EXILEらが所属するLDH JAPANは、ボーカルとパフォーマーで構成されたグループが多く在籍しています。しかし、激しいパフォーマンスだけではなく、他のアーティストからも歌の実力が認められたボーカリストが多いことも特徴。
EXILEのATSUSHIやSHOKICHI、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの登坂広臣など、ソロでも高い知名度を持つメンバーたちが在籍しており、その歌声で多くのファンを魅了しています。
今回紹介するDEEP SQUAD(ディープ スクワッド)は、メンバー全員がメインボーカルを担当できるほどの高い歌唱力を持っており、LDH所属の中では珍しいコーラスグループとして活動しています。
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DEEP SQUADって、どんなグループ?
DEEP SQUADは、2020年7月にメジャーデビューした6人組グループ。3人組で活動していたDEEPに、オーディションで合格した宇原雄飛、杉山亮司、比嘉涼樹の3人が加わり結成されました。
DEEP SQUADは、1つの楽曲を6人のメインボーカルが役割を次々と交代しながら歌うのが特徴。そのため、ボーカルごとに曲の景色も変化していくのです。
しかし、順風満帆にここまで来られたかというと、そうではありません。彼らが歩んできた道のりを、音楽と共に振り返ってみましょう。
COLOR結成
2004年、EXILEのATSUSHIが「より音楽性の高いものでメッセージを伝えたい」という思いを持って、COLORを結成しました。当時のメンバーは、ATSUSHI、KIKURI、YORKの3人と、オーディションで合格したTAKAの4人。圧倒的な歌唱力と、歌に焦点を当てたグループの誕生に周囲からも大きな注目を浴びていました。
2004年12月にデビューシングル「Special love」を発売。EXILEのATSUSHIが所属していることや、番組のタイアップが付いたこともあり、デビュー曲ながらオリコンランキング10位を獲得し、好調なスタートを切りました。
しかし、COLORの活動は長くは続かず、2006年10月にはTAKA以外のメンバー全員がグループを脱退。今後は、ATSUSHIがプロデュースの立場になり、TAKAと新メンバーによる新たなグループが作られることが発表されたのです。