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キングダム第4シリーズ OP・ED
黎-ray- / SUIREN
第1クールのオープニング主題歌。YouTube発の2人組音楽ユニット・SUIRENのデビューシングルであり、初のタイアップソングです。
偶然このアニメの主題歌コンペに参加するチャンスを得て、大好きな作品を最大限に表現した楽曲を出したんだとか。
楽曲作成を担ったアレンジャー・Renは、命の重さを表現するために音の重厚さはマストと話します。
そこにSUIRENの得意な儚さ・美しさを盛り込んで仕上げたといいます。中国が舞台になっている作品でもあるため、中国らしさをサウンドに取り込むのも意識したんだそうです。
歌詞は作品に完全に寄せて、キャラクターたちが背負っている宿命にフォーカス。
作詞を担ったVo.Sui曰く、この曲の歌詞のテーマは”存在証明”。何のために命を宿し、何のために生き、戦うか。
命を燃やしながらも生き続けるといった内容に仕上げています。
眩耀(げんよう) / 珀
YouTube上でシンガーソングライターとして活動する珀。アニメや漫画からインスピレーションを得た楽曲制作で有名です。
そんな彼女が『キングダム』という作品で公式インスパイアソングを書き上げるに至りました。
作品を忠実に表現した歌詞が最大の特徴。YouTubeのコメント欄でキングダムファンが「この歌詞はこのシーン」と思い当たる部分が出てくるほど解像度が高いです。
例えば、サビ内に”いつまでも 胸に決して 絶えぬ火を”というフレーズがあるのですが、これは麃公将軍の最期の言葉である”火を絶やすでないぞォ”という言葉から発想を得ています。
なおこの楽曲は第1クールのエンディングとしてオンエアされていました。
ちなみに、この楽曲とは別に『キングダム』のインスパイアソングも書いています。
曲名は『空梁月落』。
主人公・信が所属する秦国の飛信隊副長である少女・羌瘣(きょうかい)にインスピレーションを得ています。
geki / zonji
第2クールのオープニング主題歌。担当するのは楽曲作成を全て内製化する”在宅系音楽ユニット”であるzonjiです。初のタイアップであるこの曲は、作中であらゆる登場人物が飛ばす”檄”に発想を得ています。
作詞を担当した阿部曰く、作中でも人間の声が大事である一方、現代社会においても人間の声が重要になってきていると感じていると話します。
楽曲制作時期とコロナ禍が被っており、人と会えずに生の声に別の価値が見出されていました。その感覚を盛り込みつつ、やりたかったことを諦めず熱い思いを燃やし続けてほしい。覚悟をもって戦に挑む登場人物達に限らず、ただこなすだけの日々に悶々としている現代人にも刺さる曲です。
サウンドにも人間らしさを入れられるようこだわっており、戦場に向かう足音や首飾りの音を盛り込んでいます。人間らしさを越えた人間臭さを感じさせるような楽曲です。
Believe / みさき
顔出しNGのスタイルでTikTokなどで注目を集めているシンガー・みさき。夢でもいいからやってみたいと思っていた初のアニメタイアップです。
この曲がエンディングに使われた2クール目は「毐国(あいこく)反乱編」のアニメ化です。秦国の王・嬴政(えいせい)の実母・太后が反乱を起こしたが、その反乱の裏で糸を引く人物がいる、という展開。秦国にとっても主人公・信にとっても怒涛の戦いが続きます。
戦乱の世の中で生き抜くために、己と仲間を真っすぐに”信じ”続ける―。
主人公・信の変わらぬ真っすぐさを曲にしています。
キングダム第5シリーズ OP・ED
導火 / DeNeel
2024年1月から3月まで放送された第5シリーズのOPテーマは、2017年に大阪で結成された4人組ロックバンドDeNeelが務めました。主人公・信が属する飛信隊が秦国将軍の桓騎を総大将とする秦軍の援軍となり、強力な将軍で構成された趙軍と戦う物語(黒羊丘を巡る戦い)にふさわしいアグレッシブなロックサウンドです。
中華風の前奏が聴き手の心を掴み、純粋で野性的な歌声がまっすぐ届く楽曲です。「20代前半に本作品と出会い、辛かった時期を支えてくれた」と語る中野エイト(Vo)が歌詞を担当しています。
戦場の汗くささや激闘の雰囲気が伝わってくる歌詞で、〈第六感研ぎ澄まして駆け抜けろよ〉〈命激しく燃やせ〉と、己を奮い立たせる言葉尻の強いフレーズも印象的。浦野リョウヤ(Gt)が「自分達の中にある火を大きくしてくれる様な熱い楽曲になった」と語る通り、聴けば聴くほど熱量が高まっていきます。
RULERS / Novel Core
第5シリーズのEDテーマは、2017年「BS スカパー! BAZOOKA!!! 第12回高校生RAP選手権in幕張」で優勝した若きラッパーでアーティストのNovel Coreが抜擢されました。中島美嘉やちゃんみななどアーティストをプロデュースしたRyosuke “Dr.R” Sakaiと共に作曲し、妖しげなデジタルロックにのせてラップを多彩に歌いこなした1曲です。
タイトルには”物差し”と”支配者”という2つの意味があり、敵味方なく人を巻き込まない戦い方が信条の信、戦では無差別に勝利を優先する総大将桓騎という“2人の正義の違い”を綴った歌詞で、不本意に戦に巻き込まれる苦痛や戦場の荒々しさも読み取れます。
〈花咲かすダリア〉のフレーズには、赤いダリアの花言葉(栄華)にかけて、戦場で血を流すことで栄華を極めた歴史を表現し、人間が繰り返す戦争という現実を突きつけてきます。
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