リーグ優勝21回、日本一11回、セ・パ交流戦優勝・最高勝率8回などの安定した勝率で、日本プロ野球界で存在感を放っている福岡ソフトバンクホークス。
今回は、福岡ソフトバンクホークスに所属している選手の中から、2024年シーズン注目の選手9人を紹介します。
チームを牽引する主力選手から、期待が高まる若手選手、2023年ドラフト1位ルーキーまでを幅広く解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
福岡ソフトバンクホークスとは?
福岡ソフトバンクホークスは、福岡市中央区にあるみずほPayPayドームを本拠地としている、日本のプロ野球球団です。
王貞治が法人の取締役会長を務め、パシフィック・リーグに所属。
1938年に南海鉄道を親会社とする、大阪府・大阪スタヂアムが本拠地の『南海軍』として結成され、1988年にダイエーに売却されると同時に本拠地を福岡市に移して『福岡ダイエーホークス』となり、2005年からはソフトバンクを親会社とする『福岡ソフトバンクホークス』となりました。
歴代選手としては、平成唯一の投手5冠を達成した斉藤和巳、2015年から2021年まで監督を務めた工藤公康、2022年に現役引退した内川聖一、現在MLBのニューヨーク・メッツで活躍中、「お化けフォーク」で知られる千賀滉大などが広く知られています。
2023年の福岡ソフトバンクホークスの成績は?
2023年チーム成績
・勝敗数:71勝69敗3引分 (勝率.5071) パ・リーグ3位
・打撃成績:打率.248、本塁打104本、536得点
・投手成績:防御率3.27、507失点、1068奪三振
2年連続のリーグトップの得点数
打席数5454・打点数513・得点数536の全てでリーグトップを記録し、打点数に至ってはリーグ唯一の500打点をマーク。
得点数は、2年連続でリーグトップを記録しました。
さらに、それぞれリーグ2位を記録した打率.248、本塁打数104、長打率.360、出塁率.319を見ても、ハイレベルな打線が機能したことを証明しています。
加えて、リーグトップの守備率.990、失策数もリーグ最少の52と、野手陣の堅実な守備も光る結果となりました。
規定投球回到達者ゼロ…投手陣の整備が課題
野手陣の活躍が光った一方で、安定感に欠けたのは投手陣。
NPB復帰の有原航平が安定した投球でチーム最多の10勝をあげたものの、2018年以来5年ぶりに「規定投球回到達者・ゼロ」という結果に終わりました。
さらに、チーム防御率は3.27 (リーグ4位)、与四球数は451個 (リーグ5位)、2022年には1176個でリーグ1位だった奪三振数もリーグ3位の1068個まで減少。
昨シーズンは鳴りを潜めた自慢の投手陣の整備が、今季の成績を占う鍵になりそうです。