「インターネットのヤホーで調べてきたんですけど…」という掴みから入る、ヤホー漫才で有名なお笑いコンビナイツ。
ナイツの漫才は誰しも一度はテレビで観たことがあるのではないでしょうか?
今回はお笑いコンビナイツの経歴やこれまでの活動、エピソードなどをご紹介します!
目次
ナイツのプロフィール
ナイツはマセキ芸能社に所属するお笑いコンビです。
二人とも創価大学の落語研究会出身ですが、学年は塙さんが一つ上です。
塙さんは大学時代別の人とナイツというコンビ名で活動していましたが、大学卒業後の2000年に土屋さんとコンビを結成しました。
結成当初は二人の名前が同じという理由で「Wノブユキ」にする予定でしたが、1960年代に活躍していた漫才コンビ「Wけんじ」の弟子と勘違いされるという理由でナイツを維持しました。
漫才師としては内海桂子さんの、落語芸術協会では三遊亭小遊三さんの弟子になり、土屋さんのお母さんが所属していたという縁でマセキ芸能社に入りました。
マセキ芸能社所属の芸能人として、ウッチャンナンチャンさんや狩野英孝さん、三四郎さん、出川哲朗さんらがいます。
事務所は違いますが、同期にオードリーさんやNON STYLEさん、アンガールズさんらがいます。
コンビ結成直後、塙さんがバイク事故に遭い、1年ほど歩けなくなってしまいます。その際、土屋さんは毎日お見舞いのために通ったというエピソードがあります。
コンビとしてM-1グランプリには2001年の第1回から出場しています。2008年から現在の掛け合いスタイルが完成し、決勝戦に出場するようになります。
しかし、数回の決勝戦進出は果たしますが、優勝することなく出場資格を失ってしまいます。
M-1の出場資格はコンビ結成から10年未満(第1回、第2回)→10年以内(第3回〜第10回)→15年以内(第11回以降)と変わっているよ!
優勝はしていませんが、高い完成度だったので審査員からは非常に評価されていました。
その後はサンドウィッチマンと中川家との三組合同ライブ「漫才サミット」を定期開催したり、テレビ番組に出たりと現在もお笑いの最前線で活躍しています。
▼サンドウィッチマンをもっと知りたい人はこちら!
塙 宣之(はなわ のぶゆき)
今から日テレで副音声の生放送です。先発はスガモ智之、間違えた、菅野智之です。見てね。 pic.twitter.com/h5H3PKKD8n
— ナイツ塙 (@hanawa_nobuyuki) July 28, 2020
塙さんは1978年3月27日生まれで、千葉県出身の佐賀県育ちです。
漫才ではボケとネタ作成を担当しています。
小さい頃はテレビっ子で、野球や大相撲をよく観ていたそうです。
高校生の時には「第3回激辛!? お笑いめんたい子」というオーディション番組に出場し優勝するなど、この頃から漫才の才能を発揮しています。
しかし大学入学と同時に当時のコンビは解消し、土屋さんと出会うことになる落語研究会に入ります。
その後の2007年6月には史上最年少で漫才協会の理事に就任し、2018年にはM-1グランプリの審査員を務めています。
2019年には塙さん自身が考える漫才論を書いた「言い訳: 関東芸人はなぜM‐1で勝てないのか」という本を出版しています。
漫才論だけでなく日本における東西でのコミュニケーションの差異や「ヤホー漫才」の誕生秘話まで楽しめることもあり、発行部数は10万部を超え、非常に高く評価されています。
モノマネが得意で内海桂子さん、布袋寅泰さん、はなわさん、桂歌丸さんなどのレパートリーがあります。
一方で演技はあまり得意ではなく、テレビドラマに出演した際はインターネット上で「演技が下手」と言われたことがありました。しかし、塙さん本人はそのことを扱ったネタを作成しており、弱みも笑いにしています。
事務所は違うけれど、佐賀県ネタで有名な「はなわ」さんは実のお兄さんだよ!
プライベートでは2009年に一般人女性と結婚し、現在はお子さんもいます。
土屋 伸之(つちや のぶゆき)
土屋さんは1978年10月12日生まれで、千葉県出身です。
漫才ではツッコミを担当しています。
演歌歌手の津島明希(津島波子)さんの息子であり、その縁もあってコンビとしてマセキ芸能社に所属することになります。
土屋さんよりも塙さんの方がキャラクターが強いので、土屋さんはいわゆる「じゃない方芸人」として扱われることがあり、テレビ番組「アメトーーク!」のじゃない方芸人の特集に出演したこともあります。
プライベートでは2009年に結婚されています。お相手は若手時代に送迎を担当していた六本木の元No1ホステスとのことで、当時と同じ主従関係があるようです。
消しゴムサッカーが趣味で、普及のためにYouTubeチャンネルを開設していますがあまり更新されていません。
ナイツの芸風
基本的にはしゃべくり漫才ですが、モノマネや歌ネタを披露することもあります。
定番のスタイルとしては、塙さんがあることについて調べてきて、それをボケながら話し、土屋さんが修正しながらツッコミというスタイルです。
ボケの数が多いことがナイツの特徴の一つでもあります。ボケの数が多いのでもちろんツッコミも多く、漫才自体も比較的速く進みます。
この点ではNON STYLEと芸風が近いですが、ナイツは同じネタでもお客さんの層に合わせてネタのスピードや話し方を変えることがあります。
塙さんのボケに対して土屋さんはツッコミをしてはいますが、実は会話は成立していないことも多く、その点では独特のスタイルであるとも言えます。
公式YouTubeチャンネル
ナイツはコンビとしてのチャンネルと、それぞれ個人でもチャンネルを持っています。
ナイツ Official YouTube Channel
ナイツ公式のYouTubeチャンネルでは独演会で披露しているネタの動画を楽しむことができ、チャンネル登録者数は12万人を突破しています。
ナイツ塙の自由時間
塙さんは自身のYouTubeチャンネルで一般の方からネタを募集して添削するという漫才添削をやっています。
時間をかけて漫才の構成について考える機会はほとんどないと思うので、お笑い好きな人は楽しめますし、そのうえ非常に勉強になります。
もし読者の中にお笑い芸人を志している人がいらっしゃるのであれば、塙さんが今後ネタの募集を開始した際に応募してみるのも良いかもしれません。
つちやのぶゆき 世界消しサカ協会Nobuyuki Tsuchiya WEFA
土屋さんの趣味である消しゴムサッカーを土屋さんが実況している動画がアップロードされています。
消しゴムサッカーとはゴム製フィギュアやボールペンを使って机の上で模擬的なサッカーをする遊びです。
なかなかシュールな動画だよ!競技人口が気になる…!!
最後に…
以上、ナイツさんのプロフィールと経歴、ネタ、エピソードなどを紹介してきました。
コンビとしての活動はもちろん、塙さんの漫才添削と土屋さんの消しゴムサッカー普及活動の今後にも期待できます。
今後の活躍からも目が離せませんね♪
▼中川家をもっと知りたい人はこちら!