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藤山直美は、大阪府出身の女優である。また喜劇俳優・藤山寛美の娘としても知られている。1964年にドラマ「お好み新喜劇・初代桂春団治」で子役デビューを果たし、その後も様々なドラマ・映画・舞台で活躍。1992年放送の朝ドラ「おんなは度胸」に出演し、まさに「名脇役」と言える演技で話題を集めた。2000年公開の映画「顔」では主演を務め、その高い演技力により多くの映画賞を受賞。また2006年には、NHKの朝ドラ「芋たこなんきん」で主役を演じ、史上最年長朝ドラヒロインとして話題を呼んだ。確かな演技力を持つ女優としてコンスタントに活躍するも、2017年に乳がんが発覚。しかし見事に克服し、再び女優として活動している。
藤山直美について
1958年12月28日、藤山直美は喜劇俳優・藤山寛美の娘として誕生した。藤山直美には他に4人の姉妹がいるが、父と同じ道を志したのは藤山直美ただひとりだった。1964年1月、父が主役を演じたドラマ「お好み新喜劇・初代桂春団治」で芸能界デビュー。多くの作品に出演し、確実にキャリアを積んでいった。もちろんキャリアに比例して実力も磨かれ、1992年「おんなは度胸」出演時には名脇役として話題に。さらに、福田和子の事件をもとに作られた映画「顔」では、殺人事件を犯し逃亡する元ひきこもりの主人公・吉村正子を熱演。難しい役どころにもかかわらず、持ち前の演技力で見事に演じ切り、様々な映画賞を総なめにした。2006年10月放送のNHK朝ドラ「芋たこなんきん」では、ヒロイン・花岡町子役に抜擢。当時47歳だったため、朝ドラ史上最年長ヒロインとして大きな話題を集めた。そして藤山直美の代表作として外せないのが、舞台「おもろい女」である。森光子の代表作を継承する形となったため、藤山直美は当初「プレッシャーです」と語っていたが、森光子とはまた違うおもろい女を演じ、多くのファンから高評価を得た。また2017年には乳がんを患ったが、無事克服し復帰している。今後も芸能界屈指の名女優・藤山直美から目が離せない。
