見るからに男臭い雰囲気のジャンボたかおさんと、どこか中性的で女性メイクが映える池田直人さんで結成されたお笑いコンビ「レインボー」。
吉本興業所属の2人が繰り広げる、まるでその場に居合わせているようなリアル感が満載で男女間コントが大人気のYouTubeチャンネル「レインボー コントチャンネル」。
コメント欄でも議論が絶え間なく行われるほど、男女関係が忠実に描かれた動画内容となっており、そのリアルさと時々挟むシュールさ、また絶妙な間がなんとも言えない独特な世界観を生み出し、若い人たちを中心に話題のチャンネルとなっています。
ここでは、お笑いコンビレインボーの経歴や2人の経歴、チャンネル内のおすすめ動画などをまとめていきたいと思います。
目次
レインボーについて
レインボーは、ジャンボたかおさんと池田直人さんの2人で2016年に結成されたお笑いコンビで、東京NSC18期生としてお笑いの世界に入りました。
レインボーの同期には猫塾、おばたのお兄さん、ひょっこりはんなどがいて、比較的新しいコンビだよ。
デビューから様々な大会で好成績を収め、「超☆汐留パラダイス!2016SUMMER-よしもと若手ネタ祭り~グランドスラム大会~」で優勝、2017年よしもと若手ユニットライブ公開大オーディション合格、日本テレビ系バラエティ番組「おもしろ荘」2018年優勝など、結成から数年でその実力が早くも認められています。
レインボーのコントの内容は、主に様々な人間関係の1コマが描かれており、池田直人さん扮するキャラクターに対しジャンボたかおさんがリアルな人の反応そのまま生かしたようなツッコミをします。
コントでもありますが、お笑いがちりばめられているリアルなドキュメント映像とも表現でき、その演技力の高さも見どころの1つです。
レインボーのプロフィール
ジャンボたかお
・担当:ツッコミ
・本名:実方 孝生(じつかた たかお)
・生年月日:1989年6月25日
・身長と体重:183cm 110㎏
・血液型:O型
・出身地:千葉県千葉市
ジャンボたかおさんは、1989年6月25日生まれの千葉県千葉市出身の芸人で、主にツッコミ担当です。
國學院大學時代にはアナウンス研究会で会長を務め、声の聴きやすさには定評があります。
元々は本名で活動していましたが、テレビ番組「ネタパレ」で視聴者投票によって芸名を変えるという改名企画がありました。
投票結果は、2207票でNEWSの増田貴久さん考案の「ジャンボたかお」が1位となり、改名することとなったのです。
この時の得票数2位の名前は「チョンボ尾崎」で1826票を集めており、後日ジャンボたかおさんは「チョンボ尾崎を回避できて心から嬉しいです」とツイートしています。
池田 直人(いけだ なおと)
・担当:ボケ
・生年月日:1993年9月19日
・身長と体重:177cm 68㎏
・血液型:O型
・出身地:大阪府吹田市
池田直人さんは、1993年9月19日生まれの大阪市吹田市出身の芸人で、主にボケ担当です。
大阪学院大学高等学校時代に「STAND BOX」というコンビで第2回ハイスクールマンザイに出場し、近畿地区代表となりました。
この時、今や若手No.1のお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さん所属の「スペード」や、せいやさん所属の「ドンパルドン」を下しており、その実力がうかがえます。
また、当時から有名であった粗品さんにコンビ結成を持ち掛けていますが、断られたというエピソードもあります。
高校卒業後は、大阪を離れNSC東京校へ入校していますが、上京理由としてコンビ結成を断られた粗品さんと距離を置こうとしたのも1つの要因なんだとか。
レインボー結成前は、おばたのお兄さんと「ひので」というコンビを組んでいましたが、コンビ仲が悪く元相方について聞かれても一切答えないほど拒絶していたそうです。
池田さんは5歳から高校2年生まで子役を続けていて、芸能生活は意外と長いんだよね。
そのルックスから女性ファンが多く、メイクし女装した姿はまるで女性のようでコント内でもリアルな女性として立ち振る舞っています。
主な動画内容
「レインボー コントチャンネル」はその名の通りコントを主体としたチャンネルで、カップルや夫婦間などの男女関係や親子、先生と生徒、上司と部下などといった様々2人の間に生じるリアルな人間ドラマが売りとなっています。
チャンネルのタイトルには毎日20時投稿!とうたっており、最近では(2020年2月現在)毎日新しいコントがみられる状態となっているので視聴者にとっては毎日が楽しみなチャンネルです。
さらに、コントに対して2人が解説していく副音声バージョンがあり、セットで見るとより一層楽しめること間違いなしです!
コントの中でも特に人気が高いのが、男女間に起こるリアルな出来事を表現した内容のもので、その動画のコメント欄にはたくさんの男女が独自の見解を投稿し、活発な議論を繰り広げているので人間関係の勉強にもつながるものも多くあります。
池田さんの女装も見どころの1つで、本当に女性だと勘違いするくらいのクオリティで登場するので、リアル感が感じられる要因の1つとなっていると思います。
メイク動画などもアップしていて、女性の興味がそそられるように仕向けられているのもうまい戦略だと感じます。
おすすめの動画
ここからは、チャンネルの中でも再生回数の高い人気動画やおすすめ動画をいくつか紹介していきます。
【家にまで来たのにその気がない女に説教する男】
2019年9月30日アップロード
コンパ帰りに自分の家に誘ったジャンボたかおさん扮する男性と、彼氏がいるのに男性の家に行った池田さん扮する女性が繰り広げるリアルな言い争いがジワジワくるコントです。
飲みながら一緒に映画を見ているうちに、少しずつ誘っていく男性。
女性を近くに座らせ、いい雰囲気にしようと抱きつこうとしたところで女性に拒否されます。
その時、女性から彼氏がいると告げられ、男性側の怒りスイッチが入ります。
「マナー違反だ」と何度も女性に迫りながら説教を始め、女性のこれまでの生き方やどのような教育を受けてきたのかなどとシュールに詰め寄ります。
女性側も説教に対して反論していき、言い争いは平行線をたどるのです。
その中でも男性側の「お母さんに『人の不幸の上に成り立つ恋愛は成立しない』と教えられてきた」「地元荒れてる?」「この子の教育誰かしてー」「恋愛テロリストじゃん」などといったツッコミが女性に対する必死さが伝わってジワジワくるポイントですので必見です。
文字にすると結構きつい言葉が並びますが、動画でしか伝わらない部分が多いのでぜひ動画で確認を!
【副音声】家にまで来たのにその気がない女に説教する男
2020年1月3日アップロード
上記のコントに対して、レインボーの2人が動画を見ながら解説する動画です。
部屋は池田さんの家を使用しており、構成はジャンボたかおさんが考案したと説明されています。
このコントでは、池田さんの演技はほとんどがフリーで15分間も演じており、女性の仕草が自然すぎてジャンボたかおさんはその才能に驚いています。
この動画はオリエンタルラジオの中田敦彦さんからも言われたようにコメント欄が見もので、一般の男女から寄せられた投稿もあわせてみると本当に考えさせられる内容が多く、男女関係を学べる事も再生数が多い要因の1つかもしれません。
【モテたくて〇〇〇必死に覚えてきたおじさん】シリーズ
【モテたくて、Pretender必死に覚えてきたおじさん】コント
【モテたくて、米津玄師必死に覚えてきたおじさん】コント
どこか余裕を感じられる落ち着いた雰囲気を醸し出すジャンボたかおさん扮するおじさんと、若い女性を扮する池田さんが繰り広げるカラオケコント。
必死に若い子についていけるよう裏で必死に歌を覚えて練習している反面、表には出さないようにしているおじさんの雰囲気は見ているだけで面白いです。
そしていざ歌が始まると演歌調の歌い方や激しい歌い方で一生懸命歌うおじさんの姿に対して、女性が一気に引くところもシュールで面白いポイントです。
どれも今流行中のアーティストで、いかにおじさんが若い女性にモテたいかが伝わってくる選曲となっています。
女性側の引きながらのフォローや誉め言葉も、頑張って絞り出したようなものが多く実際に共感できる女性も多いでしょう。
【ガールズバー】シリーズ
【ガールズバーでドSぶる男】コント
【ガールズバーで夕飯持参してくる男】
ガールズバーに行ったことなる男性なら、ハマること間違いなしのこのシリーズ。
男性の会話の話題の振り方や、モテようと背伸びする仕草はとても共感できると思います。
このシリーズもまるでその現場にいるような感じがして、隣のお客さんの話を盗み聞きしているような、また定点カメラで隠し撮りしているような構図になっています。
そういった表現方法が、リアル感が感じられる要因かもしれませんね。
池田さんのメイク動画
【美容系YouTuber風にやってみた】♡半顔メイク
美容系YouTuberゆりコスメのゆり子【お店に潜入】
ゆりコスメとして、リアルなメイク方法や使用している化粧品を紹介している動画で、完全に女性になりきって演じています。
コントといえばコントかもしれませんが、その内容が本物で技術的にも女性が学べるほどクオリティが高い動画となっています。
専門チャンネル「レインボー池田チャンネル」を開設し、そちらでもメイク動画がアップされています。
まとめ
「レインボー コントチャンネル」は、若手ながらもその演技力でクオリティの高いコントを多数制作していることがわかりました。
特に人間模様の描き方は天下一品で、リアルな現場をリアルに再現しており、まるでドキュメントを見ているような錯覚が生まれるほどです。
しかし、コントであることは決して忘れてはおらず、ところどころに笑いを散りばめていますが、どの場面もリアルな世界で出てくる面白さやシュールさをそのまま生かしているので、見ている人たちを同じ現場にいるようにさせる魅力もあります。
テレビでは見る機会はまだ少ないですが、今後はドラマなどで見る日が必ずくると思えるほど、2人の演技力は素晴らしいものでした。今後を担う若手お笑いコンビの筆頭、レインボーに注目していきましょう。
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