2人の魔女にまつわる、壮大な物語を描いた『ウィキッド』。小説を原作に舞台・映画へと展開し、世界中の人々を魅了していった大人気ファンタジー作品です。
本記事では、そんな『ウィキッド』のあらすじや歴史について解説。映画版や劇団四季版などの概要もあわせて紹介していきます。
目次
『ウィキッド』とは?
『ウィキッド』は優しい心を持ちながら孤独を抱える魔女エルファバと、多くの人々から愛される人気者の魔女グリンダを主人公としたファンタジー作品です。
まったく正反対な2人を中心に紡がれていく、壮大かつ感動的なストーリーで人気を博しています。
本作は小説・舞台・映画と様々な分野で大ヒットを記録し、世界中の人々から支持を獲得。ここからはそんな『ウィキッド』の詳しいあらすじや、その歴史について紹介していきます。
あらすじ
舞台となるのは魔法と幻想の国オズ。そこにあるシズ大学で周囲から疎まれる孤独な魔女エルファバと、多くの人々から愛される人気者の魔女グリンダが出会います。
2人はルームメイトになりますが、その正反対な境遇ゆえなかなか仲良くなることができません。しかし、お互いの本当の姿を知っていくうちに、彼女たちは深い信頼関係を築いていきます。
そんななか、偉大な魔法使いに力を認められたエルファバは、グリンダと共にその魔法使いのもとへ旅立つことに。それをきっかけに2人の運命、そして世界の運命が大きく変わってしまうのでした。
『ウィキッド』の歴史
『ウィキッド』の歴史は1995年に刊行されたグレゴリー・マグワイアの小説、『ウィキッド 誰も知らない、もう一つのオズの物語』から始まりました。そのタイトルからわかる通り、本作は誰もが知っている児童文学『オズの魔法使い』をベースに作られています。
発売当初は売れ行きがさほどよくありませんでしたが、じわじわと人気が拡大し2003年にブロードウェイミュージカル化。こちらが大ヒットを記録し、『ウィキッド』の名前が世界中に知れ渡りました。
2007年には劇団四季による、日本語版『ウィキッド』の公演もスタートします。そして、2024年に映画『ウィキッド 2人の魔女』が全米公開されることに。こちらの映画は翌年日本でも公開され、好評を博しました。
『ウィキッド』は小説版を皮切りに、様々な分野で大成功を収めていったのです。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』とは?
世界中の『ウィキッド』ファンの期待を受け、満を持して公開された映画『ウィキッド ふたりの魔女』。2024年に全米で公開され、2025年3月7日から日本での公開がスタートしました。
本作のストーリーはブロードウェイ版『ウィキッド』をベースにしており、キャラや物語を忠実に再現する姿勢が高く評価されています。
また、W主演にミュージカル界のスターであるシンシア・エリヴォ、世界を代表するアーティストとして名を馳せるアリアナ・グランデが抜擢され、大きな話題になりました。
続編はある?
本作は2部構成となっており、2025年11月21日に続編『ウィキッド:フォー・グッド(原題)』が全米で公開予定となっています。
日本での公開時期は、2025年5月2日時点では未発表です。続報に期待しましょう。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』主要キャスト
ここからは本作の主要キャストについて紹介。役どころの詳細や、キャストの主な出演作などを解説していきます。
エルファバ:シンシア・エリヴォ
本作の主人公となる魔女エルファバ。とても優しい性格の持ち主ですが、その強大な魔力と緑色の肌が原因で周囲から誤解を受けがちな人物です。
偶然ルームメイトになったグリンダと仲を深めるも、オズの魔法使いと関わることでその運命が大きく変わってしまいます。
そんなエルファバを演じたのは、舞台女優としての輝かしい実績を持つシンシア・エリヴォです。2015年にブロードウェイミュージカル『カラーパープル』の主人公を演じ、翌年のトニー賞でミュージカル主演女優賞を獲得。それ以降、映画やドラマなど幅広い分野で活躍を続けています。
主な出演作は映画『ピノキオ』、映画『ハリエット』、映画『ロスト・マネー 偽りの報酬』など。
舞台女優としての経験を活かし、『ウィキッド ふたりの魔女』でも見事な演技と歌声を披露しています。
グリンダ:アリアナ・グランデ
本作のもうひとりの主人公グリンダ。陽気な性格と美しいルックスで、周囲から慕われる人気者の魔女です。最初はエルファバと対立しますが、次第に深い信頼関係を築いていきます。
そんなグリンダを演じたのは、世界を代表するトップアーティストとして名を馳せるアリアナ・グランデです。グラミー賞をはじめ様々な賞を獲得している超有名シンガーソングライターですが、実は女優として複数の映画やドラマに出演。
主な出演作は映画『ドント・ルック・アップ』、ドラマ『サム&キャット』など。
『ウィキッド ふたりの魔女』ではその演技力が高く評価され、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』主要キャストの吹き替え声優
ここからは本作主要キャストの吹き替え声優について紹介。担当声優の経歴や主な出演作などを解説していきます。
エルファバ:高畑充希
エルファバの吹き替えを担当したのは、人気女優の高畑充希です。2005年にミュージカルの主演を務め本格的な女優デビューを果たし、それ以降も映画・ドラマ・舞台と様々な分野で活躍を続けてきました。
主な出演作は映画『ヲタクに恋は難しい』、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、舞台『ピーター・パン』など。
今回の吹き替えについて「エルファバという役をやるのは夢のひとつでした」と語り、本作に込めた熱い思いをにじませていました。これまで培ってきた歌唱力と演技力を駆使し、エルファバという難しい役どころを好演しています。
グリンダ:清水美依紗
グリンダの吹き替えを担当したのは、歌手としても活躍する清水美依紗です。2016年にアリアナ・グランデの来日にあわせて開かれたオーディションへ参加し、そこで審査員特別賞を獲得しました。
その高い歌唱力が話題となり、2022年にデジタルシングル「High Five」でメジャーデビュー。同年に『フィスト・オブ・ノーススター〜北斗の拳〜』のマミヤ役に選ばれ、ミュージカル初出演を果たしました。
映画の吹き替えは本作が初となりますが、「心を込めて演じたので、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです!」と自信あふれるコメントを寄せています。圧倒的な歌唱力と瑞々しい演技で、グリンダの魅力をしっかり引き出しています。
映画『ウィキッド ふたりの魔女』その他キャスト
ここからは主要キャストたちの脇を固める、その他キャストについて紹介。役どころの詳細や、キャストの主な出演作などを解説していきます。
フィエロ:ジョナサン・ベイリー
自由気ままな王子フィエロ。とてもハンサムな男性ですが、少々軽薄な性格の持ち主です。エルファバとグリンダ、2人のあいだで心が揺れ動くことになります。
そんなフィエロを演じたのはジョナサン・ベイリーです。6歳のときに舞台『クリスマスキャロル』で俳優デビューを果たし、その後は映画やドラマなどにも出演。
2025年8月公開予定の話題作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の主演キャストに抜擢されるなど、その実力が高く評価されています。
マダム・モリブル:ミシェル・ヨー
エルファバたちが通うシズ大学の魔法学部長マダム・モリブル。とても親切な人物に見えますが、その裏でよからぬ計画に関わっているようです。
そんなマダム・モリブルを演じるのはミシェル・ヨーです。1983年から活動を開始し、香港映画界の女性アクションスターとして活躍。
1997年に『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』でハリウッド進出を果たし、2023年には主演作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』での好演が評価され、アカデミー賞主演女優賞を獲得しました。
オズの魔法使い:ジェフ・ゴールドブラム
本作の重要キャラとして登場するオズの魔法使い。エメラルドシティに君臨する偉大な人物ですが、真の姿は別にあるようです。
そんなオズの魔法使いを演じるのはジェフ・ゴールドブラムです。1974年から活動をスタートさせたベテラン俳優で、1986年に映画『ザ・フライ』で危険な科学者セスを演じ大きな話題に。
それ以降も活躍を続け、『ジュラシック・パーク』や『インデペンデンス・デイ』をはじめとする、数多くの名作に出演しています。
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