2025年9月6日からAmazon Prime Videoで配信開始され、日本でも上位にランクインするなど人気を博している『コンフィデンスマンKR』。
2018年の初放送から映画やスピンオフも展開されている、日本の人気シリーズ『コンフィデンスマンJP』のリメイク作として、日本でも高い注目を浴びています。
今回は、パク・ミニョン主演の韓国ドラマ『コンフィデンスマンKR』のキャストやあらすじ、見どころを徹底解説します。
目次
韓国ドラマ『コンフィデンスマンKR』とは?
ドラマ概要
2025年9月6日から放送・配信スタートした、『コンフィデンスマンJP』の韓国リメイク版『コンフィデンスマンKR』。
本作は、Disney+オリジナルドラマ『カジノ』やドラマ『この恋は不可抗力』『ボイス3 ~112の奇跡~』など、ジャンルものからラブコメディまで、多彩なジャンルで秀逸な演出力を発揮してきたナム・ギフン監督と、ドラマ『クリミナル・マインド: KOREA』「チョヨン ~幽霊が見える刑事~』シリーズを通じて執筆力が認められたホン・スンヒョン脚本家がタッグを組み、2025年下半期の注目作として期待を集めています。
あらすじ
IQ165のリーダー、ユン・イラン、フレンチシックを掲げるイケオジのジェームズ、チームの末っ子で公式“カモ”のミョン・グホから成る、「チームコンフィデンスマン」。
異なる魅力を持つ詐欺師3人が、奇想天外な方法でお金と欲望に囚われた人々からお金を奪い取る過程を描いたクライムコメディです。
日本版との違い、見どころは?
日本版は1話完結で、毎話違うターゲットが登場していましたが、韓国では2話で1エピソードを描くのが大きな違いです。
日本でドラマは週に1話、韓国では週に2話ずつ放送する習慣が、その理由のひとつと考えられます。
1話完結で描かれる日本版は、テンポ感の良いコメディ要素とリズミカルに迫ってくるスリルが魅力。
対して、1エピソードを2話にまたがって描く韓国版は、ターゲットに接触してから取り入るまでの過程やキャラクターの内面を丁寧に映し出し、重厚な見応えを与えています。
また、エピソードごとに扱うテーマやターゲットや騙すための手段は同じですが、騙し切るまでのプロセスに違いがあります。
そのため、日本版のファンが見ても、結末までの道筋が読めない『コンフィデンスマン』シリーズならではのスリルも十分。
さらに、日本版とは異なる「チームコンフィデンスマン」結成の裏に隠された、過去のエピソードが毎話少しずつ描かれ、新たなドラマとしての見応えも十分です。
韓国ドラマ『コンフィデンスマンKR』|メインキャスト
ユン・イラン(パク・ミニョン|吹き替え:折井あゆみ)
■日本版|ダー子(長澤まさみ)
チームコンフィデンスマンのリーダー。
IQ165の頭脳を活かした天才詐欺師。
『キム秘書はいったい、なぜ?』『私の夫と結婚して』などでトップ女優の座を確実のものにしたパク・ミニョン。
とくに、2024年の『私の夫と結婚して』はAmazon Prime Videoで配信され、ヨーロッパ、アメリカ、南米でもランキング1位を獲得するなど、グローバルな影響力を証明しました。
本作では、これまでにない詐欺師というキャラクターに挑むほか、新鮮なコメディ演技でも見応えを与えています。
ジェームズ(パク・ヒスン|吹き替え:神尾佑)
■日本版|リチャード(小日向文世)
チームコンフィデンスマンの精神的支え。
フレンチシックを掲げるイケオジ。
2021年以降、ドラマ『車輪』、Netflixシリーズ『マイネーム: 偽りと復讐』『模範家族』『イカゲーム 2・3』など、多彩なジャンルで絶え間なく活躍を続け、“知天命アイドル”と称されるパク・ヒスン。
紳士的でクラシックな魅力を醸し出しながら、多様な変装を披露してパク・ヒスン屈指のユーモア溢れるキャラクターを演じています。
*知天命アイドルとは…
孔子の『論語』の一節「五十にして天命を知る」に由来。
50歳を過ぎてなお、俳優としてさらに幅広い活動を通じてファン層を拡げ、アイドルのような人気を得ていること。
ミョン・グホ(チュ・ジョンヒョク|吹き替え:平野潤也)
■日本版|ボクちゃん(東出昌大)
「チームコンフィデンスマン」の末っ子。
おバカキャラと天然キャラを行き来するチームの公式「カモ」。
グローバルヒットドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のほか、Disney+『トリガー ニュースの裏側』『北極星』、TBSドラマ『スロウトレイン』など幅広い作品に出演し、注目を浴びるホットな若手俳優チュ・ジョンヒョク。
純粋で愛らしく、詐欺師にもかかわらず人を信じやすく、イランとジェームズにいつも騙されているミョン・グホに扮してユニークな魅力を披露しています。
韓国ドラマ『コンフィデンスマンKR』エピソード別キャスト①|1〜2話
1〜2話に登場したのは、『コンフィデンスマンJP』でも第1話で描かれたエピソード「ゴッドファーザー編」。
チョン・テス(チョン・ウンイン)
■日本版|赤星栄介(江口洋介)
公益財団モレ財団の会長。
公益財団会長の仮面をかぶった悪質な高利貸しで、「裏社会のドン」と呼ばれる。
1995年からドラマ・映画で広く活躍してきた名バイプレーヤーのチョン・ウンイン。
2013年のドラマ『君の声が聞こえる』で演じた鳥肌が立つほどの悪役演技で大きく認められ、近年もドラマ『良くも、悪くも、だって母親』、Netflixシリーズ『トリガー』など人気作でも重厚感のある演技を見せています。
運び屋(ヒョン・ボンシク)
■韓国版オリジナルキャラクター
チョン・テスの部下。
ドラマ『私の完璧な秘書』、ウェブドラマ『魔女-君を救うメソッド-』、Netflixシリーズ『おつかれさま』、Disney+オリジナルドラマ『ナインパズル』など、2025年だけで10本ものドラマに出演しているヒョン・ボンシク。
各出演作を通じて、味のある演技を披露している名バイプレーヤーです。
ベクファ(ソン・ジヒョ)
■日本版|矢代久美子(未唯mie)
詐欺シャーマン。(日本版はホストクラブの社長)
韓国の国民的バラエティ番組『ランニングマン』のレギュラーメンバーとして知られるソン・ジヒョ。
俳優としてはグローバルヒット作に恵まれていないものの、2010年からレギュラー出演を続けている『ランニングマン』を通じて、とくに中華圏と東南アジアでは、最上位圏で人気を得ている韓流トップスターのひとりです。
イェソル(キム・スイン)
■韓国版オリジナルキャラクター
ベクファのところへ相談に来る高校生。
子役出身のキム・スインは、ドラマ『サイコだけど大丈夫』でソ・イェジ演じるヒロイン、コ・ムニョンの子供時代役で広く顔を知られるほか、2024年には『ヒーローではないけれど』ではシングルキャストを務めています。
イェソルの母(イ・ボンリョン)
■韓国版オリジナルキャラクター
ベクファにイェソルのお祓いをしてもらうため、お店を売ってでも資金を工面しようとする。
イ・ボリョンは、ドラマ『海街チャチャチャ』『イルタ・スキャンダル ~恋は特訓コースで~』などで知られるほか、2025年は『いつかは賢いレジデント生活』のソ教授役でも好感を集めています。
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