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TVアニメ『イナズマイレブン』OP一覧
本章では、『イナズマイレブン』のオープニング曲を詳しく紹介します。
楽曲の紹介はもちろん、担当したT-PistonzとT-Pistonz+KMCについても解説していきます。
立ち上がリーヨ / T-Pistonz
2008年8月、4人組パンクロックバンドとして活動していた豚骨ピストンズを中心に、パフォーマンスユニット・T-Pistonz(ティーピストンズ)が結成されました。
振り付けは、イン・チキータとして参加しているラッキィ池田が手掛けています。
『立ち上がリーヨ』は、ブラジルの「サンバ」のようなリズムで自然と踊りたくなる明るい楽曲です。
歌詞の中の「つらいことがあっても前向きに進んでいこう」というポジティブなメッセージが背中を押してくれます。
主人公が決意を胸に、困難に立ち向かっていく姿にエールを送る応援歌であり、ファンの間でも『イナズマイレブン』といえばこの曲だと、聴くたびに元気をもらえる人気の主題歌です。
MVは、豪華な楽器と個性的な衣装を身にまとい、全力で歌って踊るT-Pistonzの姿が特徴的です。
マジで感謝! / T-Pistonz+KMC
『立ち上がリーヨ』を担当したT-Pistonzに、ラッパー・KMCが加わり、『マジで感謝!』からT-Pistonz+KMCとして活動をスタートさせました。
楽しいパフォーマンスと、KMCによる親しみやすいラップが融合したT-Pistonz+KMCは、独特のスタイルが魅力で子供から大人まで、幅広く人気を集めています。
明るく楽しい気持ちになるメロディと、「大きな壁にぶつかったとしても、仲間と一緒に突き進んでいく」という想いが込められた歌詞となっており、仲間と一緒に敵に立ち向かっていく主人公たちの姿にリンクした、まさに青春を感じさせる楽曲です。
つながリーヨ / T-Pistonz+KMC
仲間との絆がテーマになっている『つながリーヨ』は、仲間と一緒に過ごす時間の大切さや、離れていても仲間であることは変わらないという想いに溢れる歌詞が印象的です。
『マジで感謝!』よりもギターの音やラップ部分にスピード感があり、情熱的な熱さや爽快感のあるメロディとなっています。
ライバルとの衝突、仲間との関係性が想像できる『つながリーヨ』は、ファンの間で人気の楽曲です。
MVでは、T-Pistonz+KMCが学校のグラウンドで歌っており、組体操や馬跳びなどを組み込んだユニークなダンスを披露しています。
勝って泣こうゼッ! / T-Pistonz+KMC
『勝って泣こうゼッ!』は、つらい今泣くのではなく、勝ったときにこそ泣こうというメッセージが込められており、気持ちに寄り添い背中を押してくれる楽曲です。
また、2010年3月に発売された際、オリコンウィークリーチャート最高4位を記録しています。
名門チームから弱小チームに成り果てた状況から、厳しい練習や試合を仲間と共に乗り越えていく様子にマッチしており、悔しい思いも苦い経験も必ず未来へ繋がっていくんだと聴くたびに励まされます。
明るい曲調と力強く応援してくれる歌詞は、落ち込んだ時やつらい時にこそ聴いてみてほしいです。
住宅街で撮影されたMVは、街の洋菓子屋さんの店先や店内で歌って踊るシーンや、町内の人々が参加し大勢で踊る姿が見どころですね。
GOODキター! / T-Pistonz+KMC
5代目オープニング曲は、T-Pistonz+KMCらしさが際立つ『GOODキター!』です。
アップテンポで情熱的なメロディと、ライバルや仲間との出会いや共に成長できる喜び、達成感を表現した歌詞は、まっすぐ心に響いてきます。
また、主人公の心情を描いているような歌詞でもあり、「大丈夫、心配すんな」という言葉と力強い歌声に救われ、背中を押してくれる熱い楽曲です。
MVでは、浜辺やテトラポットをバックに歌って踊る姿や、メンバーそれぞれが海の家で働いたり、海で夏を全力で楽しんでいるT-Pistonz+KMCが観られます。
僕らのゴォール! / T-Pistonz+KMC
『僕らのゴォール!』は、「幸せというゴールに向かって、全力で頑張ろう」と主人公たちの心情を表した歌詞が印象的で、成長や絆を感じさせてくれるロックナンバーです。
「人間が生まれてきた意味は、苦しいことや悩むこともあるけれど、みんなで楽しく笑って、幸せに生きるためにあるんだ」という思いを込めて作成したそうです。
壁にぶつかることがあったとしても、情熱でぶっ飛ばしていこうという勢いがあり、子供はもちろん大人にも響く人気の楽曲となりました。