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アニメ『リコリス・リコイル』の主題歌
ALIVE / ClariS
本作のオープニングとして使用されるのはClariSが歌う「ALIVE」です。
ClariSは女性2人組音楽ユニット。2010年に『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の主題歌「irony」でデビューすると、その後も数々のアニメ主題歌を担当。2011年にリリースした『魔法少女まどか☆マギカ』オープニング「コネクト」ではニュータイプアニメアワード2011主題歌部門を受賞し、「平成アニソン大賞」においては作品賞(2010年 – 2019年)に選出されました。
そんなふたりが歌う「ALIVE」、作詞・作曲・編曲を担当したのは藍井エイル「AURORA」やClariS「border」でも知られる重永亮介。アップテンポの華やかなサウンドに、ClariSのメンバーであるクララとカレンのキュートな歌声が乗る一曲に仕上がっています。2022年10月、ClariSはTHE FIRST TAKEにて本楽曲を披露。その圧倒的なパフォーマンスは聴くものを虜にしました。
本作で使用されるオープニング映像では、千束とたきながお互いを蹴り合うという印象的なワンシーンも登場。こちらも大いに話題を集めました。
THE FIRST TAKEは2019年に開設されたYouTubeチャンネルです。「一発撮りで、音楽と向き合う。」をコンセプトに、各界のアーティストによる、文字通り“一発撮り”で撮影されたパフォーマンス動画が公開されます。これまでにLiSAや女王蜂、鈴木雅之、Creepy Nutsなども参加し、そのパフォーマンスの数々は大きな話題を呼んでいます。
花の塔 / さユり
本作のエンディングとして使用されるのはさユりが歌う「花の塔」です。
さユりは福岡県福岡市出身のシンガーソングライター。これまでに『僕だけがいない街』エンディングテーマ「それは小さな光のような」や、『僕のヒーローアカデミア』第4期第1クールエンディングテーマ「航海の唄」などを歌い、確かな歌唱力と作品に寄り添った楽曲作りで大きな人気を集めています。
ハッピーでありながらもどこか寂しげな印象を受ける本楽曲。優しさと力強さを併せ持つさユりの歌声が聴くものの耳を奪って離しません。本楽曲の歌詞は作品内容に見事に寄り添っていると大いに評価され、「令和4年アニソン大賞」では裏大賞とユーザー投票賞の二冠に輝きました。
作品内での本楽曲の使用方法も秀逸。ストーリー終盤に楽曲のイントロがインサートされ、そのままエンディングへと移行する演出も大きな話題となりました。
「令和アニソン大賞」とは2019年から開催されているアニメソングに対しての表彰イベント。ソニー・ミュージックレーベルズが主催しており、部門ごとにその年リリースされたアニメソングが選出されます。審査員には音楽評論家であり音楽プロデューサー・冨田明宏、ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記、MAGES. Animelo Summer Liveゼネラルプロデューサー・齋藤P(齋藤光二)、アニメソングDJ・DJ和、アニメライター・前田久が名を連ねます。
今後の『リコリス・リコイル』について
大人気を博したアニメ『リコリス・リコイル』、2023年2月11日に開催されたイベント『喫茶リコリコプレゼンツ アフターパーリィ! Tomorrow is another day.』では新作アニメーションの制作も発表されており、今後の展開にも期待が集まります。更なる情報の公開を心待ちにしていきましょう!
『喫茶リコリコプレゼンツ アフターパーリィ! Tomorrow is another day.』とはアニメ『リコリス・リコイル』の放送終了後である2023年2月11日に、すみだトリフォニーホール 大ホールで開催されたイベント。朗読と音楽でアニメ『リコリス・リコイル』を振り返る内容となっており、キャストに加えて「ALIVE」を歌ったClariSも登壇しています。本イベントの様子をおさめたBlu-ray、DVDは現在好評発売中。
最後に
以上、アニメ『リコリス・リコイル』の主題歌について解説していきました。
今後更なる注目を集めること間違いなしの本作。これから公開される情報からも目が離せません。これを機会にアニメ『リコリス・リコイル』を視聴してみてはいかがでしょうか?