「劇団四季 アナと雪の女王」ストーリーやキャスト、見どころや楽曲を徹底解説

「劇団四季 アナと雪の女王」見どころ

氷の国アレンデールとエルサの繰り出す魔法の美しさ

本作の最大の見どころは、なんといっても、トニー賞受賞者マイケル・グランデージによるプロジェクションマッピングやLEDパネルを活用した、氷の世界の再現や魔法のシーンの演出でしょう。

プロジェクションマッピングとは、舞台の床、壁、セットなどの立体物に映像を投影することで、空間を動的に変化させる技術です。

この技術によって、現実には存在しない氷の魔法やアレンデールの風景をリアルタイムで表現することで、強い没入感を観客に与えます。

音楽やエルサの感情の変化に合わせて、舞台の床の氷の結晶や雪の模様も動的に変化し、また照明や舞台装置の動きとも連動することで、ダイナミックな表現を可能にしています。

「プロジェクションマッピングが、映画を超える美しさ」「プロジェクションマッピングと役者の熱量が圧倒的。アニメより繊細な雪と氷の世界に感動!」「2階から観ると魔法の世界にいるみたい」と評価も抜群。

2階席や1階の後方では、結晶の模様などの細かい部分が見づらいので、オペラグラスの持参がおすすめです。

アナとエルサ、姉妹の深い愛情

ミュージカルでは、映画版に比べ、姉妹の関係性やキャラクターの心情をより丁寧に描き、奥行きある人間ドラマへと深化させています。

特にエルサは、自分の力と感情を解き放つビッグナンバー「Let It Go(ありのままで)」だけでなく、自らの葛藤を歌い上げるナンバー「モンスター」を追加し、自問自答と自己肯定とをより明確に。

主人公であるエルサとアナは、今までのディズニー映画のような王子様との出会いによる愛や救済ではなく、自らの意志で未来を切り開く自立する姿や、姉妹愛や友情による成長を前面に描かれているため、舞台を観る私達も強く共感することができるでしょう。

有名楽曲の数々

映画の名曲「Let It Go(ありのままで)」「生まれてはじめて」「雪だるまつくろう」に加え、ミュージカル用に12曲以上の新曲が追加。

作詞・作曲はロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻で、日本語訳詞は高橋知伽江が担当。

生オーケストラによる公演のため、音楽の臨場感が際立ちます。

「雪だるまつくろう」


ヤングエルサ、ヤングアナが歌う、映画でも有名なナンバーです。

冒頭から映画の世界に引き込んでくる魅力的な楽曲であり、またミュージカル中でエルサが持っているおもちゃは、映画番外編「家族の思い出」のクリスマスエピソードで出てきたお人形で、そういった細かい演出もファンの心を掴むでしょう。

「生まれて初めて」


アナとエルサ、2人の対称的な生き方を描く、映画版にも登場するナンバーです。

2人の性格や価値観、これからの運命を暗示するだけでなく、アレンデールという国や人々がどんな雰囲気を持っているのかを描き出す、明るさと暗さの両方を併せ持った魅力的な楽曲で人気があります。

「Let It Go(ありのままで)」


プロジェクションマッピングを使用した、エルサが歌いながら氷の城を作り上げるシーンによって、一幕のクライマックスに相応しい迫力と美しさを感じさせる映画版からのナンバーです。

床に投影された氷の結晶の広がりは、エルサの動きに合わせて放射状に拡大していき、背景に氷の城がリアルタイムで建設されていきます。

氷の城には、本物のスワロフスキーガラスを使用しており、実際に氷の輝きを目の前にしているような感覚を味わうでしょう。

また、雪が舞う中を、早着替えによりエルサの衣装が青いドレスに変わってしまうのも見どころの一つ。

さらに、壮大な歌声も加わって、まさに映画のワンシーンの中に飛び込んでしまったような感覚に陥るでしょう。

「まるで映画の魔法が目の前で再現されている」「涙が止まらなかった」という感想も多く聞かれる人気のシーンです。

「ヒュッゲ」

舞台版でのみ登場する楽曲「ヒュッゲ」は、アナ一行が旅の途中で出会うサウナを経営する男オーケンとサウナ客が歌う愉快なナンバー。

二幕の冒頭に歌われ、観客を神秘のアレンデールの世界から、現実の舞台の世界に引き戻してくれる、一種の息抜きのような役割を果たしています。

コロナ禍後は客席から登場する演出に変わり、また肌色が多めの衣装やユーモアに富んだ歌詞とノリの良い楽曲によって、舞台らしい面白さを味わうことができるでしょう。

最後に

大人も子供も楽しめる「劇団四季 アナと雪の女王」。

プロジェクションマッピングによる美しさや迫力だけでなく、聴きごたえのあるナンバーや姉妹愛をメインに描くことにより、よりリアリティのある物語として観客に語りかけてきます。

ロングラン上演でチケットも取りやすいため、ぜひ一度ご覧になってみてください。

 

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