UEFAチャンピオンズリーグで歴代最多優勝を誇り、数多くのタイトルを獲得している世界有数のサッカークラブ、レアル・マドリード。
本記事では、サッカー歴27年目・元セミプロサッカー選手の経験もある筆者が、ラ・リーガで2シーズンぶりの優勝を目指し躍動する、レアル・マドリードの魅力を徹底解説します。
目次
レアル・マドリードってどんなチーム?
レアル・マドリードは、スペイン・マドリードをホームタウンに持つ、ラ・リーガ加盟クラブです。
豊富な資金力と圧倒的なブランド力で、世界トップクラスの選手が多数在籍しています。
ホームスタジアムは、スペイン・マドリードに位置するエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで、約83,000人が収容可能です。
全席屋根付きのスタジアムは、天候に左右されずに試合観戦を楽しめます。
どこの国の何リーグ?スペインのラ・リーガに所属
レアル・マドリードは、スペインのラ・リーガに所属しています。
昨シーズンのラ・リーガでは、26勝6分6敗の戦績で勝ち点84となり、全20クラブのうち2位となりました。
FCバルセロナやアトレティコ・マドリードといった世界の強豪がひしめくリーグで、激しい戦いを繰り広げています。
レアル・マドリードの歴史と歩み
1902年、マドリード・フットボール・クラブとして創設されました。
1920年、当時のスペイン国王から「レアル(王室)」の称号を受け、現在の「レアル・マドリード」へ改称。
1929年のラ・リーガ創設初年度からリーグに所属している古豪で、1931年シーズンにはリーグ初優勝も飾りました。
その後は数多くのタイトルを勝ち取り、現在では誰もが知る世界有数のクラブとなりました。
過去に獲得しているタイトル一覧
レアル・マドリードが、クラブ創設から現在までに獲得した全タイトルを紹介します。
- カンペオナート・レヒオナル・セントロ:23回(1903年・1904年・1905年・1906年・1907年・1912年・1915年・1916年・1917年・1919年・1921年・1922年・1923年・1925年・1926年・1928年・1929年・1930年・1931年・1932年・1933年・1934年・1935年)
- ラ・リーガ:36回(1931年・1932年・1953年・1954年・1956年・1957年・1960年・1961年・1962年・1963年・1964年・1966年・1967年・1968年・1971年・1974年・1975年・1977年・1978年・1979年・1985年・1986年・1987年・1988年・1989年・1994年・1996年・2000年・2002年・2006年・2007年・2011年・2016年・2019年・2021年・2023年)
- コパ・デル・レイ:20回(1904年・1905年・1906年・1907年・1916年・1933年・1935年・1945年・1946年・1961年・1969年・1973年・1974年・1979年・1981年・1988年・1992年・2010年・2013年・2022年)
- スーペルコパ・デ・エスパーニャ:13回(1988年・1989年・1990年・1993年・1997年・2001年・2003年・2008年・2012年・2017年・2020年・2022年・2024年)
- コパ・エバ・ドゥアルテ:1回(1947年)
- コパ・デ・ラ・リーガ:1回(1984年)
- FIFAクラブワールドカップ:5回(2014年・2016年・2017年・2018年・2022年)
- FIFAインターコンチネンタルカップ:1回(2024年)
- インターコンチネンタルカップ:3回(1960年・1998年・2002年)
- ペケーニャ・コパ・デル・ムンド:2回(1952年・1956年)
- UEFAチャンピオンズリーグ:15回(1955年・1956年・1957年・1958年・1959年・1965年・1997年・1999年・2001年・2013年・2015年・2016年・2017年・2021年・2023年)
- ラテン・カップ:2回(1955年・1957年)
- UEFAカップ:2回(1984年・1985年)
- UEFAスーパーカップ:6回(2002年・2014年・2016年・2017年・2022年・2024年)
- コパ・イベロアメリカーナ:1回(1994年)
これまで数多くのタイトルを獲得してきた、レアル・マドリード。
ラ・リーガ優勝36回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝15回と、素晴らしい記録を保有しています。
この数字こそ、レアル・マドリードが欧州サッカーの頂点に君臨する「絶対王者」であることを証明しています。
クラブの歴史を彩った歴代レジェンド
過去にレアル・マドリードに所属していた歴代レジェンドたちを紹介します。
ジネディーヌ・ジダン(元フランス代表)
2001年シーズンにユヴェントスFCより移籍・入団し、2005年シーズンの現役引退までプレー。
エレガントなプレーとテクニックで観客を魅了する、絶対的な主力選手でした。
2001年シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献し、数々のスーパープレーも魅せてくれました。
現役引退後、2016年にはレアル・マドリードの監督に就任し、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇など輝かしい記録を残しました。
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表)
2009年シーズンにマンチェスター・ユナイテッドFCより移籍・入団し、2017年シーズンまでプレー。
圧倒的な得点力で、在籍期間中は438試合に出場し、451得点をマークしました。
また、年間最優秀選手に贈られるバロンドールを通算5度受賞し、そのうち4回はレアル・マドリード在籍時に受賞しています。
ロナウド(元ブラジル代表)
2002年シーズンにインテルナツィオナーレ・ミラノより移籍・入団し、2006年シーズン途中までプレー。
スピードに乗ったドリブル突破と決定力で得点を量産し、「怪物」と呼ばれるほどでした。
2002年に開催されたFIFAワールドカップでは、8得点をマークし、母国ブラジルを優勝へ導いています。
背番号10番!レアル・マドリードの歴代着用選手は?
サッカーでは、エースナンバーを意味する背番号10番。
創造性溢れるプレーでサポーターを沸かせるだけでなく、チームの中心選手が背負う番号と言っても過言ではありません。
そんな背番号10番を、世界トップクラスのレアル・マドリードで着用した大物選手を以下に紹介します。
- ミカエル・ラウドルップ(1995-1996年)
- クラレンス・セードルフ(1996-2000年)
- ルイス・フィーゴ(2000-2005年)
- ロビーニョ(2005-2008年)
- ウェズレイ・スナイデル(2008-2009年)
- ラサナ・ディアラ(2009-2011年)
- メスト・エジル(2011-2014年)
- ハメス・ロドリゲス(2014-2017年)
- ルカ・モドリッチ(2017-2024年)
長年、レアル・マドリードの心臓として「10番」を背負ってきたルカ・モドリッチ選手が、昨シーズン限りでクラブを去りました。
彼の退団に伴い、次の「10番」はキリアン エムバペ選手が背負うことになりました。
クラブの歴史を彩ってきた偉大な選手たちと同様に、10番という特別な番号でどのような輝きを放つのか。
キリアン エムバペ選手の活躍に、全世界から期待と注目が集まります。
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