東京2020パラリンピックの閉会式を演出する「小林賢太郎」って?

東京2020パラリンピックの閉会式を演出する「小林賢太郎」って?

2020年の東京パラリンピック閉会式の演出を手がける小林賢太郎さんとはどのような人物なのでしょうか。

この記事では、小林賢太郎さんについてまとめています。

小林賢太郎とは?

小林賢太郎さんは1973年4月17日生まれ、神奈川県出身の劇作家・演出家・パフォーマーです。

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コントユニット「ラーメンズ」のコメディアンであり、劇作家、演出家でもあります。

ラーメンズ

小林賢太郎さんは1996年から、多摩美術大学で同級生だった片桐仁さんとコントユニット「ラーメンズ」を結成しましています。

ボケとツッコミが曖昧であったり、パントマイムなどの身体表現を多用したり、お笑いと演劇の狭間のような独特の表現が魅力的なコントを多数披露していました。

NHK「爆笑オンエアバトル」の出演や、舞台での公演を中心に活動していましたが、2009年以降、ラーメンズとしての活動は残念ながら実質的に活動休止状態になっています。

MEMO

現在はコンビ2人の事務所が分かれていることもあり、小林賢太郎さんの公式ホームページにラーメンズの情報は集約されています。

また、小林賢太郎さんの公式YouTubeにラーメンズの過去のコント動画が多数アップされており、いつでも見ることができます。

演劇活動


小林賢太郎さんは2002年から、演劇プロジェクト「K.K.P」を開始しています。

因みに「K.K.P」とは「小林賢太郎プロデュース公演」の略です。

小林賢太郎さんが脚本、演出を手がけ、自ら出演もしているこのプロジェクトは非常に人気が高く、毎公演チケットの入手難易度も高くなっています。

このプロジェクトの中で「TAKEOFF ~ライト三兄弟~」「ノケモノノケモノ」「うるう」など、数多くの作品を手がけています。

MEMO

「TAKEOFF ~ライト三兄弟~」は2007年の演劇雑誌「演劇ぶっく(注:雑誌名は当時のもの)」による「読者が選ぶえんぶチャート2007」の作品編・俳優編の両方で年間ランキング1位を獲得しました。

ソロ活動


2005年からは「Potsunen(ポツネン)」としてソロ活動を行なっています。

全国ツアーや海外ツアーも積極的に行い、非常に人気を集めています。

ラーメンズの頃から個性的だったパントマイムを駆使したり、マジック、イラスト、映像など様々な表現方法を用いたパフォーマンスで、独自の世界観を作り出しており「ポツネン」や「○-maru-」など多数の作品を上演してきました。

小林賢太郎さんが作・演出を全て手がける一人芝居ということで、ご本人の個性がより強く出た内容になっています。

また、2016年からコント集団「カジャラ」を立ち上げ、こちらでも自らが作・演出を担当しています。

「カジャラ」には、K.K.P「TAKEOFF ~ライト三兄弟~」に出演した辻本耕志さんなど過去の共演者や、ラーメンズの相方の片桐仁さんも参加しています。

その他の活動


2009年から年に一度、小林賢太郎さんがテレビでコントを披露する番組「小林賢太郎テレビ」がNHKで放送されています。

コントの制作過程など、ファンには嬉しい内容が詰まっています。

また、舞台でのパフォーマンス以外にも、漫画や児童書の執筆など、幅広い分野で活躍しています。

以前には東京オリンピック演出チームの椎名林檎さんのMVに参加したこともありました。

小林賢太郎さんの作品は一部公式YouTubeにアップされています。

笑いがありながらも心を深く抉るような、とてもひとことでは言い表せない深い内容になっているので興味を持った方は是非見てみてください。

小林賢太郎さんが東京パラリンピック閉会式をどう演出するのかとても楽しみですね

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