レディー・ガガは、世界的に活躍するアーティストで、各国のチャートで1位を独占するなど、数多くの偉業を成し遂げています。
また、ポップス以外にもジャズに挑戦したり、女優業をしたりと幅広く活動しています。
この記事では、
- 「レディー・ガガの活動歴が知りたい」
- 「レディー・ガガのプロフィールが知りたい」
- 「レディー・ガガのおすすめの楽曲が知りたい」
という方に向けて、「レディー・ガガの魅力」についてご紹介します。
目次
概要・経歴
レディー・ガガは、これまで7,000万枚以上のCDを売り上げている、世界的な女性アーティストです。
今まで見た事がないほど、斬新なダンスと独特なファッション、さらに力強い歌声で注目を集め、世界的に活躍しています。
彼女は自分のファッションについて、「何よりも大切なもの」と語っており、曲を作るときも、どんなファッションを着ようかイメージをしながら作曲するようです。
それぐらい大事にしているファッションは、彼女にとって、自分の音楽性そのものと言えるかもしれませんね。
2019年には、セリーヌ・ディオンやエルトン・ジョンといった、限られたアーティストしかステージに立てない、ラスベガスの定期公演にも出演。
これまでのポップスを軸にしたステージと、ジャズをテーマにした2ステージを行い、連日完売公演になるほどの成功を収めています。
それでは、レディー・ガガの大まかな活動歴をご紹介します。
- 2007年:「インタースコープ・レコード」と契約
- 2008年:シングル「Just Dance」、「Poker Face」をリリース
- 2008年8月19日:デビューアルバム「The Fame」をリリース
- 2010年1月31日:「第52回グラミー賞」にて初のグラミー賞、シングル「Poker Face」で最優秀ダンス・レコーディング賞、アルバム「The Fame」で最優秀エレクトロニック・ダンスアルバム賞を受賞
- 2011年2月11日:シングル「Born This Way」をリリース
- 2020年5月29日:アルバム「Chromatica」をリリース
- 2021年1月22日:ジョー・バイデン大統領の就任式に出席し、国歌斉唱を担当
彼女は2008年にデビューしており、先行シングル「Just Dance」や「Poker Face」は非常に注目を集め、共に全米1位を獲得しています。
また、2020年にリリースしたアルバム「Chromatica」は、一度女優やジャズ方面にシフトチェンジした彼女が、もう一度ポップスの世界に返り咲くキッカケとなったアルバムです。
ファンや批評家からの評判も良く、改めてポップスのシンガーとしてのポジションを今一度確立していきました。
さらに、2021年1月20日に開かれた、ジョー・バイデン大統領の就任式では、彼女が国歌斉唱を担当。
式典に登場した彼女は、「エルザ・スキャバレリ」の服を身に纏っていて、彼女らしい独創性もありながら、普段よりは少し落ち着いた衣装にも感じましたね。
持ち前の歌唱力で国歌斉唱を歌い上げ、バイデン大統領をはじめ、聴衆からの盛大な拍手が起こり、歴史的な大役を務めました。
過去に愛犬誘拐事件が発生
2021年の2月に、レディー・ガガの愛犬2匹が誘拐されてしまうという事件が発生しています。
直接的に彼女が狙われた訳ではなく、犬の散歩業者に愛犬のフレンチブルドッグの散歩をお願いしている最中に、事件に巻き込まれたそうですね。
業者の方は、胸を打たれるという大けがを負いましたが、今では退院しており、事件に関わったとされる5人が逮捕されています。
犯人はフレンチブルドッグが彼女の愛犬だとは知らなかったらしく、誘拐された愛犬は無事に保護され、他の愛犬と共に平穏な生活を取り戻しています。
出演映画作品
次に、レディー・ガガが出演している映画についてご紹介します。
- 2012年5月25日:「メン・イン・ブラック3」のエイリアン役
- 2014年3月1日:「マチェーテ・キルズ」のラ・カメレオン役
- 2015年1月10日:「シン・シティ 復讐の女神」のバーサ役
- 2018年12月21日:「アリー/スター誕生」主演のアリー役
- 2021年11月24日:「House of Gucci」主演のパトリツィア・レッジアーニ役(撮影中)
レディー・ガガは2010年頃から女優としても活動していますが、2012年になると映画にも出演するようになります。
2018年には、自身初の主演女優を務めるミュージカル映画「アリー/ スター誕生」が公開されました。
「アリー/スター誕生」は、歌手になることを夢に持つヒロインが、とある大物ミュージシャンとの出会いをきっかけに、ショービジネスの世界に挑戦していく音楽ドラマ作品。
バイトをしながら小さなバーで歌を歌っている、自信の無い歌手を演じるレディー・ガガは、普段彼女から感じる印象とは真逆な役なので、その演技には注目です。
また、批評家からも高い評価を獲得しており、「アカデミー賞」や「ゴールデングローブ賞」をはじめ、全米映画俳優組合賞の「主演女優賞」に彼女自身もノミネートされています。
そのため、撮影中の最新作「House of Gucci」も非常に期待されています。
レディー・ガガのプロフィール
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▶︎https://t.co/cWdrKk5LR0#レディーガガ pic.twitter.com/UkeEx8vDY0— Lady Gaga Japan (@GAGA_JAPAN) September 27, 2021
- 本名:ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ
- 生年月日:1986年3月28日
- 出身:アメリカ合衆国
- 音楽ジャンル:ポップ、エレクトロニカ、ジャズ
レディー・ガガは、アーティストや女優として活動する一方で、性的少数派への支援やボランティア活動、さらにいじめを無くすための活動など、社会問題へも取り組んでいます。
これまで数々の支援を行い、ボランティア活動を支援する非営利団体による、慈善活動貢献度を表す「Top 20 Celebs Gone Good」にて、2年連続で1位を獲得しています。
その背景には、彼女の生い立ちが深く関わっているように感じます。
彼女は実業家の家柄に生まれているため、裕福な家庭環境で育てられてきました。
4歳のころからピアノを学び、13歳になる頃にはピアノバラードを作曲。
その才能を活かし、「ジュリアード学院」の音楽部門の試験を受け合格するのですが、当時は音楽に強い興味がなかったため、マンハッタンのお嬢様学校「聖心女子学院」に入学。
しかし、学校では出生や家業が原因で、いじめにあってしまいます。
17歳になると、これまで世界で20人しか早期入学が許されていない、ニューヨークの大学「ティッシュ・スクール・オブ・アート」へ入学し、本格的に音楽に取り組みます。
ですが、ここでもいじめにあってしまいます。
そのため、大学は1年で退学し、心身ともに疲れ音楽活動は止まってしまいます。
今のレディー・ガガは、独特なセンスで唯一無二な存在として多くの人に尊敬されていますが、昔はその個性が原因で周りと上手くいってなかったようですね。
大学を中退した後は、もう一度音楽活動するためと親元を離れて自立するために、ストリッパーとして下積み時代を過ごしていたそうです。
そんな中、知り合いだった音楽プロデューサー「ロブ・フサーリ」が、彼女の歌声に興味を持ち、フレディ・マーキュリーと比較するほど惹かれはじめます。
そして、クイーンの楽曲である「RADIO GA GA」をモジって、今の芸名である「レディー・ガガ」が誕生。
その後、2008年8月19日にようやくデビューアルバムをリリースします。
いじめられていた頃、彼女がもう一度立ち上がらなければ、今の彼女の姿や多くの名曲が生まれていないと考えると、熱いものがこみ上げてきます。
アリアナ・グランデとのコラボ作品が大注目
レディー・ガガは、2020年5月に同じアメリカ出身の歌姫、アリアナ・グランデとの初コラボ楽曲「Rain On Me」をリリースしています。
「Rain On Me」は、EDMテイストのダンスミュージックで、彼女らの力強い歌声による掛け合いは、後半になるにつれてどんどん盛り上がっていき、MVの演出も含めて鳥肌ものです。
リリースと共に大きな反響を生み、全米・全英のチャートで1位を獲得し、「第63回グラミー賞」では、最優秀ポップ・パフォーマンス賞を獲得。
一方で、2021年6月18日に公開される岡田准一が主演の映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の主題歌としても起用されます。
前作もレディー・ガガの「Born This Way」が起用されているため、彼女としても2作連続の主題歌となりますね。
渡辺直美によるRain On Meのパロディに本人が絶賛
お笑い芸人、渡辺直美とレディー・ガガは意外にも接点があり、ニューヨークで彼女が開催した公演に渡辺直美を招待するなどしています。
その発端は、2020年7月5日に同じ女性芸人である「ゆりやんレトリィバァ」と共に、YouTubeに投稿したこの動画です。
この動画は、先ほど紹介した「Rain On Me」のパロディで、完成度の高いキャラの作り込みと、時折入るコミカルな要素がとても話題を呼び、2,400万回以上の再生数を誇っています。
これを見たレディー・ガガは公式Twitterにて、「Love this!!!」とツイートするほど絶賛。
こういった経緯があり、渡辺直美がニューヨーク公演に招待されることとなりました。
このパロディMVは、ある種レディー・ガガ本人公認なので、同じ日本人としても嬉しい気持ちになりますね。
おすすめ曲
レディー・ガガは、たくさんの名曲を生み出していますが、その中から定番の1曲と、意外な1曲をご紹介します。
Born This Way
「Born This Way」は、2011年2月11日に先行シングルがリリースされており、彼女の2枚目のアルバムのタイトルトラックでもあります。
作詞作曲は、本名である「ステファニー・ジャーマノッタ」名義となっており、シンガーとしてだけじゃなく、高い制作能力もあることが伺えます。
発売後、多くの国で1位を獲得していることから、レディー・ガガを世界的アーティストとして引き上げた楽曲の1つと言えるでしょう。
MVでの過激な衣装や、独特なダンスが彼女らしさを出しており、ダンスミュージックテイストに仕上げれたこの楽曲は、、落ち込んだ時でもテンションを上げてくれます。
また、サビの「Born This Way」がとても語感が良くて、ついつい口ずさんでしまいますね。
I Get A Kick Out Of You
「I Get A Kick Out Of You」は、アメリカのシンガーである、トニー・ベネットとレディー・ガガの新デュエットアルバム「Love For Sale」に収録された、リードトラックです。
レディー・ガガというとポップスのイメージが強いですが、今回はジャジーな楽曲に挑戦しています。
「I Get A Kick Out Of You」では、ジャズシンガーさながらに歌い上げ、これまでの彼女にはない、繊細な歌声を披露しています。
ジャズサウンドの中、交互に歌い上げる2人の姿は、何とも言えない暖かさを感じます。
2人は、2014年にもデュエットアルバム「Cheek to Cheek」を発表しているため、今作で2作目となります。
その一方で、トニー・ベネットは2016年にアルツハイマー病と診断されており、今作がキャリア最後の作品となるようです。
MVの最後には、2人で笑い合うシーンが挿入されており、お互いの信頼関係が見て取れるようでした。
普段、レディー・ガガの派手な楽曲を聞いている方には、この楽曲で彼女の新しい一面が見れると思いますので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
レディー・ガガは、奇抜なファッションや斬新な楽曲で注目を集めましたが、その裏では大変な過去と長い下積みを経験しています。
今の確立された音楽スタイルは、彼女の生い立ちそのものとも言え、人生全てを素材にエンターテイメントを創造しているように感じます。
レディー・ガガを知っている人の中には、その見た目や行動で拒絶していた人もいるかと思いますが、活動の背景を見ると、真っすぐな性格で努力家だという事が分かるので、今までよりも興味が持てると思います。
これを機に、ぜひチェックしてみてください。