【THE 南無ズ】現役僧侶が在籍! 仏教×音楽×笑いを融合させたコミックバンドとは…?

【THE 南無ズ】現役僧侶が在籍! 仏教×音楽×笑いを融合させたコミックバンドとは…?

仏教エンターテインメントというコンセプトと、個性的な見た目で強烈なインパクトを与える「THE 南無ズ」(ザ・なむズ)

仏教×音楽×笑いを見事に融合させ、新しいジャンルを作り出したバンドと言っても過言ではありません。

彼らが作り出す音楽は、コミカルでキャッチー。

中毒性が高く、1度聴くとクセになる事間違いなしです!

また、ただコミカルでキャッチーなだけではなく仏教やお寺などについての知見を増やすことができます。

今回は、そんな不思議な魅力を持ったバンド「THE 南無ズ」をご紹介します!

THE 南無ズ誕生の経緯

元を辿ると「坊主バー」にキッカケがありました。

「坊主バー」というのは東京・四谷にあるバーで現役の僧侶が運営をしています。

そのお店の店長さんが「坊主バンド」というバンドを作り、リーダとして活動していました。

そしてそのお店で、彼岸田 盆(ひがんだ ぼん)が働く事になりバンドにも誘われ加入することになります。

さらに、彼岸田 盆の知り合いである葬儀屋の涅槃崎 悟(ねはんざき さとる)がギターが弾けるという事で坊主バンドに加入します。

 

それから彼岸田 盆と涅槃崎 悟は意気投合し、時間があると「あんなことしよう!」「こんなことしよう!」と提案し活動を活発化させようと試みます。

 

しかし、坊主バンドのメンバーは現役のお坊さん…。

スケジュールが埋まっており、なかなかバンド活動に時間を割くことができずにいました。

(彼岸田 盆さんも現役のお坊さんだったので「自分もお坊さんのはずなのに何故忙しくないのだろう?」と思っていたそうです 笑)

 

すると坊主バンドのリーダーから「盆と悟でバンド活動やっていいよ!」と許可をもらい2人で作ったバンドが「THE 南無ズ」です。

その後、坊主バンドで尺八を担当していた虚無尺 僧八(こむしゃく そはち)がベースとして加入。

そして、知り合いのつてをたどりスカウトし加入したのがたのがドラムのおがみ おがです。

 

こうして「THE 南無ズ」が誕生します。

THE 南無ズの経歴

2018年

坊主バンドのスピンオフバンドとして「THE 南無ズ」が誕生

2019年

・ライブハウスRUIDO主催の「RUIDO presents L-1グランプリ2019」へ参加し決勝へ進出。

・やついいちろうが主催する「YATSUI FESTIVAL! 2019」へ出演。

・東京オリンピック1年前記念イベント「festival dete」にもオープニングアクトとして出演。

2020年

・7月31日をもって初代ベーシスト虚無尺 僧八(こむしゃく そはち)が脱退。

・8月に二代目ベーシスト虚無弦 僧四(こむげん そうし)が加入し、新生THE 南無ズが誕生します。

THE 南無ズメンバー紹介

彼岸田 盆(ひがんだ ぼん)

” 娑婆を駆ける剃髪の異端児 “と呼ばれている彼岸田 盆(ひがんだ ぼん)

THE 南無ズでは、歌/お喋り/木魚/おりんを担当しています。

愛嬌満点のパフォーマンスで見ている人を虜にしてしまう不思議な魅力の持ち主です。

歌より漫談のが得意!

涅槃崎 悟(ねはんざき さとる)

THE 南無ズのリーダーを務める涅槃崎 悟(ねはんざき さとる)

ギター/歌を担当。

メンバーの中で唯一洋服を着ています。

そんな彼は都内の葬儀屋さんで働いているというから驚きですね。

気が利く男!

虚無弦 僧四(こむげん そうし)

THE 南無ズの二代目ベーシスト虚無弦 僧四(こむげん そうし)

初代ベーシスト虚無尺 僧八(こむしゃく そはち)の脱退後に行われた『二代目ベース虚無僧オーディション』を勝ち抜き、2020年8月により加入

「前見えてるんですか?」と良く聞かれるようですが、そんな事はお構いなし。

バキバキのベースプレイで魅せます!

おがみ おが

バンド内唯一の女性メンバーであるおがみ おが。

ストレートで迫力のあるビートで強いロックスピリッツを感じます。

そんな彼女ですが、実は芸人としての顔も持っているんです!

「地獄パワフル」というコンビで活動されています。

2018年にコンビを結成し、2019年1月から浅井企画に所属し活動を行っています。

THE 南無ズでは「おがみ おが」名義、地獄パワフルでは「わくわくあや」名義で活動していますが、実は他にも108個の名前があるとか!

MEMO

その美貌で雑誌の『美人芸人特集』に取り上げられたことも。
YouTubeにアップしている「叩いてみた」動画も大人気です。

THE 南無ズおススメ曲5選

てら・テラ・寺

まず最初におおすすめしたい曲が「てら・テラ・寺」です。

ディストーションの効いたタテノリのギターリフで始まる冒頭。

そしてMVの僧侶軍団。

この違和感に、一気に目を奪われてしまいました。

最初は違和感しかありませんでしたが、聴いていくといつの間にか「てら、てら、てら」と口ずさんでしまう程キャッチーです。

特に見どころなのは後半の「コール&寺ポンス」

歌詞もパフォーマンスも秀逸で、センスを感じます。

 

とにかくクセの強い作品ですが、1度ハマると虜になりますよ!

面白いだけではなく、仏教やお寺について学べるのもなかなか面白いです。

ぜひ、MVと合わせてご覧になってください。

南無ずっきゅん♡

続いてご紹介したいのが「南無ずっきゅん♡」です。

これまた強烈な一曲になってます。

仏教や僧侶に興味や関心が無い方も、彼岸田 盆(ひがんだ ぼん)が放つコミカルでポップなパフォーマンスのおかげで惹きつけられるはずです。

普段は真面目におつとめをして、修行に励んでらっしゃるお坊さんのプライベートの姿を想像してクスっと笑ってしまいました。

オタ芸をするお坊さんがシュールで可愛らしいので、ぜひMVも合わせてご覧ください!

そうだ天竺、行こう。

次にご紹介するのがこちら!

「そうだ天竺、行こう。」です。

これまたMVを始め、楽曲のテーマやワードセンス、パフォーマンス全てが秀逸で自然に曲に引き込まれてしましますね。

西遊記がテーマの曲になっていますが「あれ西遊記ってどんな物語だっけ?」といつの間にか物語を復習したくなりました。

 

MVの最後にはオフショットの映像があり、仲の良さにほっこりさせられますよ。

ぜひ、最後のオフショットまでご覧になってください。

ダンディ坊さん

続いてはこちら!

「ダンディ坊さん」です。

今までの3曲とは曲調が変わり、ジャジーでアダルトな雰囲気の楽曲になっています。

ですが、それだけで終わらないのがTHE 南無ズ。

 

この楽曲でもTHE 南無ズ節が大炸裂してますね。

シュールな世界観がたまりません。

本当に面白い!

ぜひご覧になってください。

お墓参りに行こう

最後にご紹介したいのがこちら!

「お墓参りに行こう」です。

今まで紹介した楽曲とは打って変わって、完全に泣かせにかかっている作品です。

ですが、それがまた逆にシュール…笑

 

と思って聞き進めたのですが、一曲聴き終わるころには少し目がウルっとしていました。

冒頭はお経が入っていて、THE 南無ズ節は健在なのですが妙に説得力のある歌詞に心を打たれます。

シンプルでストレートなワードではありますが、現役の僧侶が紡ぐ言葉にはとても重みがありますね。

 

彼らには本当に不思議な魅力があります。

手書き風のMVも非常にいい作品ですので、合わせてご覧ください。

まとめ

2018年に結成以来、飛ぶ鳥を落とす勢いのTHE 南無ズは、TikTokではフォロワーが3万人越えYouTubeでは登録者が約1.5万人とぐんぐんとその人気を伸ばしています。

仏教×音楽×お笑いという異様な組み合わせが生み出す絶妙なクセは、中毒性がありますね。

今までになかった新しいジャンルのエンターテインメントであるTHE 南無ズのパフォーマンス。

今後はどんな活躍を見せてくれるのか楽しみにしたいですね!

 

THE 南無ズの楽曲を聴いたことない方は、ぜひこの機会に聴いてみてください!

絶妙なクセが虜になる事間違いなしです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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