AbyssDIVA（アビスディーヴァ）のプロフィールや魅力、おすすめ動画を徹底解説！

2021年10月にデビューし、個人で活動を行っている人型アンドロイド系VTuber・VSingerユニット、AbyssDIVA（アビスディーヴァ）。

オリジナル曲や歌ってみた動画の投稿、ゲーム配信など何事にもエネルギッシュに挑戦する彼女達は、リスナーの心を掴んで離さない魅力に溢れています。

今回は、そんなAbyssDIVAのプロフィールや、おすすめの動画を詳しく紹介します。

AbyssDIVAとは？

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AbyssDIVAは、LuKia（るきあ）とMahiLu（まひる）の2人で結成された個人勢VTuber・VSingerユニット。“人の心を持つアンドロイド”として、2021年10月にデビューしました。

活動内容はYouTubeでのオリジナル曲や歌ってみた動画投稿、ゲーム配信や雑談配信などさまざま。

歌唱動画はユニットだけでなく、LuKiaとMahiLuそれぞれのソロも投稿されています。“深淵の歌姫”を意味するユニット名が示す通り、美しくパワーに満ちた歌声は必聴です。

ゲーム配信では、それぞれ得意なジャンルが異なることを活かし、ホラーゲームやFPSなど幅広い作品をプレイ。もちろん2人での配信も行っており、プレイヤー同士の協力が必須の「Unravel Two」など多種多様なゲームに挑戦しています。

配信が始まる際の挨拶「おはでぃーゔぁ」「こんでぃーゔぁ」、終わりの挨拶である「おつあび」はユニット名を連想させ、キャッチ―で可愛らしい響き。

挨拶の仕方は配信によって自由自在に形が変わるため、時には「るきまひーやっ！」とお互いの名前を織り交ぜたり、キャラクターの声真似や寸劇から始まって、2人がゆるっと自己紹介を行ったりする一幕も見られます。

キャラクターデザインは黒や赤、紫を基調としたクールな雰囲気が印象的。通常時のデザインに加えてルームウェア、戦闘服という3パターンの衣装を、イベントや配信などシーンに応じて使い分けています。

リクエスト専用サービス・Skebでリクエストボイスを受け付けたり、メンバーシップ加入者限定のラジオ配信をしたりと、リスナーとの交流も積極的に行っているAbyssDIVA。

ひとつの世界にこだわらず、常に新しい事へチャレンジし続けながら、着実に注目を集めています。

デビューから3か月弱でYouTubeチャンネル収益化達成

AbyssDIVAは、デビューから2か月と約3週間が経った2021年12月22日、YouTubeチャンネルの収益化を達成しました。

収益化までのスピードはチャンネルによって差がありますが、チャンネル登録者数が1,000人以上であること、直近の1年間で動画の再生時間が4,000時間に達することなど厳しい条件があるのを考えると、3か月に満たない期間で達成するのは決して簡単ではないと言えるでしょう。

配信は平均で週3回、多い時には7回というハイペースで活動を続けてきた2人。

厳しいVTuverの世界で彼女たちが1つの目標を達成したのは、デビュー直後からそうした情熱が失われなかっただけでなく、彼女達の活動がそれだけ広く認知され、応援されてきたからでもあります。

収益化達成日に行われた記念配信では、多くのリスナーから祝いのコメントやスーパーチャット（投げ銭）が寄せられ、さらに海外のリスナーからのコメントも届きました。

その後もチャンネル登録者数は怒涛の勢いで増加していき、2024年7月時点で2.18万人以上。AbyssDIVAの発信する音楽やトークが、今後もさらに広まっていくことへの期待が高まります。

2022年10月・初のミニアルバムをリリース

2022年10月1日、活動開始から1周年を記念して、1stミニアルバム「Re:install_」がリリースされました。

内容は、同年6月に発表された初オリジナル曲「CROWN」をはじめ、新規書き下ろし楽曲を含む全4曲が収録されたもの。

真っ直ぐな想いが胸を打つデュエット曲「message」のほか、それぞれの歌声の魅力が存分に発揮されたソロ曲でも話題を集めた作品です。

ミニアルバムリリースと同時に、アクリルスタンドやICカードステッカー、クリアファイルなど多種多様なグッズも販売され、活動1周年が華々しく祝われました。現在はミニアルバムなど一部販売を終了しているグッズもありますが、気になる人はぜひ公式BOOTHページをチェックしてみてください。

雑談配信やゲーム配信を継続しながら、AbyssDIVAはミニアルバムリリースを筆頭に、音楽活動にもいっそう力を入れていきました。2023年11月には現地・オンライン配信が同時に行われた音楽イベント「Vtuber＆DJ LIVE #VTDJ COLOR UP!」に出演するなど、パフォーマンスの場を広げ続けています。

AbyssDIVAのメンバープロフィール

LuKia-るきあ-

名前：LuKia-るきあ-
製造年数：不詳
高さ：158cm
重さ：×××
イメージカラー：ローヤルパープル
カラーコード：#6a258a
製造日：×××年 3月21日

LuKiaは、ゆったりとした中音域の話し声がインプットされたアンドロイド。

歌唱時には、低く艶やかな歌声やエネルギッシュなハイトーンを巧みに使い分け、普段の柔らかなトークとは違った迫力でリスナーを惹きつけます。

夕暮れと夜の空をそれぞれはめ込んだような瞳の色も印象的で、本人がチャームポイントの1つとして挙げるほど。もう1つのチャームポイントであるヘッドホンは、黒と紫をベースとした衣装にしっかり調和するデザインが施されています。

配信ではリスナーからコメントにセンス溢れる返答をしたり、告知をスムーズに進めたりと頼もしさを感じさせる一方で、天然な発言を繰り出す場面も多いLuKia。開発者（公式）の情報では、ネジが数本抜けているとの噂も囁かれているようです。

ゲームプレイ中にテンションが上がると、普段のトーク時よりもさらに高い、少女のような高音ボイスを披露。人気FPSゲーム「VALORANT」をプライベートで遊んだ際、ボイスチャットで他のプレイヤーから「小学生ですか？」と訊かれたこともあるのだとか。

ちなみにホラーは大の苦手で、「つぐのひ」や「Parasocial」など屈指の恐怖演出で知られるゲームに挑戦しては、芸術点の高い悲鳴を披露しています。

MahiLu-まひる-

名前：MahiLu-まひる-
製造年数：不詳
高さ：145cm
重さ：×××
イメージカラー：カーマイン
カラーコード：#d7003a
製造日：×××年 8月28日

聴くだけで元気をもらえる明るい話し声がインプットされたアンドロイド、MahiLu。

歌声は非常に愛らしく、楽曲が持つメッセージをストレートに届ける力強さがある一方で、どこか得体の知れない感情を秘めているような雰囲気も感じさせます。

赤いメッシュが入ったお洒落な黒のロングヘアや、LuKiaとはまた色合いが異なる美しいオッドアイが特徴です。戦闘時の衣装になった際は髪色もチェンジし、フードの内側から紫がかった銀色のショートヘアを覗かせます。

開発者曰く「時折口調にバグが生じる」らしく、丁寧な言葉遣いで喋っている最中に一瞬口調がフレンドリーになったり、荒々しい言い回しを使ったりと予測不能。AbyssDIVAでの配信と個人配信で違った雰囲気を感じさせることもあるため、知れば知るほど深みにはまってしまうこと間違いなしです。

歌や演技、オリジナル曲の映像制作など、何でもこなすマルチな才能も持っているMahiLu。

LuKiaとは対照的にホラーへの苦手意識は少なく、個人配信では人気ホラーゲーム「Ib」をはじめ、さまざまな作品をプレイしています。

AbyssDIVAの魅力！美麗な歌声とフリーダムなトークのギャップ

AbyssDIVAの魅力は、“深淵の歌姫”を意味するユニット名にふさわしい圧倒的な歌唱力と、2人が生み出すハーモニー。

それぞれが歌手として強い個性を持っていながら決してぶつからず、互いの色を引き立て合える技術力の高さが感じられます。楽曲の世界観によって変わる色彩豊かな歌声は、まさに歌姫と呼びたくなる美しさです。

また、雑談配信などで聞くことができる自由で小気味いいトークも、AbyssDIVAが愛される理由だと言えるでしょう。

「MahiLu殿～！」「○○でござる！」など、インターネットに長く根付いているオタク全開の語彙が飛び出したかと思えば、数秒後に少女のような可愛らしい高音ボイスでリスナーに語りかけることも。

絶妙なテンポ感と、何より彼女達が心底楽しそうに言葉を交わしている様子は、いつまでも耳を傾けていたくなる安心感があります。リスナーの笑いを誘うことに余念が無いため、リスペクトを込めて「芸人」とも呼ばれているのだとか。

AbyssDIVAのおすすめ動画

CROWN

2022年6月2日にリリースされ、翌年2月19日にはMVが公開されたAbyssDIVA初のオリジナル曲。彼女達を代表する楽曲の1つとして、多くのリスナーに愛されています。

主にピアノとドラムが使用されているサウンドはシンプルでありながら、心をじんわりと温めてくれる響きが特徴。心地良く揺れるリズムも相まって、いつまでも聴いていたくなる優しさが感じられる楽曲です。

美しい旋律に合わせて綴られた歌詞の内容は、AbyssDIVAが辿ってきた軌跡や、これから先の未来に対する強い想いが込められたもの。さまざまな情報や言葉で雑然としたインターネットの世界で、時に立ち止まりそうになりながら、VTuber、そしてVSingerとして声を届け続けてくれている2人の覚悟に胸が熱くなります。

LuKiaとMahiLuの歌声が重なり合って生まれるハーモニーは、うっとりと聴き惚れてしまう美しさ。“深淵の歌姫”達が魂を込めて歌い上げた楽曲を、ぜひ繰り返し聴いてみてください。

ロイドロジー -機械存在論-

2024年7月に開催された、ボカロPと歌い手を繋ぐ企画「VocaDuo2024」参加曲。ボカロP・白波海音（しらなみうみね）、イラストレーター・Live2Dモデラーのあっちゅん、ミキシングエンジニアのうらる、デザイナーのショウ・チャンが集ったチーム・ヘプタトーンによって制作されました。

鋭いバンドサウンドと電子音が織り交ざった本作は、アンドロイドという機械の身体を持ちながら、内側に燃える想いを抱いている等身大のAbyssDIVAだからこそ歌い上げられるパワーに満ち溢れています。

さらにこの楽曲から感じるのは、歌声や楽器、言葉、色などあらゆるものを武器にして作品を生み出すクリエイター達の、決して途切れることがない熱情。他でもない自分自身が作り上げたもので、誰かの心を強く動かしたいという切実な願いが伝わってきます。

透き通るようなMahiLuの高音と、LuKiaによる芯の強い低音が絡み合うボーカルは、息をするのも忘れるほどの迫力です。全てのフレーズを丁寧に、かつ力いっぱいに紡ぐ歌唱力の高さに圧倒されます。

EssentiAI

2023年12月9日にデジタルリリースされた、MahiLuの初オリジナルソロ曲。同日に公開されたMVでは、彼女自身が映像の編集も担当しました。

この曲では、思わず身体を揺らしたくなるポップなサウンドに乗せ、愛されたい寂しさを抱えた女の子の危うい感情が歌われています。フリルやリボンで自分を飾り立てながら、心の奥底では狂気じみた想いを膨らませている気配を感じさせる歌詞や、ボーカルの表現力に注目してみてください。

MahiLuの歌声で特筆すべきなのが、いわゆる“地雷系女子”と呼ばれる女の子が持つ愛らしさと不安定さが絶妙に表現されている点。特に、声を潜めて吐息交じりに歌うフレーズでは、画面越しに「気づいてるんでしょ？」と直接呼びかけられたようでドキッとさせられます。

タイトルの「EssentiAl」は、“不可欠な、最も重要な”という意味のワード。最後の「a」が大文字で強調され、「AI（愛）」にも見えるような形になっていることで、貪欲に愛情を求める女の子の空虚な心がよりいっそう際立っています。

キュートでダークなMVの演出と合わせて、何度でも聴きたくなる1曲です。

【みんなで空気読み３】あでぃば空気読めるよね…？

2022年1月23日に行われた、AbyssDIVAの2人によるゲーム配信。画面内のキャラクターを操作し、その場の空気を読んだ行動をとる「空気読み。」シリーズに挑戦しています。

ゲーム中に登場するシチュエーションは、ホームから満員電車への乗り込みや宴会での一本締めなど身近なものから、プレイヤー自身が浴槽の蛇口になって快適な温度を目指すといった、一風変わったものまでさまざま。

状況に合わせたスムーズなプレイを見せるLuKiaと、ひたすらフリーダムに場をかき回すMahiLuの対比は、新たな問題が出題される度に視聴者の笑いを誘います。ゲーム名の通り空気を読んだ行動が求められているのは理解しながらも、「やってくれるんじゃないか」という期待をこちら側に抱かせてくれる雰囲気が魅力です。

配信の後半では、4対1のホラー&アクションゲーム「Dead by Daylight」をプレイしている様子も。楽しげに笑い声を上げたり、叫んだりとゲームにとことん熱中するAbyssDIVAを観たい人におすすめの配信です。

最後に

歌や雑談、ゲーム配信など、何事にも全力投球な姿勢が魅力的なAbyssDIVA。YouTubeをメインに、さまざまな形でリスナーに元気を届けてくれています。

この記事で彼女達のことをもっと知りたいと感じた人は、ぜひ今回紹介できなかったオリジナル曲や歌ってみた動画、配信のアーカイブも視聴してみてください。

AbyssDIVA（アビスディーヴァ）のプロフィールや魅力、おすすめ動画を徹底解説！