BABYMETALのおすすめ曲10選! ファン必見のオマージュ元(?)も併せて紹介!

アイドルの「カワイイ」とへヴィメタルを掛け合わせ、世界中で大人気のBABYMETAL。

アイドルファンはもちろん、コアなメタルファンからも絶大な支持を得ています。

そんなBABYMETALの楽曲は、メタルファンなら思わずニヤけてしまうようなフレーズや名曲のオマージュに溢れていることも有名です。

今回は、BABYMETALのおすすめ曲をオマージュ元と共に紹介していきます。

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BABYMETALのおすすめ曲10選

いいね!

京都発のデスポップバンド「キバオブアキバ」とのスプリットアルバムに収録されています。

派手なシンセと4つ打ちのビートのダンスナンバーで、デスボイスや歪んだギターが印象的ですね。

イントロのダンスパートはパラパラのような曲調や振り付けで、クラブで爆音で流れている光景が目に浮かびます。

曲調は、ダンスミュージックのピコピコした音とスクリーモを融合させた「ピコリーモ」と言われるサウンド。

「いいね!」は特に、Fear, and Loathing in Las Vegasというバンドをオマージュしているように感じます。

キャッチーで誰もが盛り上がれるサビを終えると、曲は急展開。一気に緩いテンポのラップパートへ。

細かいハイハットや電子音を用いたビート、ルーズなラップはヒップホップで言うと「TRAP」というジャンルです。

2000年代中盤から流行し始め、現在はヒップホップのメインストリームとなっています。さらに、最近では「TRAP METAL」というジャンルも現れました。

「いいね!」がリリースされたのは2012年。MVではコミカルな姿でラップをしていますが、実はへヴィミュージックとTRAPの親和性の高さにいち早く気づいていたのかもしれませんね。

イジメ、ダメ、ゼッタイ

2013年にリリースされたBABYMETALのメジャーデビューシングル。

当時中高生だったBABYMETALメンバーだからこそ歌える、イジメに対するストレートで切実なメッセージが印象的です。

海外人気が高いのも特徴で、ライブでは定番のアンセム的位置づけとなっています。

「イジメ、ダメ、ゼッタイ」は海外のスラッシュ・メタルに大きく影響されています。

「スラッシュメタル四天王」と呼ばれるバンドの1つ・Anthraxの攻撃的なギターリフや疾走感・鋼鉄感などが似ています。

また、サビの「イジメ、ダメ!」「キツネ、飛べ!」の部分では、キツネの形にした両手を交差させてジャンプする振付がありますが、これはX JAPANの「Xジャンプ」をもろにオマージュしていますね。

MEMO
ライブで披露する際、SU-METALが銅鑼を叩いて失神するパフォーマンスがあるのですが、これもX JAPANのYOSHIKIさんを元にしているそうです。

紅月-アカツキ-

メジャー2ndシングル「メギツネ」のカップリングとして収録されている「紅月-アカツキ-」は、90年代のメロディック・スピードメタルを思わせるメタルファン大歓喜のナンバー。

ピアノとクリーンギターのアルペジオから、ギターのユニゾンやシンセの裏メロが印象的ですね。

ライブではSU-METALの「紅月だーー!」というシャウトから始まるように、X JAPANの「紅」のオマージュと思う人も多いでしょう。

しかし、曲のスピード感や中盤のミドルテンポのパートはむしろ「Silent Jealousy」のオマージュだと考えられます。ギターソロはほとんどSilent Jealousyそのものです。

ヘドバンギャー!!

2012年、インディーズからリリースされた「ヘドバンギャー!!」は激しいリフを強調したHR/HMサウンド。

MVではSU-METALが首にコルセットを付けながら激しいヘドバンを披露しています。これは、ヘルニアを発症しながらも首にコルセットを付けながらライブをしたX JAPANのYOSHIKIさんのオマージュでしょう。

また、おとなしそうな少女が派手なメイクやゴスロリ風の服を着て激しくヘドバンする様は、ヴィジュアル系のファン(バンギャ)をテーマにしています。

曲の序盤で土下座をするようにヘドバンする場面がありますが、ヴィジュアル系のライブでは「土下座ヘドバン」なるものが存在するようです。

Road of Resistance

2015年2月に配信リリースされた「Road of Resistance」は、ベビメタ史上最速のメロディック・スピードメタル。

血が滾るような激しいビート、男臭いギターリフとSU-METALのまっすぐな歌声が刺さります。

BABYMETALはメロスピの楽曲が最も多いですが、その中でもこの曲の完成度は頭一つ抜けているように感じます。

それもそのはずで、この曲のレコーディングにはメロスピの重鎮大御所であるDragonForceのギタリスト、サム・トットマンとハーマン・リが参加しているのです。

もちろん、この曲はもろにDragonForceをオマージュしています。

「速い・クサい・ダサい」(※褒め言葉です)の三拍子そろったサウンドと、拳を突き上げて歌いたくなるようなシンガロングが熱い、メロスピの名曲です。

NO RAIN, NO RAINBOW

2016年リリースの「METAL RESISTANCE」に収録されているナンバー。

MEMO
「NO RAIN, NO RAINBOW」はハワイのことわざで「雨無くして虹無し」という意味があり、落ち込んでいる人を励ますときに使うそうです。

「Road of Resistance」「KARATE」など、激しい曲が多いアルバムの中でも異彩を放つ珠玉のバラードで、ファンの間では「止まない雨」と呼ばれています。

ピアノとストリングスを中心とした美しいサウンドで、SU-METALの歌唱力がとても映えますね。

この曲は「雨」つながりでX JAPANの「ENDLESS RAIN」をオマージュしています。

スローテンポの曲調に切ないピアノ、泣きのギターソロなど、共通点がたくさんありますね。

KARATE

同じく「METAL RESISTANCE」に収録されている曲で、アルバムのリードトラックとなっています。

YUIMETALとMOAMETALの「セイヤ!」という空手の掛け声のようなフレーズがとても耳に残りますね。

ギターの音をブツブツと細切れにするエフェクト、Bメロの引っかかるような細かい刻みはDjent(ジェント)の流れを汲んだものでしょう。

イントロのリフのルーズ感やラップに近い歌唱、曲の構成は「issues」というバンドの「Stingray Affiction」をオマージュしています。

おねだり大作戦

2014年のセルフタイトルアルバムに収録されている曲です。

SFチックなシンセリフと軽快なビート、重たいギターリフが印象的ですね。

ラップに近い歌唱や複数人で掛け合うように歌うパートは、Limp BizkitやLINKIN PARKなど、ラップコアと呼ばれるジャンルに影響を受けています。

曲の構成やサビのギターのフレーズは、Limp Bizkitの代表曲「My Generation」そのものです。

特に、後半の静かなパートからのスクラッチ音を用いたブレイクダウンは原曲にかなり似ていますね。

原曲の2分48秒あたりと「おねだり大作戦」の2分1秒あたりを聴き比べるとわかりますが、ブレイクダウンに入る前のコールアウトはLimp Bizkitのフレッドの声をサンプリングしているようです。

Distortion

2018年リリースの「Distortion」は、ソリッドなメタルコアサウンドとたたみかけるように連打するバスドラムが印象的な曲です。

ディストピア的な世界観を描いたMVに乗せて歌われるのは、「ひずんだ イタミ 切りつける」「偽善者なんて KILL捨てちまえよ」といった退廃的な言葉。

2年以上音源を発表していなかったBABYMETALが、よりモダンなメタルへとシフトした作品でした。

この曲がオマージュしているのは、メロディック・デス・メタルの雄・CHILDREN OF BODOMの「Trashed, Lost & Strungout」でしょう。

無慈悲に連打するバスドラム、やメロディックなギターなど、似ている点がたくさんあります。

また、同アルバムに収録されている「Bastards of Bodom」のギターのメロディは、「Distortion」のサビのメロディとかなり似ていますね。

あわだまフィーバー

「METAL RESISTANCE」に収録されている「あわだまフィーバー」

イントロからデジタルなシンセのリフ、手数の多いドラムなど、ドラムンベースの要素が色濃く表れています。

ギターの歪みもかなりデジタルチックで、サビのメロディもリフレインが中心。そのため、曲全体を通してどこか無機質な雰囲気になっていますね。

「あわだまフィーバー」は、The Mad Capsule Marketsのオマージュです。
といっても、作曲者がThe Mad Capsule Marketsの上田剛士さんなので、当然といえば当然かもしれませんね。

上田さんは現在「AA=」というソロプロジェクトを行っており、ドラムンベースを基調としてさまざまなアーティストとコラボしています。

最後に

BABYMETALのおすすめ曲と、そのオマージュ元となった曲やジャンルを紹介しました。

へヴィミュージックを基調としてはいるものの、その音楽性は実に多様で、メタルファンからも絶大な支持を得ているのも頷けます。

アイドルが好きでBABYMETALを好きになったという人の中には、彼女たちの曲の元ネタを聴いてメタルファンになったという人も多いはずです。

今もなお進化し続けるBABYMETALに、これからも注目していきたいですね。

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