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「トリリオンゲーム」の見どころ
「トリリオンゲーム」は、就活生だった二人がゼロから起業し「1兆ドル」を稼ぐという物語です。
正直、現実的に考えて非常に難しく、険しい道のりであることは明らかです。
正反対の性格であるハルとガクの友情とお互いを補いあう姿は、本作の魅力のひとつです。
いつも予測ができない行動をするハルと、パソコンスキルは高くとも内向的なガク。
事あるごとに無茶ぶりをするハルと、的確にツッコミを入れるガクのやり取りが笑いを誘います。
また、ハルの予測不能な行動は、ストーリーの展開を大きく変えていきます。
適当に見えるハルの言動も、成功につなげるために必要不可欠なのです。
頭の回転が速く、そんな彼が起こす行動もストーリーの面白さに繋がっているのではないでしょうか。
作者の稲垣が、清々しいくらいに「金を儲けることが全て」に特化したストーリーにしたいと語った通り、金を稼ぐために必要な起業の方法や挫折、苦悩が緻密に描かれています。
上手くいくわけないと思いながらも、毎回期待と不安のなか手に汗握る展開が待っている、前代未聞のノンストップ・エンターテインメントです。
劇場版「トリリオンゲーム」上映決定
「1兆ドル」を稼ぐための次なる作戦があると話すハル。
ガクも驚いた次なる作戦はカジノでした。
「カジノ法案」が成立したことがきっかけで、膨大な利益とロマンを秘めた新事業「日本初のカジノリゾート」開発にチャレンジしようと考えたのです。
原作にはない完全オリジナルストーリーで描かれている劇場版。
テレビドラマの最終回のあと、二人がどうなったのか気になる方も多いでしょう。
2025年に上映されることが発表され、特設サイトやYouTubeで予告動画や情報が公開されています。
また、続きを心待ちにしていたファンも多く、SNSでは喜びと期待の声で溢れていました。
出演者の目黒蓮と佐野勇人は、映画化が決まったことへの喜びやまたハルとガクを演じられる嬉しさを語っており、作者・演者・スタッフと大切に作品を制作しているとコメントしています。
また、今回の劇場版について村尾嘉昭監督からは、漫画にもドラマにもなかった「映画ならでは」のハルとガクの活躍が観られることや、そんな二人から夢を持つことの楽しさや明日への活力が伝わるような作品であることが語られています。
映画館で、ハルとガクの「世界一のワガママ」と難題に立ち向かっていく熱い姿が観られる日が待ち遠しいですね。
まとめ
本記事では、「トリリオンゲーム」について詳しく解説しました。
働くことの難しさや人との関わり方、困難を切り抜けていく粘り強さなど現代社会を生きる人々の背中を押してくれるような作品となっています。
現在、ドラマは放送終了していますが、動画配信サービスで配信しており、続編となる劇場版も2025年上映予定です。
ぜひ、ハルとガクの掛け合いと成り上がっていく二人の行く末を見届けてください。