EXILEらが所属しているLDH JAPANでは様々なグループが活動しており、日本だけではなく海外にもファンが存在するほどの人気を獲得しています。
今回紹介するEXILE THE SECOND(エグザイル・ザ・セカンド)は、EXILEから初めて誕生した派生ユニットで、音楽だけではなくLDHを支える役割もこなすなど、多彩な姿を見せています。
目次
EXILE THE SECONDって、どんなグループ?
EXILE THE SECONDは、2012年7月に開催された「EXILE TRIBE LIVE TOUR 2012 〜TOWER OF WISH〜」の最終日に結成が発表されました。結成当初のグループ名はTHE SECOND from EXILEで、KENCHI、KEIJI、TETSUYA、NESMITH、SHOKICHIの5人が抜擢されました。
メンバーに選ばれた5人は二代目J Soul Brothersとして活動していましたが、2009年3月にメンバー全員がEXILEに加入することが発表にともない、活動終了しています。
THE SECOND from EXILEは2012年11月7日に、デビューシングル「THINK ‘BOUT IT!」を発売。この楽曲は、映画「悪の教典」の主題歌というタイアップが付くなど、順調なスタートを切りました。
THINK ‘BOUT IT!
2016年に本格再始動
THE SECOND from EXILEのメンバーは、全員がEXILEと兼任して活動していることもあり、デビュー以降は楽曲の発売はあったものの、単独ツアーや特に目立った活動はありませんでした。
しかし、2015年12月に開催された「EXILE LIVE TOUR 2015 “AMAZING WORLD”」で、THE SECOND from EXILEが2016年に本格再始動されることが発表。2016年の秋からは全国アリーナツアーの開催が決定し、公演に向けた楽曲の発売も明らかになりました。
さらに、2016年5月には「次のEXILEを担っていく存在に自分達がなりたい」という想いから、グループ名の表記をEXILE THE SECONDへと変え、新たな意気込みを見せています。
新メンバー加入
2016年9月、EXILE THE SECONDに新たな動きがありました。EXILEで活動していたEXILE AKIRAがグループに加入することが決まり、今後は6人体制で活動していくことが発表されたのです。
EXILE AKIRAは加入にあたり「5人の『EXILE THE SECOND』を楽しみに待っていた方が多くいらっしゃると思う」と不安を口にしながらも「期待以上のエンタテインメントをお届けしていきたい」と、決意を語りました。
6人体制となったEXILE THE SECONDは、昨年から発表していた初の単独アリーナツアー「EXILE THE SECOND LIVE TOUR 2016-2017 “WILD WILD WARRIORS”」を開催。この公演は、2016年10月29日の新潟を皮切りに全国14都市を回り、全36公演を行いました。
コロナ禍での活動
本格始動したEXILE THE SECONDは、2017年以降もアリーナツアーを開催したり、楽曲を次々と発売。多くのタイアップを獲得するなど、様々な層に彼らの音楽が届けられました。さらに、2020年2月には初のベストアルバムを発売し、同年4月からはアルバムを引っ提げたツアーを予定するなど、今までの空白期を埋めるかのような活動を見せています。
しかし、新型コロナウイルスの影響でツアーは全公演中止、EXILE THE SECONDだけではなくLDH所属のアーティストたちのコンサートも次々と中止が発表され、その数は公表されていない公演も含めると334にも上りました。
そこで、LDHはオンラインに特化した演出や、臨場感溢れる映像が楽しめる配信ライブ「LIVE×ONLINE」を制作したのです。その映像はABEMAを通じて放送され、EXILE THE SECONDはもちろん、FANTASTICS from EXILE TRIBEやTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEら7グループが無観客ライブを7日間に渡りオンライン配信しました。