【10周年】うみくんのプロフィールや魅力、おすすめ曲を徹底解説!

【10周年】うみくんのプロフィールや魅力、おすすめ曲を徹底解説!

うみくんのおすすめ楽曲5選

ダウナーボーイ/うみくん

2021年にリリースされた1stアルバム「空っぽのメロディー」収録曲。

アルバムリリースに先立ち、YouTubeでは本人歌唱による「ダウナーボーイ -Umikun ver.-」と、音声創作ソフトウェア可不による「ダウナーボーイ -KAFU ver.-」がそれぞれ公開されました。

タイトルが表す通り、この曲で描かれているのは常に後ろ向きで、暗い思考を持つ少年(=ダウナーボーイ)の姿。上昇志向を抱き、何事にも真面目に取り組む姿勢を良しとしがちな社会を皮肉った歌詞が、あえてミスマッチともとれる楽しげな曲調で歌われています。

ごめんなさいとは言いません 空想科学は言っていた アインシュタインは僕だった」というフレーズは、天才科学者・アインシュタインが幼少期は落ちこぼれと言われていたエピソードを持ち出し、主人公(ダウナーボーイ)が誰にともなく言い訳をしているかのよう。

また、「卒業式で泣くようなヤツにゃ分からないさ」のフレーズでは、卒業式で泣くほど学生生活に思い入れのある周囲と、全く涙が出ずにしらけている自分との虚しい距離を感じさせます。

うみくんと可不、それぞれの歌唱で印象が変わる歌詞に注目してみてください。

ヘイターガール/うみくん

2021年5月にリリースされた、うみくん初のボカロオリジナル曲のセルフカバー。前述した「ダウナーボーイ」と同じく、アルバム「空っぽのメロディー」の収録曲でもあります。

原曲では、ボーカルに初音ミクを使用。ジャジーでお洒落な曲調と、どこに“炎上”の火種があるか分からない、SNS社会のドロドロした空気を表したような歌詞が印象的です。

可憐で、しかし毒気のある少女といったイメージの初音ミクverに対し、うみくんverは艶やかで大人な低音ボイスが聴き手の心を鷲掴みにします。

セクシーな吐息を混ぜて歌ってみたり、がなるように声を荒げてみたりと、フレーズごとにくるくる変わる歌い方も注目ポイント。これまで多様なジャンルの曲をカバーしてきた経験があり、曲によって異なる世界観やメッセージを表現するのが得意な彼だからこそなせる技でしょう。

また、本格的に音楽を学んできたうみくんだからこそ生み出せるグルーヴ感や、内側に激しい熱を秘めた歌声も聴き逃せません。聴けば聴くほど、彼のアーティストとしての魅力にハマってしまう1曲です。

シャルル/バルーン

須田景凪(すだけいな)としても活動しているボカロP・バルーンの「シャルル」をカバーした動画。

原曲には中性的な歌声が特徴のv flower(ぶいふらわ)が使用されており、もともとキーの高いものが多いボカロ曲においても、屈指の難曲として知られています。

特にサビではいきなり音が跳ね上がる箇所が続くため、女性でもキーをいくつか下げて歌う人が多いほど。しかし、うみくんは持ち前の音域の広さを活かし、原曲キーのまま完璧に歌い上げています。

甲高い声を無理に発するのではなく、自然な発声やピッチを保ったまま表現できるのは彼の凄さのひとつでしょう。マイクだけでなくメガホンも使い、ボカロを思わせる機械的な声を作っている箇所も必聴です。

また、2022年10月に投稿された「500万使って滝で「シャルル」歌ってみた!」では、思わず声を出して笑ってしまう衝撃のラストが待ち受けています。2017年2月に投稿された動画「シャルルを♂が原キーで歌ってみた!!」から5年以上の時を経て、新たな解釈と表現を身に付けたうみくんの歌声と共に楽しんでほしい動画です。

ロキ/みきとP

2018年5月に投稿され、YouTubeでの再生回数は300万回以上を記録している(2024年2月現在)人気動画。

「いーあるふぁんくらぶ」「サリシノハラ」など、数々の名曲を生み出しているボカロP・みきとPの「ロキ」をカバーしています。

「ロキ」は、激しいバンドサウンドや感情を爆発させたような歌詞が印象的な楽曲。疾走感のある8ビートや、反骨精神を感じさせる言葉の一つひとつがまさにロックそのものを感じさせます。

うみくんによる“歌ってみた”は、人並み以上の競争心を抱きながらも子供っぽさを捨てきれないキャラクター像や、心の奥で燃え盛るような炎を思わせる歌い方が魅力。低音から高音まで、柔軟に対応できる音域の広さにも圧倒されること間違いなし。

いい曲書いてる? 動員増えてる?」「は?」など、台詞部分で発揮される演技力にもぜひ注目してみてください。

高音厨音域テスト/木村わいP

木村わいPが2013年に投稿したボカロ曲「高音厨音域テスト」の歌ってみた動画。

ニコニコ動画の概要文に「高音自慢の歌い手が多いのでやってみた」と記載されているように、高音を得意とする(あるいは得意だと宣言している)歌い手への挑戦状のような楽曲です。

「高音厨のお前らならば 朝飯前だよね」のように聴き手を煽る歌詞を並べたり、hihihiE(鍵盤中央付近のC=ドの音を基準として、そこから3オクターブ上のE=ミの音)という、歌唱曲ではまず見かけることがない音を合格ラインにしたりと、かなりパンチの効いた内容で話題を呼びました。

うみくんによるこの曲への挑戦は、2018年に投稿された「男が高音厨音域テストやってみたけど余裕でした!!」、2019年の「男が高音厨音域テストを命がけでリベンジしたら全俺が泣いた!!」、2020年の「男が歌う【高音厨音域テスト】の完全版!!」と3度にわたります。

1回目の挑戦では、最後のフレーズ「hihihiA hihihiB hihihiC hihihiD hihihiE」で声が掠れてしまい「誰ですか、こんな曲をリクエストしたのは!」と冗談交じりに動画を締めていたうみくん。しかし、回を重ねるにつれて苦戦しながらも成長している姿が印象的です。

各動画で歌唱が終わったあとの、思わずクスッとしてしまうコメントも聞き逃せません。

最後に

動画投稿やグッズ販売などの情報は、うみくんの公式XやYouTubeチャンネル、Instagramなどで随時発信されています。

音楽のみならず、さまざまな分野で精力的に活動するうみくんをもっと知りたいと感じた人は、ぜひチェックしてみてください。

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