堂上直倫 リセールチケット一覧

堂上直倫は1988年9月23日生まれ。中日ドラゴンズ所属の内野手。愛知県春日井市出身。右投げ右打ち。愛工大名電時代は高校球界屈指のスラッガーとして名を馳せた。高校2年時の選抜甲子園では4番に座り2本塁打を記録。チームの優勝に貢献した。同年の夏の愛知県予選決勝ではナゴヤドームでホームランを放った。活躍が認められ、2年生ながら秋のAAAアジア野球選手権大会に選出されると2本塁打を放ち最多本塁打のタイトルを獲得。3年時には勝負を避けられる場面が増えたが、夏の予選でも打率.500を記録するなど少ないチャンスをモノにして活躍。甲子園では初戦で敗退するも甲子園通算.480の打率を残す。高校通算で55本のホームランを放ち、坂本勇人、柳田悠岐らを差し置き「ハンカチ世代」No.1の野手として君臨していた。秋のドラフト会議では3球団から1位指名を受け、地元の中日に入団。大きな活躍が期待された。しかし、入団後は期待された活躍ができず苦しいシーズンが続いた。プロ初安打は2010年の6月、初本塁打も同月に記録。覚醒の兆しが見えたが再び低迷。2016年には開幕からショートのレギュラーを獲得。自己最多の131試合に出場し初めて規定打席に到達した。しかし、翌年にはルーキーの京田陽太が開幕からショートのレギュラーになり堂上は控えに。以降は代打や守備固め中心の起用が続く。しかし秘められた長打力は本物で、描くアーチの美しさは惚れ惚れするものがある。選球眼を磨き、ストライクゾーンの球を迷わず振り抜くことができれば、貴重な右の大砲としての期待値は高まるだろう。