二月新派喜劇公演『三婆』東京・京都公演 リセールチケット一覧 02/15(土) 15:30 南座

渡辺えりは、1955年山形県出身の女優・演出家・劇作家。山形県の高校を卒業後に上京し、東京豊島区の舞台芸術学院に入学して女優を志す。1978年に女優のもたいまさこらと劇団2○○（げきだんにじゅうまる）を結成し、1980年には劇団3○○（げきだんさんじゅうまる）と改名した。この劇団は80年代の小劇場運動を主導して演劇界に新風を巻き起こした。約20年主宰したが、1997年に解散。その後に2001年に演劇ユニットとして宇宙堂を結成、2003年には新たな劇団に生まれ変わった。宇宙堂で渡辺えりは、新人の育成や、音楽と肉体表現の追求、そして新たな演劇の創造を求めて作・演出・出演の3役をこなした。観客を前にして生の演劇をする舞台だけではなく、1982年には「ウィークエンド・シャッフル」で映画初出演し、現在まで20作品以上に出演している。歯に絹着せぬ過激な発言と、どんな大物にも物怖じしない態度などが視聴者に受けて、テレビのバラエティやコメンテーターなどでも引っ張りだこで、テレビドラマにも数多く出演している。美輪明宏や宇梶剛士などと親交があり、美輪明宏からのアドバイスで旧芸名渡辺えり子から、渡辺えりに改名した。1996年に当時劇団3○○に所属していた12歳年下の俳優・土屋良太と結婚している。2019年12月に全国公開される周防正行監督の映画「カツベン！（仮）」にも出演している。