ゾンビランドサガ リベンジ – 話題の人気アニメを徹底紹介! エールを送ってくれる名シーンも!

ゾンビランドサガ リベンジ – 話題の人気アニメを徹底紹介! エールを送ってくれる名シーンも!

『ゾンビランドサガ リベンジ』と聞いて皆さんは何を想像しますか?

「ゾンビ?」
「サガって地名の佐賀?それともさだめとかのサガ?」
「それがリベンジするの?」

一見ちょっとよくわからないこのタイトルですが、この記事を読めば『ゾンビランドサガ リベンジ』のことがバッチリわかりますよ!

笑いあり、涙あり!ゾンビアイドルが佐賀を救う!

それだけ聞くと色々詰め込み過ぎで訳わからないですよね。しかし、それが見事にまとまっているのが今作『ゾンビランドサガ リベンジ』なのです!

エールを送ってくれる名シーンと共にご紹介していきます!

ぜひ、皆さんにもこの新感覚を体験していただきたいです。

ネタバレがありますのでご注意ください!

『ゾンビランドサガ リベンジ』とは?

「MAPPA」、「エイベックス・ピクチャーズ」、「Cygames」の共同企画で2018年10月から放送された『ゾンビランドサガ』の続編です。

『ゾンビランドサガ リベンジ』は2021年4月から放送され、大変話題となりました。

あらすじですが、主人公、源さくら(みなもと さくら)は東京のアイドルオーディションを受けようと、応募書類を持って家を出たところを走ってきたトラックにはねられます。

10年後、とある洋館で目を覚ましたさくらは謎のゾンビの少女たちに襲われ、逃げ出しますが自分もゾンビになっていることに気が付きます。

そこで現れたのは謎の男、巽幸太郎(たつみ こうたろう)でした。佐賀県の人気を上げるためのご当地アイドル企画「ゾンビランドサガプロジェクト」のため、さくらをゾンビとして甦らされたことを伝えます。そして、先ほど襲ってきた少女たちと共に7人でアイドルグループ「フランシュシュ」を結成します。

ゾンビという存在が巻き起こすハプニングや、仲間同士のトラブルを乗り越え、「フランシュシュ」はアイドルグループとして活躍していきます。

『ゾンビランドサガ リベンジ』1話のあらすじ

「フランシュシュ」は大規模会場「駅前不動産スタジアム」でのライブを決行します。しかし、まったくお客は来ずに大失敗して借金を背負ってしまうところから物語は始まります。

メンバーは借金を返すために、バイトに明け暮れる日々。幸太郎はショックのあまり、酒浸りの毎日。

4月27日、この日は1年前に「GEILS」で「フランシュシュ」が初ライブをした日でした。そこで復活ライブをすることになりましたが、当日、メタル系のイベントの合間だったため、アイドルらしい彼女たちのパフォーマンスに、ブーイングが飛びます。

そこにマスターの言葉を受けて立ち直った幸太郎が駆け付け、彼女たちを応援します。会場は乱闘騒ぎとなっていましたが、「フランシュシュ」の新曲「REVENGE」に目を奪われる観客たち。彼女たちの新たなる活動が始まるのでした。

『ゾンビランドサガ リベンジ』海外の反応

『ゾンビランドサガ リベンジ』の海外の反応も気になるところですよね。私は特にゆうぎりがメインの第8話、第9話の反応に注目しました。昔の日本な文化が多く登場するので海外の方にどう映るのかなと興味を持ちました。それでは反応を見ていきましょう。

「OPがなければ、歴史ドラマ・ロマンスショーのエピソードと錯覚してしまいそうだった」

確かに、あの『ゾンビランドサガ リベンジ』独特のOPテーマがなければ、歴史ドラマと勘違いしてしまう方も多かったのではないでしょうか。美しい日本の景色に、相変わらず美しいゆうぎり。絵になる2話でしたね。

続いてのご紹介です。

「ゆうぎりが主役の長編映画をぜひやって欲しい」

これは完全に同意見ですね!彼女を主役にした映画をやったら私もぜひ観に行きたいですね。海外の方にもゆうぎりや佐賀の魅力がばしっと伝わっていることがわかって嬉しくなります。

「伊藤が大人になった大古場に似ていることに気が付いた」

これは言われてみれば、確かに似ていますね。ゆうぎりたちを監視しているという点でも大古場と同じ立場にあり、共通点が多いのも似ているかもしれませんね。

『ゾンビランドサガ リベンジ』お気に入りの曲紹介

『ゾンビランドサガ リベンジ』といえばなんといっても「フランシュシュ」の歌ですよね。かわいいからクールまで幅広く揃っています。どれも大好きなのですが、そんな中でも私のお気に入りの曲をご紹介します。

「目覚めRETURNER (Electric Returner Type “R”) 」

第4話の挿入歌です。目覚めRETURNERという曲があるのですが、それの電気を浴びてロボットのような声になっているバーションです。電気を使ってのパフォーマンスもかわいくて迫力満点!見ものですよ。

通常バーションも元気いっぱいで大好きなのですが、こちらはパフォーマンスの衝撃が大きかったのでオススメさせていただきました。

「50と4つの忘れ物」

第3話の挿入歌です。純子が屋上でギター片手に歌っています。「ルル~」のところが懐かしくて心に沁みます。純子は普段のほんわかした声と違って歌声は低く、迫力のある声をしています。そのギャップに最初は驚いたのですが、昭和のアイドルっぽさがでていて心地よく聞くことができます。

「リトルパラッポ」

第5話の挿入歌で、リリィのソロ曲です。全国ネットのテレビオーディション番組の佐賀予選大会の決勝戦、天才子役との歌対決で、自分が歌おうと思っていた歌を先に歌われてしまったリリィは急いでスキャット風にアレンジします。こちらまで元気をもらえる軽快なリズムに、思わず何度でも聞いてしまいます。

「佐賀事変」

第9話の挿入歌です。歴史ドラマを思わせる本編のあと、ゆうぎりの艶やかな歌声で始まります。彼女の色に染まった衣装やステージの演出も目が離せません。途中の「きなんし」のセリフが最高に色っぽく、さすが「伝説の花魁」です。笑顔で踊っている喜一と正次郎にうるっときます。

「REVENGE」

『ゾンビランドサガ リベンジ』最終話の挿入歌です。最終話にふさわしい圧倒的にパワーのある楽曲ですね。「フランシュシュ」の気合がビシビシと伝わります。『ゾンビランドサガ リベンジ』の「REVENGE」というのがストレートで気持ち良いですね。

『ゾンビランドサガ リベンジ』迫力のライブシーン

先程は『ゾンビランドサガ リベンジ』の楽曲について紹介しましたが、それを表現しているのが迫力のライブシーンです。CGの専門雑誌であるCGWORLDの2021年7月号に今作のライブシーンの特集が組まれていましたのでご紹介します。

彼女たちのライブパフォーマンスでは主に3DCGが使われています。本体であるモデルは一期のものと同じですが、『ゾンビランドサガ リベンジ』ではさらにパワーアップしています。

舞台となるライブ会場が広くなった分、ダイナミックなカメラワークや観客モブの演出にも力が入っています。

また、「歌う」という演出にも気合が入っています。一期では課題が残っていた歌う表現を追及しています。例えば、目線や眉などの細かな調整を可能にして、生き生きとした表情になっています。それにより、例えば、仲間と目を合わせて笑ったりと、仲の良い様子が表現できています。

こうした細かな調整の積み重ねが、私たちを感動させてくれるライブシーンを作り上げています。

『ゾンビランドサガ リベンジ』アイキャッチで観光地の紹介

『ゾンビランドサガ リベンジ』のアイキャッチでは佐賀の観光地の紹介をしています。かわいいキャラクターたちが観光名所を紹介してくれると行ってみたい気持ちになりますね!

第7話Aパートのアイキャッチでは手作り肉まんで有名な佐嘉神社前肉饅頭をご紹介!愛がぱっかんと二つに割っていています。ふっくらしていて、中身はぎっしり、美味しそうですね。

第5話Bパートのアイキャッチでは玄海海中公園を紹介!この公園は昭和45年に指定された日本で最初の海中公園です。海中展望塔では海中の美しい魚たちを見れます!

岬には「波戸岬(はどみさき)」の音を「ハート」とかけ、「ハート岬」として恋人の聖地になってるらしいですよ!

ちなみに、さくらたちが住んでいる謎の洋館も県重要文化財「旧三菱合資会社唐津支店本館」(市歴史民俗資料館、海岸通)がモデルになっています。

『ゾンビランドサガ リベンジ』名シーン紹介

『ゾンビランドサガ リベンジ』は名シーンのオンパレードです。どのシーンを切り取っても笑ったり、泣いたり、楽しんだりできます。一期からもその勢いは衰えるどころか、ますますパワーアップしています。

元気を分けてくれ、励ましてくれる、オススメの名シーンを紹介します。

自分の殻を破った純子

第4話「純情エレクトリック SAGA」より。

全国で大人気のアイドルグループ「アイアンフリル」の詩織が愛をスカウトするのを目撃してしまったさくらと純子。純子は激しく動揺します。愛は「フランシュシュ」ではなくて実力がある「アイアンフリル」に行きたいのかも知れないと。

練習に力の入らなくなった純子は幸太郎に相談しにいきます。そこで励ましの言葉と共に、「今までの自分をぶっ壊せ」と幸太郎からエレキギターを渡されます。

それから彼女は吹っ切れたように、仲間と共に練習に励むように。

本番当日は、「アイアンフリル」の前座ということもあり、客は彼女らのファンだらけ。そんなアウェーな状況の中、彼女らはたえをドラマーに、純子をギターヴォーカルにしたロックナンバー「激昂サバイブ」で会場を大盛り上がりさせます。純子は思いのたけをすべて吐き出すかのように絶叫し、エレキギターを叩き壊すのです。どこか自分の殻を破れないコンプレックスを克服した純子。

「激昂サバイブ」でも「常識なんてぶち壊せ」と歌っていますね。楽曲と純子の心境がシンクロして気持ちが高ぶってきたところで、エレキギターを壊すという流れが最高です。

もやもやとした自分、何かに吹っ切れない自分という殻を破りたいときに、背中を押してくれるシーンです。

仲間との絆を信じぬいたリリィ

第5話「リトルパラッポ SAGA」より

全国ネットのTVオーディション番組の佐賀予選大会に出場したリリィ。決勝では思い出の曲「命」を歌うことに決めていました。しかし、決勝戦の相手である天才子役の少年が先に同じ曲を歌ってしまい、大ピンチになります。

焦る中、リリィの顔に浮かんだのは仲間たちの顔。絶対にあきらめずにやり切ると覚悟を決め、静かな曲である「命」をスキャット風に即興でアレンジを加えます。それが先程紹介した「リトルパラッポ」なのですが、まっすぐで元気なリリィらしい楽曲になっています。

リリィ役の田中さんのスキャットという表現力の幅の広さにも、驚かされました。見事に天才子役リリィを演じきっていると感動しました。

彼女が歌っている最中にも仲間たちの必死の応援が会場に響きます。それを受けてさらにリリィの歌は盛り上がっていきます。

自分がピンチでも、一人じゃない、仲間がいる。仲間との絆を感じさせてくれますね。

ファンの言葉に涙する愛

第11話「たとえば君がいるだけで SAGA」

九州を襲った局地的な暴風雨のため、愛たちが住む館は倒壊してしまいます。そこで避難所となっているショッピングモール「カチオン」へとやってきました。

そこで「フランシュシュ」は不安におびえる子供たちのためにライブショーを開催。しかし、さくらたちのゾンビバレ防止のメイクも限界がきてしまい、そこで純子のバイトの経験から素顔を隠すためのお面を作成します。

そのお面をかぶって、ライブを開催しますが、途中でお面が割れ、ゾンビの顔をさらしてしまいます。しかし、子供たちは「お姉ちゃん達は怖くないからゾンビじゃない」「ゾンビじゃなくてフランシュシュ」と答えます。

その言葉に、涙をこらえる愛。その表情に、今までやってきたことが無駄ではなかった。報われた気持ちがしたのでしょう。もっとファンのために成長しなくてはいけないと気持ちを新たにしたのだと思います。

子供の純粋な言葉だからこそ、心に響くものがありますよね。

この愛の表情は、ぐっとくるものがあります。涙は抑えているけれど、嬉しさはあふれ出ている、そんな複雑な表情は見ている側を感動の渦に巻き込みます。

ファンにそう言ってもらえたことはアイドル冥利に尽きるでしょう。しかし、子供相手だからとライブに手は抜かないプロ意識。

ことの大小や相手がだれであろうと自分が努力してきたことを、認めてもらえると嬉しいものですよね。

認めること、ファンの大切さを改めて再確認するシーンでした。

大舞台で羽ばたく「フランシュシュ」

第12話「史上最大の SAGA」より。

駅前不動産スタジアムでの大規模ライブ。一年前には大敗北したこの地で、「フランシュシュ」がリベンジを果たします。大災害に見舞われる佐賀を救うため、チャリティーライブを行う一行。

こんな状況の中でお客さんなんて本当に来るのかと思ったら、続々とお客さんがやってきます。今までの回に登場した人物との縁がこのような形になるとは思っても見ませんでした。

佐賀が一つになる。

この描写の丁寧さに、ますますライブへの期待値が上がります。

そして、幕が開けると、「フランシュシュ」は満席のお客さんに出迎えられます。この幕が開く時の効果音がまた素晴らしい演出だと思います。より、満席の会場を劇的に見せてくれます。

満席の会場に、ダイナミックなカメラワーク。思わず、うるっときますね。一期からの「フランシュシュ」の活躍を見届けてきたという積み重ねが、私たちの涙腺を刺激するのだと思います。

そして、流れる「REVENGE」

今までの一期からの彼女ら軌跡が見事に描かれていきます。リベンジは駅前不動産スタジアムでのリベンジだけでなく、自分のゾンビとしての人生のリベンジも兼ねていると思います。

何度倒れてもあきらめないという粘り強さ。作品のテーマに通じるものだと思いました。

まとめ

『ゾンビランドサガ リベンジ』エールを送ってくれる名シーンと共にご紹介をしてきました。
見る前は?マークだらけだったかもしれない本作の魅力を少しでもお伝え出来たら幸いです。

『ゾンビランドサガ リベンジ』はバラエティー豊かな楽曲の良さ、声優さんたちの迫真の演技などはもちろん、脚本が特に素晴らしいと思います。毎回飽きさせない工夫に、一貫したテーマ。骨のあるゾンビアイドルサーガでした。

何より心惹かれたのが、壁にぶつかった時に、少し前へ踏み出してみようかなという勇気をくれる点です。綺麗ごとではなく、体当たりで、泥臭く彼女たちがそれを見せてくれているのが最大の魅力かも知れませんね。

歌のPVだけでもぜひ見ていただきたい作品です!

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