【アニメ化決定ィィッ!】ジョジョの奇妙な冒険6部のあらすじとラスボスは?主要キャラ・スタンドも紹介

【アニメ化決定ィィッ!】ジョジョの奇妙な冒険6部のあらすじとラスボスは?主要キャラ・スタンドも紹介

ジョジョの奇妙な冒険は、1世紀以上にも渡るジョースター家とDIOの因縁を描く作品です。

シリーズ単行本の巻数は100巻を超え、累計発行部数は1億部を突破している週刊少年ジャンプの代表マンガの1つ(現在はウルトラジャンプで掲載中)。

作品全体のテーマは「人間讃歌」で、仲間たちとの絆・強敵との死闘など少年漫画の基本を押さえながらも、個性的な表現方法とホラーサスペンス的な不気味さで独自の世界観を築き上げています。

独特なポーズを取る姿は「ジョジョ立ち」と称されており、ファンの間では愛されるポーズです。 

目次

ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャンの紹介

ジョジョの奇妙な冒険 公式ツイッターより引用


ジョジョの奇妙な冒険「ストーンオーシャン」は壮大なジョジョシリーズの第6部の作品にあたります。

空条徐倫(くうじょうジョリーン)はジョジョの物語では、初の女性主人公です。

物語は、2011年のアメリカ合衆国のG.D.st刑務所内、徐倫が罠にハマり、収監されてきたことから始まります。

第6部では、長きに渡るジョースター家とDIOとの因縁に決着がつくことで知られ、7部以降の作品の共通した設定となる出来事が物語の終盤で発生します。

既にアニメ化が決定しており、再度注目を集めている作品です。

第3部の主人公である、空条承太郎が主人公の父親としても登場することも、ファンにはたまらないものとなっています。

ジョジョの奇妙な冒険のキーポイント

ジョジョの奇妙な冒険には各部で共通した設定が存在しているのをご存知でしょうか。

この共通設定を理解しておくことで、壮大なジョジョの物語の大筋を掴むことができ、作品をより深く楽しむことができます。

キーポイント①ジョースター家とDIOの因縁の戦いの系譜

ジョジョの奇妙な冒険は、第1部から第6部まではジョナサン・ジョースターとその子孫たちが主人公であり、最大の敵DIOとの闘いが描かれています。

舞台は中級世紀イギリス貴族のジョースター家の養子、ディオ・ブランド−(DIO)がジョースター家の財産を乗っ取る野望を持っていました。

その野望は第1部の主人公ジョナサンによって打ち破られますが、そこからジョースター家とDIOとの何世代にもわたる闘いが続きます。

その中でも第6部は、第1部から続くジョースター家とDIOの因縁に決着がつくパートです。

主人公の空条徐倫とその仲間たちが、DIOの意思を継いだプッチ神父と激闘を繰り広げます。

キーポイント② スタンド能力

スタンド能力とはジョジョの物語で出てくる特殊能力のことです。

第3部のスターダストクルセイダーズで初登場して以降、シリーズのキャラクターがスタンド能力を使いながら争うバトル漫画に発展します。

スタンド能力には、シリーズ共通のルールがあります。


①スタンドは持ち主の生命エネルギーによって力を発揮する
②スタンドはスタンド使いしか見ることができない
③スタンドが傷つくと、本体である自分にもダメージがくる
④スタンド使いどうしは運命によりひかれ合う

特に、④のスタンド使い同士は運命によりひかれ合うことは、ジョジョという作品の中で「偶然だが必然」といった演出がされています。

スタンド能力には、近接戦闘が得意なタイプから、特殊能力を持っているタイプなどがあり存在します。
それぞれのキャラが独自のスタンド能力を発揮することで、バトルや物語に立体感が出ていることもジョジョシリーズの魅力の一つと言えるでしょう。

キーポイント③ スタンドの矢

スタンド能力を生まれたときから所持しているキャラもいますが、多くはそうではありません。

スタンド能力を目覚めさせるキッカケとなる道具があります。

「スタンドの矢」と呼ばれるものです。

ジョジョの物語の中では、宇宙から飛来した隕石からもたらされたウィルスに染まった岩石から作られた矢とされ、弓と合わせて『聖なる弓矢』とも呼ばれています。

この「スタンドの矢」の矢じりに体を傷つけられ、死亡しなかった者にはスタンドが発現しスタンド使いになることができる一方で、素養がなければ傷の大小に関わらず死亡してしまいます。

第6部では、承太郎が徐倫に送ったペンダントに矢が仕込まれており、徐倫や刑務所の囚人にスタンド能力を目覚めさせるきっかけになりました。

ジョジョの奇妙な冒険第6部ストーンオーシャンのあらすじ

ジョジョ6部の主人公、空条徐倫は第3部の主人公、空条承太郎の娘です。

彼女が無実の罪で刑務所に収監されるシーンから物語は始まります。

娘を助けるため刑務所を訪れた承太郎でしたが、対象人物の記憶やスタンド能力をディスクにして奪い取るスタンド、ホワイトスネイクの襲撃を受け、廃人に。

父親を復活させるため、徐倫の苦闘が始まります。

刑務所内で仲間を集めながら手がかりを探っていた徐倫は、父親のディスクを取り戻し、ホワイトスネイクの本体が刑務所の教誨師であるプッチ神父であることも突き止めるのでした。

そこで判明した、プッチ神父の目的は、全人類に予知能力を与えること。

悲劇や困難が降りかかっても覚悟さえできていれば人は幸福になれるとプッチ神父は信じていたのです。

自分勝手に世の中を作り替えようとするプッチと徐倫たちの間で、激闘が繰り広げられます。

ジョジョの奇妙な冒険第6部ストーンオーシャンのラスト

ジョジョ6部は、最終的に主人公である徐倫も、父親の承太郎もラスボス・プッチ神父に敗北して死亡してしまうという、衝撃の結末を迎えます。

しかしプッチ神父も世の中を思い通りに変えることはできませんでした。

唯一生き残っていた徐倫の仲間、エンポリオ少年の手に掛かり、命を落としてしまうのです。

第6部の終盤では、プッチ神父のスタンドメイドイン・ヘブンの「時を加速させる」能力によって、ジョジョの世界に新たにパラレルワールドが発生することに。

これによってジョジョの物語はジョースター家とDIOの因縁から、また別の物語、7部のスティール・ボール・ラン、8部のジョジョリオンに繋がっていきます。

ジョジョの奇妙な冒険第6部ストーンオーシャンの主要キャラ

ジョジョの奇妙な冒険は特徴的なキャラが描かれていることで有名です。

第6部の舞台が女性刑務所であることから、女性を主要キャラにしたストーリーが展開。

そんな第6部の主要キャラとスタンドを解説していきます。

①主人公&スタンド 空条徐倫 / ストーン・フリー

空条徐倫

ジョジョの奇妙な冒険 キャラカード amazonより引用

19歳の女性で、ジョジョシリーズ初めての女性主人公です。

日系アメリカ人であり、血縁には日本人やイギリス人、イタリアの血も引いている人物。

冷静で的確な状況判断力や口癖は、父である承太郎とそっくりです。

重病に苦しむ幼い徐倫を無視して杜王町へ赴いていたことなどを理由に、徐倫は父親である承太郎を激しく憎んでいました。

しかし、物語が進むにつれ承太郎は娘である徐倫を巻き込まないために距離を置いていたことが分かり、和解。

徐倫は承太郎のことを「父さん」と呼ぶようになります。

ストーン・フリー

ジョジョの奇妙な冒険 ストーン・フリー amazonより引用

徐倫のスタンド能力は、自身の肉体を糸状に変化させ、それを自在に操るというもの。

この糸は「遠距離の会話を糸電話のように聞く」「傷口をその場で縫合する」「編み上げて防弾チョッキ状にして、弾を防いだり、衣服に擬態する」など様々な応用が可能で、単に糸状化によって隙間を作り、攻撃を受け流すこともできます。

一方で、体そのものを変化させているため、糸を出し続けると体が減っていってしまうのが弱点です。

②主人公の父親&スタンド 空条承太郎 / スタープラチナ

空条承太郎

第3部の主人公で、徐倫の父親です。

常に寡黙かつ沈着冷静ですが、根は激情家で正義感が強い性格。
沈着冷静であることが後述のスター・プラチナと相まって承太郎の強さの要因です。

頭の回転が速く、口癖として「やれやれだぜ」とつぶやくことが多く、その口癖は娘である徐倫にも引き継がれてることが分かります。

スタープラチナ

スタープラチナはジョジョの奇妙な冒険の中でも一番パワー&スピードに特化した能力を持っています。

スタープラチナは弾丸ですら指で捉えるほどのスピードと正確性を持っており、同じ近接型の殴り合いであればスタープラチナに敵うスタンドはありません。

更にスタープラチナは「時を止める」能力も備えており、5秒ほどの時間を止める事が可能です。

上記の能力から、作中最強と言われているため、第6部のラスボスであるプッチ神父にも最大限の警戒をされています。

③主要キャラ&スタンド エルメェス・コステロ / キッス

エルメェス・コステロ

徐倫と留置所で知り合った女性。豊胸手術の跡に紙幣を隠していました。

明るく情に厚いが、目的のためにははっきりと覚悟を決める性格です。

徐倫が投げ捨てた「矢の欠片」に触れたことで、スタンド能力を開花させます。

キッス

ジョジョの奇妙な冒険 キッス amazonより引用

スタンド名は「キッス」で、手から出るシールを貼った物体をシールの枚数分、大きさも性質も全く同じまま分裂させる能力をもっています。

シールを剥がすと分裂した物質同士が合わさって1つに戻り、同時に破壊が起きるため、この特性を利用して攻撃したり、シールを剥がした物体が1つに戻ろうとする力を利用して物体を引き寄せたりすることもできます。

④主要キャラ&スタンド フー・ファイターズ(F・F) / フー・ファイターズ

フー・ファイターズ(F・F)

ジョジョの奇妙な冒険 フー・ファイターズ amazonより引用

通称「F・F」。
プランクトンにスタンド能力を与えて生まれた、ミュータントの生物です。

小さいミジンコが無数にいる姿をとっていますが、合体すると人型になります。

プッチ神父の命令により、刑務所の湿原でスタンドやDISCを守っていました。

徐倫たちとの戦いの中で徐倫を守りたいと感じ、死んだ女囚の体を利用して彼らと暮らすことを決心します。

しかし、水がないと干からびてしまう、電流が苦手という弱点があります。

⑤主要キャラ&スタンド ウェザー・リポート / ウェザー・リポート

ウェザー・リポート

ジョジョの奇妙な冒険 ウェザー・リポート amazonより引用

刑務所に収監されるより前の記憶を奪われた、寡黙な青年。

自分のスタンドを仮の名前としており、記憶を取り戻すために徐倫に力を貸します。

スタンドである「ウェザー・リポート」は天候を操る能力です。

この能力の応用として空気の濃度を変化させ、生物を殺害できるなど強力な力をもっています。

さらに、記憶の中に隠された能力「ヘビー・ウェザー」はオゾン層を操作することで、太陽光の性質を変化させ、サブリミナル効果が発生。

太陽光を見た人や動物は「自分は徐々にカタツムリになってしまう」と暗示を掛けられ、身体能力を著しく弱体化させられてしまいます。

実質的にほとんどの敵を無効化できる、作中でも屈指の能力です。

しかし、ウェザーの無意識の能力であるため全く制御できないことが弱点で、解除するには記憶を奪うか、殺すか、死に近い状態にする必要があります。

⑥主要キャラ&スタンド ナルシソ・アナスイ / ダイバー・ダウン

ナルシソ・アナスイ

ジョジョの奇妙な冒険 ナルシソ・アナスイ amazonより引用

ウェザー・リポートとともに、秘密の部屋に滞在していた男性囚人です。

極度の分解癖があり、学生時代の恋人とその恋人の浮気相手を分解してしまったことから、懲役刑を受けています。

何をするか分からない危険人物でしたが、徐倫に恋愛感情を持つことで、調子の良い性格に変化していきました。

ダイバー・ダウン

ジョジョの奇妙な冒険 ダイバー・ダウン amazonより引用

アナスイのスタンド、ダイバー・ダウンは近距離パワー型のスタンドです。

物体の内側に潜り込む特殊能力を持ち、物体を内部から組み替えたり、別の物を埋め込んだりすることができます。

この能力を生物や人体に用いることで、敵の中に潜行し骨の構成をバネ状に組み替え、再起不能にさせるなど、防ぎようのない攻撃で敵を苦しめました。

⑦主要キャラ&スタンド エンポリオ・アルニーニョ / バーニング・ダウン・ザ・ハウス

エンポリオ・アルニーニョ

ジョジョの奇妙な冒険 エンポリオ・アルニーニョ amazonより引用

刑務所に隠れて住んでいる、自称11歳の少年です。

母親をプッチ神父に殺されており、彼を危険視し、物語では主にサポート役として活躍します。

バーニング・ダウン・ザ・ハウス

ジョジョの奇妙な冒険 バーニング・ダウン・ザ・ハウス amazonより引用

物体の幽霊を操ることができる能力を有しており、スタンド像は持っていません。

作中ではピアノやパソコン等の幽霊が登場しています。

ただしあくまでも「幽霊」であり、拳銃の幽霊は発砲しても着弾することは無く、またチョコレートやジュースの幽霊は味はしても空腹は満たせないなど、現実世界に影響を与える事は不可能です。

作中で、物体の幽霊は必要な時以外は実体化させないで置くことができ、劇中でエンポリオは握りこぶしからブラウン管モニターの古いパソコンとキーボードを瞬時に出現させるなど便利な使い方をしています。

⑧主要キャラ&スタンド エンリコ・プッチ / ホワイトスネイク→C-MOON→メイド・イン・ヘブン

エンリコ・プッチ

第6部のラスボス。

刑務所の教誨師(きょうかいし、受刑者に対し道徳心を教えたり精神の救済を目的とする人)です。

ジョースター家の宿敵・DIOの親友であり、彼の遺した世界を幸福に導くとされる理論「天国へ行く方法」の実現と、世代を超えて彼に敵対するジョースターの血統者の抹殺を目論みます。

動揺すると素数を数える癖があり、ジョジョの中ではとても有名なシーンとして、ファンで知らない人はいないほど。

ホワイトスネイク→C-MOON→メイド・イン・ヘブン

<ホワイトスネイク>

ジョジョの奇妙な冒険 ホワイトスネイク amazonより引用

彼のスタンド「ホワイトスネイク」は人型のスタンドで、遠隔操作をすることができます。

能力は人の記憶とスタンド能力をDISCにして、奪ったり読み込んだりすることができるというもの。

記憶を抜かれた人間は思考することができなくなり衰弱、やがて死亡してしまいます

この能力により、承太郎の記憶やスタンド能力を奪い、承太郎を無力化することに成功します。

<C-MOON>

ジョジョの奇妙な冒険 C-MOON amazonより引用

重力を逆転させる力を持ち、本体プッチの周囲3kmに存在する物体は「プッチを上にして落ちる」ようになります。

スタンド像自体はパワーを持たない遠隔操作型ですが、単純な破壊力ではなく重力の影響によってダメージを与えるため、ガードが意味をもちません。

ただ欠点があり、徐倫に看破されてしまいます。

<メイド・イン・ヘブン>

ジョジョの奇妙な冒険 メイド・イン・ヘブン amazonより引用

時間の流れを加速させる能力を持ったスタンドです。

スタンド自体の強さは第6部の中では並程度ですが、時間を加速して相対的にスピードが増し、恐るべき攻撃力を生みます。

時間に影響を与える能力を得たためか、この能力の発現前後から「スタープラチナの能力によって止まった時間」を認識できるようになりました。

また、発動させるだけで、世界の時が加速するため、ほとんどの生物がなんらかの事故によって死にいたります。

まとめ

ジョジョの奇妙な冒険第6部のあらすじ、ラスト、主要キャラ&スタンドについて紹介してきました。

アニメ化が決定しているジョジョの奇妙な冒険第6部ですが、これから情報が続々と解禁されていくに間違いありません。

8月8日には最新情報が掲載されるとのこと。


(ジョジョの奇妙な冒険 公式ツイッターより引用)

第6部が始まるまでに、第1部から第5部のアニメを視聴して、6部までの前提となるお話を理解ししておくと、より第6部を楽しむことができるでしょう。

少なくとも、第6部でも主要キャラとなる空条承太郎とその宿敵DIOが登場する第3部は、見ておくことをおすすめします。

今後のジョジョの奇妙な冒険第6部の情報に注目です。

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