・生演奏など、毎回細部に渡って趣向を凝らした演出が特徴。ベリーダンスがもつエキゾチック/官能的な表現に加えて、物語を軸にした舞台構成により、普段ダンスに馴染まない方にも楽しみやすく、幅広い層から支持されている。