「脱力系漫才」と呼ばれる独自の世界観で、人気急上昇中のお笑いトリオ四千頭身。
安定した実力を持ち、飛ぶ鳥を落とす勢いで頭角を表しています。
そんな四千頭身のYoutubeチャンネル「Yontube(四千頭身公式チャンネル)」は、地上波では見ることのできない企画・動画で、彼らの魅力を存分に楽しむことができます。
今回は、四千頭身の魅力やチャンネルのおすすめ動画について紹介していきたいと思います。
目次
四千頭身について
四千頭身は、ワタナベエンターテイメント所属のお笑いトリオです。
メンバーは、後藤拓実さん、都築拓紀さん、石橋遼大さんの3名。
霜降り明星、ゆりやんレトリィバァ、ミキ、EXITらと並び、「お笑い第7世代」の一員です!
平均年齢23歳と非常に若いトリオながらも、2019年の第40回ABCお笑いグランプリにて決勝進出、2019年のMー1グランプリにて準決勝進出、2020年のワタナベお笑いNo.1決定戦2020にて決勝進出と、数々の実績を残しています。
そして彼らの持ち味は、後藤さんのゆる~いツッコミ。
そのツッコミのゆるさから、彼らの漫才は「脱力系漫才」と呼ばれています。
このスタイルにナイツ塙さんは、「漫才は漫才だが、フリートークを見ている感じもするし、ラジオを聞いている感じもする。四千頭身というジャンルを作り上げている」とコメント。
まさに、彼らにしか出せない世界観です。
そんな四千頭身が結成されたのは、「ワタナベコメディスクール」で出会ったことがきっかけでした。
スクール時代は都築さん、後藤さんともう1人別のメンバーでトリオを組んでいましたが、都築さんともう1人の別のメンバーの仲が悪く、トリオは解散してしまいます。
そのあとすぐに後藤さんと石橋さんがコンビを組みますが、それもすぐに解散してしまいました。
この時は後藤さんがボケで、石橋さんがツッコミだったのですが、後藤さん曰く「この世で一番ツッコミが下手だった」とのことです。
またあのトリオに戻ろうとするももう1人がすでにコンビを組んでしまっており、「トリオ用のネタしかない!」と思っていた時に石橋さんがボケとして加入。
こうして、今の四千頭身が誕生しました。
実は、都築さんと仲違いしたもう1人のメンバーが、「石橋なら、後藤の世界観を最大限に引き出せる!」との思いで、石橋さんをトリオのメンバーに入れるよう根回ししていたそう。
そのもう1人のメンバーも、四千頭身にとっては大切な恩人ですね。
また、彼らはファン対応も特徴的です。
ライブ終わりや収録終わりを待つファンの前に立つと、写真を撮ったりサインを書いたりなどのほか、必ずファン全員と友達のように会話をします。
ライブ1時間に対し、2時間のファン対応をすることもあるそう。
ここからファン1人ひとりを大切にする姿勢がうかがえますね。
四千頭身のプロフィール
後藤 拓実(ごとう たくみ)
・担当:ツッコミ・ネタ作成
・生年月日:1997年2月6日
・身長:165cm
・血液型:A型
・出身地:岩手県生まれ、埼玉県育ち
後藤拓実さんは、1997年2月6日生まれで岩手県出身、主にツッコミ・ネタ作成を担当しています。
趣味は野球と滝めぐりで、野球のスコアをつけることを特技としており、また滝についても非常に幅広い知識を持っています。
そして小・中学生時代は、決してクラスでは目立つタイプとは言えない、教室の隅っこにいるような子だったようです。
芸能界を目指したきっかけは、ガールズバンドの女の子に憧れたこと。
その時は音楽をやりたかったのですが、本人曰く「ファの音しか歌えなかった」ため断念したそうです。
ギター、ベース、ドラム等の楽器も考えましたが、「ファしか歌えないベースをボーカルは信じてくれない」との思いで音楽を断念し、お笑いの道を目指しました。
ツッコミ芸人としてはダイアンの津田篤宏さんを尊敬しており、髪型まで津田さんに寄せようとしていたほど。
そんな後藤さんですが、実は一度死の危険を経験しています。
心筋炎を発症し意識が薄れながらネタを披露していたことがあり、その時は本当に死を覚悟したと語っています。
しかしながら、体調がすぐれない中元気のない漫才をしたところこれが大ウケ。
ここから現在の「脱力系漫才」が始まりました。
芸風は「脱力系漫才」でぼそっとしたしゃべり方ですが、「大器晩成型は嫌だ、早く売れたい」など熱い言葉を使うこともあり、芸能界随一のセンスと秘めたる熱さを持った、今後大注目の芸人さんです。
都築 拓紀(つづき ひろき)
・担当:ボケ
・生年月日:1997年3月20日
・身長:177cm
・血液型:O型
・出身地:茨城県
都築拓紀さんは、1997年3月20日生まれで茨城県出身、主にボケを担当しています。
前歯が1.2cm出ており舌がとても大きいことから、小学生時代のあだ名は「ベロリンガ出っ歯」。
しかし本人曰く、コンプレックスは肌荒れだそうです。
ファンからは「つづちゃん」などの愛称で親しまれています。
また、非常に漫画が好きなことを公言しており、特に好きな漫画は『あひるの空』。
好きな女性の髪型はショートカットで、Youtuberのねこてんさんのファンだと語っています。
都築さんといえば、漫才の導入時の「ドコドン!」という、ゴリラのドラミングのような動き!
漫才の始まりに必ずやっており、都築さんの特徴の1つとなっています。
この動きはネタ合わせの際に挨拶をしたとき、たまたま都築さんの胸ポケットから鍵が落ちたのがきっかけ。
鍵を拾い上げる仕草が後藤さんのツボにはまり、「その動き、もう少し面白くできないか?」との話から誕生しました。
ちなみに、都築さん曰く胸をたたく回数は「5回」とのこと。
周りからは2回にしか見えず、後藤さんも「2回じゃない?」と一度ツッコんでいますが、都築さんが後藤さんの胸で同じドラミングをしたときは後藤さんも「あ、5回だわ」と納得していました。
四千頭身の漫才は都築さんから話題が始まることが多く、四千頭身の起爆剤的な存在です。
「今一番欲しいものは?」との質問に「スキル」と答えるなど、その実力の高さに驕らず高い向上心を持っています。
お笑い第7世代のリーダーの1人でもある都築さんに今後も注目です!
石橋 遼大(いしばし りょうだい)
・担当:石橋
・生年月日:1996年9月13日
・身長:171cm
・血液型:AB型
・出身地:東京都
石橋遼大さんは、1996年9月13日生まれで東京都出身。
四千頭身の中ではボケ担当の都築さん、ツッコミ担当の後藤さんと並び、「石橋担当」の石橋さんです。
『スラムダンク』の大ファンで、単行本全31巻のサブタイトルを言えることを特技としています。
また、15秒間に足の先で自分の頭を30回触ることができます。
これは、小学校~高校時代にサッカーをしており、股関節のストレッチをし続けたことからできるようになったとのこと。
また、昔から根っからのテレビっ子であり、小学生の頃から深夜時代の『はねるのトびら』を見ていたほど。
テレビっ子になったきっかけの番組は『SMAP×SMAP』で、SMAPのコントを見てバラエティにハマっていきました。
そして、これが同時に芸人を目指すきっかけとなります。
そんな石橋さんですが、その顔立ちの整い方から女性人気が高まっています。
石橋さん曰く、「彼女がいたことがない」「デートをしたことがない」とのことですが、石橋さんのファンの女性に「バシガール」との呼称がつくなど、その人気の高さがうかがえます。
漫才での立ち位置は、都築さんがボケながら進行し後藤さんがそこにツッコミを入れるのに対し、石橋さんは「必要不可欠なアクセント」を入れるという役割です。
進行役でもなければツッコミ役でもないですが、確かに「必要不可欠」です。
石橋さんがいなければ四千頭身の漫才、四千頭身の世界観は成立しません。
逆に言えば、石橋さんがいるから四千頭身が四千頭身らしく成り立っていると言えるでしょう。
今までにない立ち位置で、四千頭身というジャンルを築き上げるうえで大きな役割を果たしています。
おすすめ動画
「Yontube(四千頭身公式チャンネル)」において、再生回数が多い人気動画とその内容について紹介していきます。
【四千頭身】「ドライブ」聖徳太子漫才~10人でたたみかけてみた~
2019年7月12日アップロード
四千頭身を代表するネタ「たたみかけるな」を、お笑い芸人10人でたたみかけるという企画です。
四千頭身の都築さん、石橋さんのボケに加えて、様々なお笑い芸人がそれぞれボケをたたみかけ続けます。
また、通常は都築さん1人がする「ドコドン」の動きや、都築さんと石橋さん2人でする動きなども、すべて5倍の人数で行うため、勢いもパワーも後藤さんの忙しさも5倍。
非常に迫力のある内容となっていますので、ぜひ動画を確認してみてください。
【四千頭身】トリオなら漫才中にメシ食べてもバレない!?
2019年5月10日アップロード
この動画は、漫才中に石橋さんがどれだけ都築さんにバレずに物を食べられるかという企画です。
後藤さん、石橋さんの他、会場にいたお客さんもこのことを知っており、その場にいた都築さん以外の全員が仕掛け人です。
石橋さんが漫才中に食べたのは、
・指につけて食べがちなアノお菓子
・クリームパン
・バナナ
・ゆで卵
・カップ麺
の5品。
果たして石橋さんは、都築さんにバレずにこれらすべてを食べきることができたのか?
ぜひ、動画でお確かめください。
石橋さんのチャレンジの他にも、想定していないところで笑いが起こったことによる都築さんの戸惑いなど、見どころ満載な動画となっています。
【四千頭身】シャッフル漫才「大陸」
2019年4月11日アップロード
この動画は、通常の四千頭身の漫才「大陸」を、3人の役割を入れ替えて行うという企画です。
後藤さんが都築さん役を、都築さんが石橋さん役を、石橋さんが後藤さん役を行います。
いつものネタを人を入れ替えて行うだけなのですが、まるで違うネタかのように雰囲気が変わります。
また、衣装もそれぞれの配役に合わせて入れ替えているのでサイズが全く合っておらず、その見た目の面白さも見どころの1つです。
テレビで見る四千頭身とはまた違ったメンバーの素顔や、ありのままの3人の関係性を垣間見れる動画となっており、本家のネタとはまた違った面白さを楽しむことができます。
いつもの漫才を見たことがある人なら、この動画を見て最初は違和感を感じるものの新たな面白さを発見できるでしょう。
この動画を見た後に本チャンネルにある様々な企画動画などを見ると、どんどん四千頭身にハマっていくこと間違いなしです。
独自のセンスを持つ四千頭身から目が離せない!
抜群のセンスと絶え間ない向上心で、独自の笑いを追求し続ける四千頭身。
3人それぞれが高い実力を持ちながらも、視聴者に笑いを届け続けています。
この「Yontube(四千頭身公式チャンネル)」では、ここで紹介した動画以外にも、大喜利、質問コーナー、料理を作ってみたなど、幅広い動画が随時アップロードされています。
地上波では見ることのできない、ありのままの彼らを存分に味わうことができます。
飛ぶ鳥を落とす勢いの「Yontube(四千頭身公式チャンネル)」は、この先もますます目が離せないチャンネルになっていきそうです。
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