チルな曲やノリのいい曲を武器に、聴く者を次々に魅了していく人気バンド・Lucky Kilimanjaro。
結成10周年を迎えますます勢いに乗っている彼らは、2024年7月24日にデジタルEP『Dancers Friendly』をリリースしました。さらに、その新曲たちを手に開催する全国ツアーの全容も明らかに。
そこで、この記事ではLucky Kilimanjaroの新作EPや最新ツアーについて徹底解説!経歴やおすすめ楽曲なども併せて紹介し、様々な角度から彼らの魅力に迫っていきます。
目次
Lucky Kilimanjaroとは
Lucky Kilimanjaroは2014年に、同じ大学の軽音サークルで出会った熊木幸丸(Vo.)・ラミ(Perc.)・山浦聖司(Ba.)・柴田昌輝(Dr.)・松崎浩二(Gt.)・大瀧真央(Syn.)の6名により結成されました。
結成から4年ほど経った2018年にEP『HUG』で早くもメジャーデビューを達成します。それから今日まで、なんとLucky Kilimanjaroは18枚のシングルと4枚のフルアルバムをリリース。ハイクオリティな楽曲をコンスタントに生み出し、その人気を順調にアップさせてきました。
また本バンドの作詞・作曲を手掛ける熊木は、Hey! Say! JUMPやDISH//への楽曲提供もおこなっています。彼らは音楽業界全体を引っ張る存在として、魅力的なナンバーを世に送り出し続けているのです。
Lucky Kilimanjaroの魅力!懐かしさと新しさの融合
Lucky Kilimanjaroの楽曲は、80年代のシティ・ポップを彷彿とさせるものが多くなっています。
しかし単にそのジャンルをなぞっているのではなく、それを解釈し直すことで、チルな雰囲気を持つ今風のナンバーへと進化させています。この懐かしさと新しさの融合こそが、彼らの1番の魅力なのです。
さらに、Lucky Kilimanjaroが掲げる「世界中の毎日をおどらせる」というテーマ通り、聴いていると自然に身体が揺れ出すような、ダンサブルなメロディーも大きな武器のひとつ。彼らは耳馴染みのいいポップさと心が弾むノリの良さを併せ持つ、唯一無二の音楽を生み出し続けています。
そして、その魅力がふんだんに詰まっているのが、新たにリリースされたデジタルEP『Dancers Friendly』です。ここからは気になる新作の魅力や、注目楽曲についてご紹介していきます。
デジタルEP『Dancers Friendly』
2024年7月24日にリリースされた、Lucky KilimanjaroのデジタルEP『Dancers Friendly』。
タイトル通り、こちらのEPは「ダンス」が大きなテーマとなっており、収録されている6曲全ての曲中に「踊る」や「ダンス」などの歌詞が散りばめられています。このEPは「世界中の毎日をおどらせる」という信念を今後も貫いていく、そんな彼らの強い決意が込められた作品になっているのです。
それを証明するかのように、1曲目の『Dancers Friendly』は、Lucky Kilimanjaroの真骨頂とも言えるダンサブルなナンバーに仕上がっていました。聴いているだけで身体が揺れ出すようなメロディーに乗せ、同じフレーズがこれでもかと繰り返される中毒性抜群の1曲。
ボーカルの熊木はセルフライナーで「日々にノり続けていくこと、そのノリを壊すこと。ダンスミュージックはどちらの選択肢も軽やかに提案し続けてくれる」というコメントを寄せ、この曲が彼らの信念と挑戦を体現する作品になっているとほのめかしています。
そんな彼らのチャレンジ精神をひしひしと感じられるのが、表題曲となっている『かけおち』です。
こちらは民族音楽のようなシンプルかつ独特なメロディーに、波・星・風などの美しい言葉を乗せた1曲。本能に訴えかけるような原始的なダンスミュージックで、Lucky Kilimanjaroの新たなダンス観を提示しています。
そして、このEPの中でも特に注目したいのが、最後に収録されている『Ran-Ran』です。カートゥーンアニメで流れているかのような、コミカルなメロディーが特徴的なこの楽曲。他の曲とは明らかに雰囲気が違う、Lucky Kilimanjaroの進化が伝わるナンバーになっています。
曲の最後は「テンプレなんてねぇぜ。私だけのダンス」というフレーズで締めくくられており、ここには「固定観念にとらわれず、自分たちの道を探し続けていく」という決意表明が込められているかのようです。
強い芯を持ちながらも自由な活動を続ける、Lucky Kilimanjaroの新曲はどれもこれも個性的かつ魅力的なものばかり。しかも、彼らは10月30日にデジタルEP『Soul Friendly』をリリースすることも発表しています。
この多作ぶりはさすがの一言。走り続けることをやめない、Lucky Kilimanjaroの今後に要注目です!
まだまだ踊らせたりない私たちは2024年、2枚のEPをリリースします。
心と身体、その両方で踊れることを大事に作品をこしらえてきたLucky Kilimanjaro。改めて両側面から、個別の作品として体感することで見えてくる面白さがあるはず。
まずはこの酷暑を乗り切るために体から揺らしていきましょう!みなさんの人生との化学反応が楽しみです。
Lucky Kilimanjaro 熊木幸丸
作品概要
作品名:Dancers Friendly
発売日:2024年7月24日
商品コード:MU1D70087
価格:1,375円(税込)
発売元:株式会社ドリーミュージック
【収録曲】
1.Dancers Friendly
2.かけおち
3.High
4.Find you in the dark
5.獣道 兵が踊る
6.Ran-Ran
【各種配信サイトへのリンクはこちら】https://lnk.to/lk_dacersfriendlyNR
Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “YAMAODORI 2024 to 2025“
Lucky Kilimanjaroの活動10周年を締めくくるツアーとして発表された、「Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “YAMAODORI 2024 to 2025“」。
こちらは2024年11月17日から2025年2月16日にかけて、10箇所の会場をめぐる全国ツアーとなっています。
メンバー6人で作り出されるステージは圧巻の一言。彼らのライブではチルな雰囲気が広がるムーディーな楽曲から、会場全体が揺れ出すようなダンサブルな楽曲まで、多彩な音楽を楽しむことができます。気になる方は是非ともライブに参加し、生だからこそ体感できる彼らの真価を味わってみてください!
ツアー概要
ツアー名:Lucky Kilimanjaro presents. TOUR “YAMAODORI 2024 to 2025“
【石川公演】
公演日:2024年11月17日(日)
会場:金沢 EIGHT HALL
開場/開演:17:00/18:00
料金:5,600円
【香川公演】
公演日:2024年11月23日(土)
会場:高松MONSTER
開場/開演:17:00/18:00
料金:5,600円
【広島公演】
公演日:2024年11月29日(金)
会場:広島 CLUB QUATTRO
開場/開演:18:00/19:00
料金:5,600円
【熊本公演】
公演日:2024年12月1日(日)
会場:B.9 V1
開場/開演:17:00/18:00
料金:5,600円
【北海道公演】
公演日:2024年12月20日(金)
会場:Zepp Sapporo
開場/開演:18:00/19:00
料金:6,000円
【宮城公演】
公演日:2024年12月22日(日)
会場:仙台PIT
開場/開演:17:00/18:00
料金:6,000円
【大阪公演】
公演日:2025年1月13日(月・祝)
会場:Zepp Osaka Bayside
開場/開演:17:00/18:00
料金:6,000円
【福岡公演】
公演日:2025年1月19日(日)
会場:Zepp Fukuoka
開場/開演:17:00/18:00
料金:6,000円
【愛知公演】
公演日:2025年1月26日(日)
会場:Zepp Nagoya
開場/開演:17:00/18:00
料金:6,000円
【最終公演】
公演日:2025年2月16日(日)
会場:幕張メッセ国際展示場 4・5ホール
開場/開演:15:00/17:30
料金:7,800円
▼チケットオフィシャルHP 1次先行(全公演対象)受付中
受付期間:2024年7月20日(土)21:00〜2024年8月5日(月)23:59
https://w.pia.jp/t/luckykilimanjaro-24to25/
Lucky Kilimanjaroのおすすめ楽曲3選
ここからは『Dancers Friendly』に収録されていないおすすめ楽曲をピックアップしてご紹介。どれもこれも名曲ばかりなので、ツアー参加前に是非チェックしていってください。
風になる
2019年6月にリリースされた、Lucky Kilimanjaroの記念すべき1stシングル『風になる』。
若さあふれる爽やかなメロディーが特徴的ですが、彼らの武器であるダンサブルなノリもしっかりと組み込まれた初期の名曲です。
「不安なままでもいいよ」「勇気がなくてもいいよ」と、全てを肯定するような歌詞が印象に残る前向きソング。元気を出したいときに、是非とも聴いて欲しい1曲です。
ファジーサマー
2022年7月にリリースされた13thシングル『ファジーサマー』。
どこか寂しげな夏を描いたサマーソングで、ゆったりとムーディーな雰囲気を醸し出す、彼らのチルな部分が前面に押し出された1曲になっています。
繰り返し登場する「ぽっかり空いた 空いたサマー」という歌詞は別れや喪失を感じさせ、聴いているだけで胸が締め付けられていきます。夏の夜にぴったりな、切なさ全開のナンバーです。
実感
2024年4月にリリースされた18thシングル『実感』。彼らの集大成とも言える、結成10周年イヤー最初のシングルとなっています。
曲中には「踊れない夜」というフレーズが何度も現れ、ラストには「必要ない日々も愛の過程だと信じている」という歌詞が登場。世界中を踊らせようと活動し続けたLucky Kilimanjaroが、あえて「ダンスが必要ではない日々もあり、それにも意味がある」と歌っている挑戦的な1曲。
Lucky Kilimanjaroの新しい価値観を感じることが出来る、節目の年にふさわしい名曲です。
まとめ
ハイレベルな楽曲を次々にリリースし、その注目度がますます上昇しているLucky Kilimanjaro。彼らの新たな一面も垣間見える、デジタルEP『Dancers Friendly』は必聴の名作です。
これを手におこなわれる全国ツアーでは、今まで以上に進化したパフォーマンスを見せてくれるはず。少しでも気になる方は迷わずEPを購入し、彼らのライブに足を運んでみましょう!