PKCZ®(ピーケーシーズ) メンバーの魅力や経歴を徹底解説

PKCZ®(ピーケーシーズ) メンバーの魅力や経歴を徹底解説

EXILEらが所属するLDH JAPANには、多くのグループが所属しており、歌やダンスはもちろん俳優やモデル、スポーツ選手など様々なジャンルのスペシャリストが活動しています。

今回紹介するPKCZ®(ピーケーシーズ)は、音楽やファッション、カルチャー、テクノロジーをグローバルにクリエイトすることをコンセプトにしたクリエイティブユニット。彼らの活動は海外にも及び、常に新しいジャンルの音楽を発信しています。

PKCZ®って、どんなユニット?

PKCZ®は、2014年にEXILEの初代メンバーであるEXILE HIROの呼びかけによって結成されたユニット。結成当初のメンバーはDJ MAKIDAI、VERBAL、DJ DARUMA、EXILE HIROの4人で「世の中のヒト・モノ・コトをMIXして、TOKYO発の新ジャンル・エンタテイメントを想像する、クリエイティブユニット」がコンセプトになっています。

MEMO

EXILE HIROはDJとしてステージに立つわけではなく、ユニットのプロデュース業を行っています。

グループの正式名称は「Primal Knowledge ChambarZ(本能と知識の部屋)」「道の扉を開く=常に皆さんを驚かし続ける」というテーマを表現するべく名付けられています。EXILEの初代メンバーであるMAKIDAIとHIROが参加しているということもあり、EXILEファンからも注目を集めました。

MEMO

®マークについては、登録商標という意味だけではなく「PKCZの®には“誰にも真似できないオリジナル”」という意味も含まれています。

現場で鍛え上げたスキル

PKCZ®は、 クローズドイベントを中心に活動を始め、横浜アリーナでハロウィーンイベントを開催したり、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのシングル「O.R.I.O.N.」のミュージックビデオにも出演。徐々に認知度を拡大させていきました。

彼らの魅力は、EDMやヒップホップなどジャンルに囚われない音楽を発信しているところで、DJ MAKIDAI、VERBAL、DJ DARUMAの3人は1990年代のクラブシーンを経験してきたという共通点があります。

また、音楽を届けるためならどんな場所であっても最善を尽くすのがPKCZ®スタイル。イベントでどんな楽曲を披露するかについて3人でしっかりと話し合う場を設けたり、セットリストをしっかりと組んでイベントに臨んだりと、試行錯誤しながら現在のスタイルを作り上げたのです。

世界進出へ

デビュー翌年の2015年には、PKCZ®が世界進出することが発表されました。さらに初のワールドツアー「PKCZ® M.I.X. the WORLD TOUR 2016」が開催されることも発表され、2016年5月の日本公演を皮切りに、フィリピンや韓国、台湾で公演を行っています。

音楽に国境はないとはいえ、海外のファンが自分たちの音楽を楽しんでくれるか不安もあったでしょう。しかし、メンバーたちは海外公演のためにセットリストを工夫するなど、どうやったら盛り上がってくれるかを考え、そのアイディアが海外へのファンにも届いたのです。会場には多くの音楽ファンが訪れ、初の世界ツアーは大成功に終わりました。

無事に公演を終えたメンバーたちは「海外はシビアに反応が帰ってくるので僕らにとっても修行になる」とコメント。彼らにとっても大きな収穫があった公演になったことが窺えます。

事故と再始動

ユニットの活動も順調に進んでいたPKCZ®ですが、2016年12月にメンバーが交通事故に遭うというアクシデントに見舞われました。当時PKCZ®は三代目J Soul Brothersの札幌公演に出演するために車で移動しており、彼らの事故を受けて公演は中止に…。

メディアでも大きく取り上げられたこの事故は、メンバーにとっても大きな転機となりました。後にVERBALは事故について「死にかけた事故からなんとか生還でき、人生第2のチャンスをもらった」と語っており、自身の音楽観にも影響を与えた出来事になったようです。

たくさんの人たちに支えられ、改めて仕事ができる楽しさ、サポートしてくれた人たちに恩返しがしたいという思いがメンバーたちを動かしました。治療やリハビリを行った彼らは2017年4月に初のオリジナル音源「PLAY THAT feat. 登坂広臣、Crystal Kay、CRAZYBOY」を配信リリース。

この楽曲は、2015年に開催された三代目 J Soul Brothersのツアーで初披露したもので、それ以来PKCZ®の定番曲となっていました。曲が配信されるとiTunesで2日連続1位を獲得し、その他の配信チャートでも1位を記録、多くのファンが彼らの音楽を待ち望んでいたことが窺えます。

MEMO

2017年6月には、シンガポールで開催されたミュージックフェスティバル「Ultra Singapore 2017」に3人揃って登場。さらに翌月には世界最大級の音楽フェス「Tomorrowland」にも出演し、完全復活を果たしました。

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