吉見一起 チケット売買一覧

吉見一起は元・中日ドラゴンズ所属の投手。京都府福知山市出身。右投げ右打ち。2005年に希望枠で中日に入団。プロ1年目から1軍登板を果たし、その年のファーム日本選手権では最優秀選手賞を獲得するなど存在感を示す。2008年には開幕1軍をつかむと一気にブレイク。シーズン中に肩を痛めるも10勝を挙げる。翌2009年には先発ローテーション入りし16勝を挙げ最多勝をマーク。2010年には開幕投手を務め12勝。そして2011年はケガで開幕には間に合わなかったものの18勝を挙げ2度目の最多勝。加えて最優秀防御率、最高勝率、最多完封、最優秀バッテリー賞(谷繁元信)のタイトルも獲得。球界のエースに上り詰めた。2012年にも開幕投手を務めた。この年はケガによる離脱があり規定投球回には届かなかったものの13勝をマークし、星野仙一以来の5年連続の2ケタ勝利。オフにはWBCの日本代表候補に選出された。しかし、メスを入れたヒジの調子が芳しくなく出場を辞退。その後はケガの影響からか2シーズンでわずか1勝と苦しんだ。2015年には3勝を挙げ、さらに翌2016年には6勝を挙げるも7敗を喫し貯金を作れず。以降も精彩を欠き、2019年までの3シーズンで9勝15敗。チームの不振に重なるようにエースも苦しんでいる。なんと言っても武器は制球力。精密機械とも呼ばれた圧倒的なコーナーワークを武器に見逃し三振を数多く奪った。ストレートの球威も変化球のキレも抜群。まさにチームの大黒柱、エースであった。